生活が変わる実用書おすすめ11選!2025年に読むべきお金・健康・習慣の名著
「このままの生活でいいのだろうか」
38歳、2児の父である私は、外資系コンサルから独立して以来、ずっとこの問いと向き合ってきました。仕事は充実している。でも、健康管理はおろそか。お金の不安も消えない。子どもとの時間も十分に取れているとは言えない。
転機になったのは、ある日の健康診断でした。数値が悪化しているのを見て、「このままではまずい」と本気で思ったのです。
そこから私は、生活を変えるための本を片っ端から読み始めました。経済学の知識を活かしながら、効果が実証されているものだけを選び、実践してきた結果、今では睡眠の質が改善し、資産形成も軌道に乗り、家族との時間も増えました。
この記事では、私が実際に読んで生活が変わった実用書11冊を、エビデンスベースで紹介します。「測定できるものは改善できる」——これが私のモットーです。
30代〜40代が直面する5つの生活課題
私たちの世代は、複数の課題を同時に抱えています。
お金の不安:新NISAが始まり、資産形成への関心は高まっているものの、何から始めればいいかわからない人が多い。金融庁の調査によると、日本人の金融リテラシーはOECD平均を下回っています。
健康管理の時間がない:仕事と家庭の両立で、自分の健康は後回し。厚生労働省の統計では、30代〜40代の運動習慣がある人は全体の30%未満です。
習慣が続かない:新年の目標、いくつ達成できましたか?多くの人が「続かない」という悩みを抱えています。
ストレスの蓄積:メンタルヘルスの問題は年々深刻化。働き盛りの世代ほど、自分の心の健康に無頓着になりがちです。
モノと時間に追われる毎日:便利になったはずなのに、なぜか忙しい。所有物が増えるほど、管理の手間も増えていく。
これらの課題に対して、私が実際に効果を感じた本を分野別に紹介していきます。
お金の不安を解消する2冊
『お金の大学』——新NISA時代の必読書
累計140万部を突破した『お金の大学』の改訂版は、2024年に始まった新NISAに完全対応しています。
著者の両学長は、「貯める力」「稼ぐ力」「増やす力」「守る力」「使う力」の5つの力を体系的に解説。私が特に実践したのは「貯める力」の部分です。
固定費の見直しで年間30万円以上の削減に成功しました。具体的には、携帯電話を格安SIMに変更(年間6万円削減)、保険の見直し(年間12万円削減)、サブスクの整理(年間3万円削減)などです。
この本の良いところは、「稼ぐ」だけでなく「守る」視点も教えてくれること。私のように子どもがいる家庭では、リスク管理の知識は必須です。
『DIE WITH ZERO』——お金の使い方を見直す
『お金の大学』で「貯める力」を学んだ後、この本で「使う力」の大切さを知りました。
著者のビル・パーキンスは、「人生で一番大切なのは思い出作り」と主張します。お金を貯めることに夢中になりすぎて、今しかできない経験を逃していないか?
私にとって響いたのは、「子どもとの思い出は、子どもが小さいうちにしか作れない」という言葉でした。5歳の娘と2歳の息子がいる今、この時期にしかできないことがある。
この本を読んでから、「いつかのため」ではなく「今の体験」にもバランスよく投資するようになりました。家族旅行の予算を増やし、子どもとの週末の過ごし方も変わりました。
健康を科学的に管理する4冊
『スタンフォード式 最高の睡眠』——睡眠投資のリターン
私が最初に手を付けたのが睡眠でした。なぜなら、睡眠の質を上げることで、日中のパフォーマンスが劇的に向上するからです。
著者の西野精治先生は、スタンフォード大学睡眠研究所の所長。30年以上の研究成果がこの一冊に詰まっています。
特に実践したのが「入眠後90分のゴールデンタイム」を意識すること。就寝90分前に入浴を済ませ、寝室の温度を適切に保つだけで、睡眠の質が明らかに変わりました。
スマートウォッチで睡眠を測定していますが、深い睡眠の時間が1.5倍に増えました。朝の目覚めが良くなり、日中の集中力も向上。投資対効果で考えると、睡眠改善ほどコスパの良い健康投資はないと実感しています。
『運動脳』——運動が脳に与える科学的根拠
『スマホ脳』で有名なアンデシュ・ハンセン氏の代表作です。運動が脳に与える影響を、膨大な研究データをもとに解説しています。
この本で衝撃だったのは、「運動は抗うつ薬と同等の効果がある」という研究結果。さらに、記憶力、集中力、創造性——すべてが運動で向上することがデータで示されています。
私は週3回の早朝ランニングを始めました。5kmを30分かけてゆっくり走るだけ。それでも、頭がクリアになり、仕事の生産性が確実に上がりました。
子どもと公園で遊ぶときも、以前より積極的に体を動かすようになりました。運動習慣は、自分のためだけでなく、家族との時間の質も高めてくれます。
『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』——食事の最適解
UCLA准教授の津川友介先生による、科学的根拠に基づいた食事の本です。
世の中には食事に関する情報があふれていますが、この本は「本当にエビデンスがあるもの」だけを紹介。結論はシンプルで、「野菜・果物・魚・オリーブオイル・ナッツ」を増やし、「赤い肉・加工肉・白い炭水化物」を減らす。
私はこの本を読んでから、昼食に魚を選ぶ頻度が増えました。コンビニでも、おにぎりではなくサラダチキンと野菜サラダを選ぶように。小さな変化ですが、継続すると大きな差になります。
