ライフハック本おすすめ10選!38歳2児の父が生活を変えた実用書ベスト2025

ライフハック本おすすめ10選!38歳2児の父が生活を変えた実用書ベスト2025

62.6%が月に1冊も読まない時代の「読むべき10冊」

文化庁の令和5年度調査によると、1か月に1冊も本を読まない人は62.6%で過去最高を記録した。読書量が減っていると回答した人も69.1%に達している。情報機器に時間を取られ、仕事や勉強で忙しいというのが主な理由だ。

38歳、2児の父である私も、かつては同じ状況だった。朝から晩まで仕事、帰宅後は子供の世話、自分の時間は皆無。読書どころではなかった。しかし、ある10冊の本との出会いが、私の生活を根本から変えた。

この記事では、時間術・習慣形成・睡眠改善・効率化など、生活を変えるライフハック本を10冊厳選して紹介する。外資系コンサルで培った合理的思考と、経済学のバックグラウンドを活かして、データに基づいた視点で各書籍を評価した。

なぜ今、ライフハック本が必要なのか

生産性格差が広がる時代

経済産業研究所(RIETI)の研究によると、労働時間の短縮で生産性が7.6%向上したという結果が出ている。労働時間と生産性は逆U字型の関係にあり、長時間働けば良いわけではない。重要なのは、いかに効率よく成果を出すかだ。

ギャラップ社の2022年調査では、エンゲージメント上位25%の企業は下位25%と比較して生産性が14%向上していることが判明した。一方、日本のエンゲージメントは5%にとどまり、世界平均の23%を大きく下回っている。

子育て世代こそライフハックが必要

私のような子育て世代にとって、時間は最も貴重な資源だ。子供が起きる前の早朝、寝かしつけ後の夜間、細切れの通勤時間。この限られた時間をいかに有効活用するかが、人生の質を左右する。

ライフハック本は、その具体的な方法論を提供してくれる。ただし、玉石混交の中から本当に効果のある本を選ぶ目が必要だ。以下に紹介する10冊は、私が実際に読み、実践し、効果を実感したものばかりである。

ライフハック本おすすめ10選【2025年版】

【時間術編】仕事と人生の時間を取り戻す3冊

1. エッセンシャル思考『最少の時間で成果を最大にする』

著者のグレッグ・マキューンは、シリコンバレーのコンサルティング会社CEOを務めた人物。『エッセンシャル思考』は「より少なく、しかしより良く」というシンプルな原則を提唱している。2015年にはビジネス書大賞書店賞を受賞した。

私が最も衝撃を受けたのは「何かに『イエス』と言うことは、他のすべてに『ノー』と言うこと」という一節だ。子育てと仕事を両立する中で、あれもこれもと手を出していた私に、本当に重要な20%に集中する勇気を与えてくれた。

2. なぜ、あなたの仕事は終わらないのか

著者の中島聡氏は、Windows 95の開発に携わった元マイクロソフトの伝説的プログラマー。「ドラッグ&ドロップ」や「ダブルクリック」を現在の形にした人物としても知られる。14万部を突破したベストセラーだ。

「ロケットスタート」と呼ばれる手法が秀逸。朝の2時間で仕事の8割を終わらせ、午後は「流し」の時間にするという発想は、私の働き方を根本から変えた。子供が寝ている早朝に集中して仕事を終わらせ、夜は家族と過ごす時間を確保できるようになった。

3. 限りある時間の使い方

著者のオリバー・バークマンは、人生を「4000週間」と捉え直すことを提案する。80歳まで生きるとして約4000週間。この有限性を認識することで、時間の使い方が根本的に変わるという主張だ。

効率化テクニックに終わらない、哲学的なアプローチが本書の特徴。「すべてをやろうとするのをやめる」という発想は、子育て中の私に深い安心感を与えてくれた。完璧を目指すのではなく、今この瞬間を大切にする。そんな視点の転換が得られる1冊だ。

【総合編】ライフハックの全体像を掴む2冊

4. シリコンバレー式超ライフハック

著者のデイヴ・アスプリーは、20年近くかけてシリコンバレーの最新ラボからチベットの修道院まで世界中でライフハックを研究した人物。400人以上の研究者や成功者へのインタビューを基に、「脳」「休息」「快楽」「睡眠」「運動」「食事」「幸福」「人間関係」など体系的に整理している。

網羅的にライフハックを学びたい人に最適。私はこの本をリファレンスとして使い、自分に合った方法を選択的に実践している。

5. ライフハック大全

著者の堀正岳氏は、日本のライフハック界の第一人者。250の小さな習慣が収録されており、どこからでも読み始められる構成になっている。

忙しい子育て世代にとって、厚い本を最初から読む時間はない。『ライフハック大全』は、目次を見て気になったところからつまみ読みできる。通勤電車の中で1つずつ試してみる、という使い方が私には合っていた。

【効率化編】仕組みで生産性を上げる1冊

6. とにかく仕組み化

著者の安藤広大氏は、『リーダーの仮面』『数値化の鬼』に続くシリーズ第3弾として本書を執筆。シリーズ累計150万部を突破し、2023年のビジネス書ランキング第3位に輝いた。

「属人化を排除し、仕組み化する」という発想は、家庭運営にも応用できる。私は家事の分担を「仕組み化」し、妻と役割を明確にすることで、互いのストレスを大幅に減らすことができた。

