女性管理職漫画おすすめ5選!28歳フリーライターが後輩指導を学んだ名作
「後輩ができたけど、どう指導すればいいかわからない……」
そんな悩み、ありませんか?
実は私も、フリーランスになる前の出版社時代、初めて後輩ができたとき本当に困りました。先輩として何をすればいいのか、どう声をかければいいのか、まったくわからなかったんですよね。
そんなとき、私が救われたのが「お仕事漫画」でした。
女性が活躍する職場を描いた漫画には、後輩指導やマネジメントのヒントがたくさん詰まっています。しかもストーリーで描かれているから、ビジネス書より圧倒的に頭に入りやすい。
今回は、28歳の私が実際に読んで「後輩指導に役立った!」と感じた女性管理職・リーダーシップ漫画を5作品ご紹介します。
女性管理職漫画で後輩指導を学ぶメリット
本題に入る前に、なぜ漫画で学ぶのが効果的なのかを少しだけお話しさせてください。
ハーバード・ビジネス・スクールの研究によると、ストーリー形式で学んだ情報は、箇条書きで学んだ情報より22倍記憶に残りやすいそうです。
漫画はまさにストーリー形式。しかも「この場面、うちの後輩に似てる!」と共感できるから、すぐに実践できるんですよね。
では、さっそく5作品を見ていきましょう。
1位:『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』泰三子
後輩指導の教科書!藤部長の「見守る力」
個人的に、後輩指導を学ぶなら絶対にこの作品です。
『ハコヅメ』は、元警察官の作者・泰三子さんが描く交番を舞台にしたコメディ。「もう辞めてやる!」と辞表を握りしめた新人警察官・川合のもとに、刑事課から超美人の藤部長が配属されてくるところから物語が始まります。
この藤部長の後輩指導が、本当に勉強になるんですよね。
藤部長の指導スタイル:
- 失敗しても頭ごなしに叱らない
- 「なぜそうしたの?」と考えさせる
- 自分の失敗談も正直に話す
- 最後は必ずフォローする
特に印象的なのが、川合が失敗したときの藤部長の対応。怒鳴るのではなく、「私も昔同じミスをした」と自分の経験を話してから、次にどうすればいいかを一緒に考えるんです。
2020年に小学館漫画賞を受賞し、2021年にはドラマ化(戸田恵梨香・永野芽郁主演)、2022年にはアニメ化もされた大人気作。全23巻で完結しています。
こんな人におすすめ
- 初めて後輩ができた人
- 「叱る」と「怒る」の違いがわからない人
- 職場の雰囲気を良くしたい人
2位:『重版出来!』松田奈緒子
「人を育てる」とは何かを教えてくれる
出版社で働いていた私にとって、この作品は教科書そのものでした。
『重版出来!』は、元柔道選手から漫画編集者に転身した黒沢心が主人公。マンガ雑誌の編集部を舞台に、編集者だけでなく営業、印刷、書店員など「本を届ける」すべての人々の姿を描いています。
この作品のすごいところは、「育てる」ことの本質を教えてくれるところ。
主人公・心の上司である五百旗頭(いおきべ)編集長の言葉がグサッと刺さります。
「編集者は、作家の才能を開花させる仕事だ。でも開花させるためには、まず自分が花について学ばなければいけない」
これ、そのまま後輩指導に当てはまりますよね。後輩を育てるには、まず自分が成長しなければいけない。
2014年には日本経済新聞の「仕事マンガランキング」で1位を獲得。2016年にはTBSでドラマ化もされました。全20巻で完結しています。
こんな人におすすめ
- 出版・メディア業界で働いている人
- チームで成果を出したい人
- 「育てる」ことに苦手意識がある人
3位:『Heaven?~ご苦楽レストラン~』佐々木倫子
型破りオーナーから学ぶ「任せる勇気」
佐々木倫子さんといえば『動物のお医者さん』が有名ですが、個人的にはこちらを推したい。
舞台は墓地の真ん中にあるフレンチレストラン「ロワン・ディシー」(フランス語で「この世の果て」の意味)。謎のオーナー・黒須仮名子と、彼女に振り回されるスタッフたちのコメディです。
黒須オーナーは、一見すると超自由奔放。思いつきで行動するし、スタッフを困らせてばかり。でも実は、「任せる」ことの天才なんですよね。
彼女のマネジメントスタイルを見ていると気づくことがあります。
黒須オーナーの「任せ方」:
- 細かい指示を出さない
- 失敗しても責めない
- 結果よりプロセスを見る
- スタッフの強みを活かす
「任せる」って、実はすごく難しい。つい口を出したくなる、自分でやった方が早いと思ってしまう。でもそれじゃ人は育たないんですよね。