『筋トレが最強のソリューションである』——筋トレの心理的効果
この本は、筋トレの効果を熱く語る自己啓発書です。科学的なデータというより、著者Testosteroneさんの熱量で読ませる本。
でも、その熱量が良いのです。「悩んでいるならとりあえず筋トレしろ」というメッセージは、考えすぎて行動できない私のような人間には刺さりました。
実際、週2回の筋トレを始めてから、ストレス耐性が上がったのを感じます。仕事で嫌なことがあっても、「まあ、今日も筋トレできたし」と気持ちを切り替えられるようになりました。
習慣化の仕組みを作る2冊
『複利で伸びる1つの習慣』——習慣形成の科学
全世界で2000万部を突破した習慣形成の決定版。この本は、私の生活を最も変えた一冊かもしれません。
著者のジェームズ・クリアーは、習慣を「きっかけ→欲求→反応→報酬」の4ステップで分析。良い習慣を身につけるには、この4ステップを最適化すればいいと説きます。
私が実践したのは「習慣の積み上げ」。朝コーヒーを飲む(既存の習慣)→本を10分読む(新しい習慣)。既存の習慣に新しい習慣を紐づけることで、定着率が劇的に上がります。
今では、朝のルーティンが確立し、1日の生産性が安定しました。小さな習慣の積み重ねが、1年後には大きな差になる。まさに「複利」の考え方です。
『人生を変えるモーニングメソッド』——朝を制する者は人生を制す
『複利で伸びる1つの習慣』と併せて読むと効果的なのが、この本です。
著者のハル・エルロッドは、朝の時間を「SAVERS」——Silence(沈黙)、Affirmations(宣言)、Visualization(視覚化)、Exercise(運動)、Reading(読書)、Scribing(書くこと)——の6つの活動に使うことを提案。
私は全部をやるのは難しいので、運動・読書・書くことの3つに絞って実践しています。朝5時に起きて、6時までの1時間を自分のために使う。この「自分時間」があることで、1日の満足度が全く違います。
子どもが小さいと、夜は自分の時間が取れません。だからこそ、朝の時間を活用する価値があるのです。
メンタルを守る2冊
『ストレスフリー超大全』——ストレス対処の網羅的ガイド
精神科医の樺沢紫苑先生による、ストレス対処の網羅的な一冊です。
この本の良いところは、悩みを「人間関係」「仕事」「プライベート」「健康」「メンタル」に分類し、それぞれに具体的な対処法を示していること。辞書のように使えます。
私が特に参考にしたのは「睡眠」「運動」「朝散歩」の3つを基本とするという考え方。これらが整っていれば、多くのストレスに対処できるという主張は、先に紹介した本とも一致します。
仕事でストレスを感じたとき、この本を開いて対処法を確認する。そんな使い方をしています。
『精神科医Tomyの自分を大切にする習慣』——漫画で学ぶセルフケア
2025年4月発売の新刊で、漫画形式で読みやすいのが特徴です。
精神科医Tomy先生のSNSでの発信は以前から見ていましたが、この本では「自分を大切にする」ことの具体的な方法がまとまっています。
私たちの世代は、「頑張らなければ」「もっとできるはず」と自分を追い込みがち。でも、自分を大切にできない人は、周りの人も大切にできません。
妻や子どもとの関係を良くしたいなら、まず自分のメンタルを整えること。この本は、そんな基本を思い出させてくれます。
シンプルに生きる1冊
『超ミニマル主義』——仕事と人生を軽くする方法
最後に紹介するのは、ミニマリズムの本です。
著者の四角大輔さんは、大手レコード会社を退職し、ニュージーランドで自給自足的な生活を送っている方。極端な例に見えますが、そのエッセンスは私たちの生活にも活かせます。
私がこの本から学んだのは、「所有コストを意識する」こと。モノを持つということは、管理・収納・メンテナンスのコストも持つということ。
この考え方で、家の不要なモノを処分しました。結果、掃除の時間が減り、探し物のストレスもなくなりました。モノが減ると、心にも余裕が生まれます。
11冊を読んで変わった3つのこと
これらの本を読み、実践して、私の生活は確実に変わりました。
1. 睡眠の質が向上:スマートウォッチのデータで、深い睡眠が1.5倍に。朝の目覚めが良くなり、日中のパフォーマンスも安定。
2. 資産形成が軌道に:固定費の見直しで年間30万円以上削減。新NISAでの積立投資を開始し、将来への不安が軽減。
3. 家族との時間の質が向上:朝の自分時間を確保したことで、子どもと過ごす時間は「量より質」で充実。体を動かす習慣ができ、公園遊びも積極的に。
今日から始める3つのアクション
最後に、今日から始められる具体的なアクションを3つ提案します。
1. 今夜から睡眠環境を整える:就寝90分前に入浴。寝室は暗く、涼しく。スマホは寝室に持ち込まない。
2. 固定費を1つ見直す:携帯電話、保険、サブスク。どれか1つでいいので、今週中に見直しを。年間数万円の削減になります。
3. 朝15分だけ早く起きる:その15分を、読書か運動に使う。これを1週間続けてみてください。
「測定できるものは改善できる」——私のモットーです。
まずは小さな一歩から。これらの本が、あなたの生活を変えるきっかけになることを願っています。







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