【習慣編】行動を変える科学的メソッド1冊

7. 複利で伸びる1つの習慣

原題「Atomic Habits」は世界60か国以上で翻訳され、2000万部を超えるベストセラー。著者のジェームズ・クリアーは、「1%の改善を毎日続ければ、1年で37倍になる」という複利の法則を習慣形成に応用している。

私が実践したのは「習慣の積み上げ」という手法。朝のコーヒーを淹れたら→5分間読書する、というように、既存の習慣に新しい習慣を紐づける。小さな成功体験を積み重ねることで、読書習慣が自然と身についた。

【健康編】身体の基盤を整える2冊

8. スタンフォード式 最高の睡眠

著者の西野精治氏は、スタンフォード大学医学部精神科教授であり、同大学睡眠生体リズム研究所所長を務める。「睡眠負債」という概念を提唱した第一人者だ。

核心は「黄金の90分」理論。入眠直後の90分間に最も深い睡眠が訪れ、この質が1日のパフォーマンスを左右するという。子供の夜泣きで睡眠が分断される時期があったが、入眠の質を高める工夫(就寝90分前の入浴など)で、短い睡眠時間でも疲労回復を実感できるようになった。

9. 超筋トレが最強のソリューションである

著者のTestosterone氏は、Xで200万人以上のフォロワーを持つインフルエンサー。共著者の久保孝史氏は順天堂大学大学院でスポーツ医学を研究している。本書は13万部を突破し、筋トレ本のベストセラーとなった。

科学的根拠に基づいて筋トレの効果を解説している点が、データ重視の私には響いた。メンタルヘルスへの効果、テストステロン分泌の促進、アンチエイジング効果など、単なる見た目の改善にとどまらない効用が紹介されている。週2回の筋トレを習慣化してから、仕事のストレス耐性が明らかに向上した。

【整理編】環境を整える1冊

10. 人生がときめく片づけの魔法 改訂版

著者の近藤麻理恵氏は、2015年にTIME誌「世界でもっとも影響力のある100人」に選出された。Netflixでも番組が190か国で放映されるなど、世界的な影響力を持つ。シリーズ累計1300万部を超えるベストセラーだ。

「ときめくかどうか」という判断基準は、一見すると非科学的に思える。しかし、経済学的に見れば「効用」を最大化する合理的な選択だ。物が減れば探す時間も減り、掃除も楽になる。私は子供のおもちゃ整理にもこのメソッドを応用し、家族全員が快適に過ごせる空間を実現した。

目的別・おすすめの読み順

時間がない人向け(まず1冊から)

  1. 『エッセンシャル思考』 → 優先順位の付け方を学ぶ
  2. 『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』 → 具体的な時間術を実践
  3. 『複利で伸びる1つの習慣』 → 習慣化で定着させる

網羅的に学びたい人向け

  1. 『シリコンバレー式超ライフハック』 → 全体像を把握
  2. 『ライフハック大全』 → 気になるものから実践
  3. 『とにかく仕組み化』 → 継続の仕組みを作る

健康から始めたい人向け

  1. 『スタンフォード式 最高の睡眠』 → 睡眠の質を改善
  2. 『超筋トレが最強のソリューション』 → 運動習慣を作る
  3. 『人生がときめく片づけ』 → 環境を整える

まとめ:今日から始める生活改善

62.6%が本を読まない時代、読書習慣を持つだけで上位38%に入ることができる。そして、読んだ内容を実践すれば、さらに差がつく。

私のおすすめは、まず『エッセンシャル思考』で「何をやらないか」を決め、『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』で朝型の時間術を実践すること。この2冊だけでも、生活は大きく変わるはずだ。

2児の父として言えるのは、子育て中だからこそライフハックが必要だということ。限られた時間を最大限に活用し、仕事も家庭も充実させる。それがこの10冊から学んだ最大の教訓だ。

習慣形成の脳科学についてさらに深く学びたい方は、習慣の力と神経回路の関係も参考にしてほしい。

この記事のライター

佐々木 健太の写真

佐々木 健太

元外資系コンサルタントから転身したライター。経済学の知識を活かしながら、健康・お金・人間関係の最適化を追求。エビデンスベースの実践的な知識発信を心がける。

佐々木 健太の他の記事を見る

本の虫達

要約・書評・レビューから学術的考察まで、今話題の本から知識を深めるための情報メディア

検索

ライター一覧

  • 高橋 啓介

    高橋 啓介

    大手出版社で書籍編集を10年経験後、独立してブロガーとして活動。科学論文と書籍を融合させた知識発信で注目を集める。
  • 森田 美優

    森田 美優

    出版社勤務を経てフリーライターに。小説からビジネス書、漫画まで幅広く読む雑食系読書家。Z世代の視点から現代的な読書の楽しみ方を発信。
  • 西村 陸

    西村 陸

    京都大学大学院で認知科学を研究する博士課程学生。理系でありながら文学への造詣も深く、科学と文学の交差点で新たな知の可能性を探求。
  • 佐々木 健太

    佐々木 健太

    元外資系コンサルタントから転身したライター。経済学の知識を活かしながら、健康・お金・人間関係の最適化を追求。エビデンスベースの実践的な知識発信を心がける。

Social Links

このサイトについて

※ 当サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。