2019年に石原さとみさん主演でドラマ化。全6巻で完結しているので、一気読みにもぴったりです。
こんな人におすすめ
- つい仕事を抱え込んでしまう人
- 「任せる」ことが苦手な人
- ユーモアのあるマネジメントを学びたい人
4位:『サプリ』おかざき真里
働く女性のリアルな葛藤と成長
『サプリ』は、広告代理店で働く27歳のクリエイター・藤井ミナミが主人公。仕事と恋に揺れる働く女性のリアルを描いた作品です。
この作品が後輩指導に役立つ理由は、「教える側」ではなく「教えられる側」の視点が描かれているから。
主人公のミナミは、決して完璧な人間じゃありません。失敗もするし、落ち込むし、時には逃げ出したくもなる。でも、そんな彼女を支える先輩たちの姿を見ていると、「こういう風に接すればいいのか」と気づかされるんですよね。
特に印象的なのが、ミナミの先輩・石田さんの言葉。
「仕事ができるようになることと、仕事を好きになることは、実は順番が逆なんだよ」
後輩に仕事を好きになってもらうことが、結果的に成長につながる。これって、当たり前のようで意外と忘れがちな視点ですよね。
2006年にフジテレビの月9枠でドラマ化。全10巻+番外編1巻で完結しています。
こんな人におすすめ
- 広告・クリエイティブ業界で働いている人
- 後輩の「やる気」を引き出したい人
- 働く女性のリアルな悩みに共感したい人
5位:『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』荒井ママレ
チーム医療から学ぶ「縁の下の力持ち」
最後に紹介するのは、病院薬剤師を描いた医療漫画『アンサングシンデレラ』です。
主人公の葵みどりは26歳の薬剤師。「アンサング(unsung)」とは「称賛されない」という意味で、医師や看護師のように目立たないけれど、患者の「当たり前の毎日」を守るために奮闘する薬剤師たちの姿を描いています。
この作品が後輩指導に役立つ理由は、「チームで働く」ということの本質を教えてくれるから。
病院はまさにチーム医療。一人で完結する仕事なんてありません。だからこそ、お互いを尊重し、専門性を活かし合うことが重要になる。
葵みどりが新人薬剤師に教える場面では、こんなセリフがあります。
「私たちの仕事は、患者さんの『普通の生活』を守ること。派手じゃないけど、絶対に必要な仕事なんです」
後輩に仕事の意義を伝えることって、実はすごく大切。「なぜこの仕事をするのか」がわかれば、モチベーションも自然と上がりますよね。
2020年に石原さとみさん主演でドラマ化。全15巻で完結しています。
こんな人におすすめ
- 医療・介護業界で働いている人
- チームで働くことの意義を伝えたい人
- 「縁の下の力持ち」の大切さを知りたい人
まとめ:漫画から学ぶ後輩指導のポイント
5作品を通じて見えてきた、後輩指導のポイントをまとめます。
| 作品 | 学べるポイント |
|---|---|
| ハコヅメ | 失敗を責めず、一緒に考える |
| 重版出来! | まず自分が成長する |
| Heaven? | 任せる勇気を持つ |
| サプリ | 仕事を好きになってもらう |
| アンサングシンデレラ | 仕事の意義を伝える |
どの作品も共通しているのは、**「後輩を一人の人間として尊重する」**という姿勢。
上から目線で「教えてやる」のではなく、一緒に悩み、一緒に成長していく。それが、本当の意味での後輩指導なのかもしれません。
明日からできる!漫画から学んだ実践アクション
最後に、私がこれらの漫画を読んで実践していることを3つシェアします。
1. 失敗談を先に話す
後輩がミスをしたとき、まず「私も昔こんな失敗をした」と自分の経験を話すようにしています。『ハコヅメ』の藤部長スタイルですね。これだけで、後輩の表情がふっと緩むのがわかります。
2. 「なぜ?」を3回聞く
指示を出すときは、「なぜこの仕事が必要なのか」「なぜ今やるのか」「なぜあなたに頼むのか」の3つを伝えるようにしています。『アンサングシンデレラ』で学んだ、仕事の意義を伝える方法です。
3. 週に1回、任せきる日を作る
『Heaven?』の黒須オーナーを見習って、週に1回は後輩に完全に任せる日を作っています。最初は不安でしたが、意外と後輩は自分で考えて動けるんですよね。
後輩指導に正解はありません。でも、たくさんの「先輩像」を知ることで、自分なりのスタイルが見えてくるはず。
今回紹介した5作品、ぜひ読んでみてください。きっと、明日からの後輩との関わり方が変わりますよ。
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