営業本おすすめ女性向け!28歳OLが売上3倍を達成した共感型セールス術5冊
「営業成績を上げたいけど、ゴリゴリの押し売りスタイルは性に合わない…」
実は私も、出版社で営業をやっていた時期があるんですが、まさに同じ悩みを抱えていました。会社の男性トップセールスマンの真似をしてみても、なんだかしっくりこない。お客様の前で強引にクロージングをかけることに、どうしても抵抗があったんです。
でも、ある時気づいたんです。女性には女性にしかない営業の強みがあるということに。
それから、共感型の営業スタイルを身につけて、なんと半年で売上が3倍に!今思えば、あの時出会った営業本たちが、私の営業スタイルを180度変えてくれたんですよね。
今回は、女性営業職の方に向けて、私が実際に読んで「これは使える!」と思った営業本を5冊紹介します。どれも女性の強みを活かせる内容ばかりですよ。
なぜ女性には共感型営業が向いているのか
営業って聞くと「ガツガツいく」「数字至上主義」みたいなイメージがありますよね。でも実は、最近の営業トレンドは大きく変わってきているんです。
特に若い世代のお客様は、強引な営業を嫌う傾向にあります。むしろ、じっくり話を聞いてくれて、一緒に考えてくれる営業担当者を求めているんですよね。
そこで女性の出番!女性は一般的に:
- 共感力が高い
- 傾聴力に優れている
- 細やかな気配りができる
- 長期的な信頼関係を築きやすい
これらの特性って、まさに現代の営業に求められているスキルなんです。
私の経験でも、男性のお客様から「○○さん(私)は話しやすいから、つい色々相談しちゃう」と言われることが多かったんですよね。これって、共感型営業の大きな武器になります。
女性営業職におすすめの営業本5選
1. 営業女子 働き方の基本がわかる教科書
まず最初におすすめしたいのが、太田彩子さんの『営業女子 働き方の基本がわかる教科書』です。
この本の素晴らしいところは、女性営業職に特化しているという点。男性向けの営業本を読んで「なんか違う…」と感じていた私にとって、まさに救世主的な一冊でした。
特に印象的だったのは、「女性は弱みを強みに変えられる」という考え方。例えば、「押しが弱い」という弱点も、「丁寧にお客様の話を聞ける」という強みに変換できるんです。
実践して効果があったテクニック:
- 共感フレーズの活用:「それは大変でしたね」「お気持ちわかります」を自然に使う
- プロセス重視の提案:結論を急がず、お客様と一緒に考える姿勢を見せる
- フォローアップの徹底:購入後のケアで信頼関係を深める
私はこの本を読んでから、無理に男性的な営業スタイルを真似するのをやめました。その結果、お客様との関係がグッと深まったんですよね。
2. 凡人が最強営業マンに変わる魔法のセールストーク
佐藤昌弘さんの『凡人が最強営業マンに変わる魔法のセールストーク』は、累計14万部を超える大ベストセラー。
この本の核心は「質問型営業」です。商品を売り込むのではなく、質問を通じてお客様のニーズを引き出していく手法なんです。
私が特に活用しているのは「魔法の質問フレーズ」:
「もし○○だったら、どうなると思いますか?」 「今の状況で一番困っていることは何ですか?」 「理想の状態って、どんな感じですか?」
これらの質問を使うようになってから、お客様が自分から「実はこんなことで悩んでいて…」と話してくれるようになりました。押し売りする必要がなくなったんです!
女性は元々聞き上手な人が多いので、この質問型営業との相性は抜群。私も最初は半信半疑でしたが、実践してみると面白いように成果が出始めました。
3. 私はどうして販売外交に成功したか
フランク・ベトガーの『私はどうして販売外交に成功したか』は、営業本の古典中の古典。デール・カーネギーも推薦している名著です。
「古い本でしょ?」と思うかもしれませんが、ここに書かれている営業の本質は今でも全然色褪せていません。
特に女性におすすめしたいポイントは:
熱意の重要性 ベトガーは「熱意こそが成功の鍵」と繰り返し述べています。女性は感情表現が豊かな人が多いので、この熱意を自然に表現できるんです。私も商品への愛情を素直に伝えることで、お客様の心を動かせるようになりました。
人間関係の構築 営業は結局「人対人」。ベトガーは顧客との信頼関係構築の重要性を説いています。これって、まさに女性の得意分野ですよね。
準備の大切さ 事前準備を徹底することで、自信を持って営業できるようになります。私は特に、お客様の業界や趣味について事前リサーチすることで、話の糸口を見つけやすくしています。
4. 影響力の武器[第三版]
ロバート・チャルディーニの『影響力の武器』は、心理学的アプローチから営業を学べる必読書です。
この本で紹介されている「影響力の6つの武器」は、女性営業職にとって強力なツールになります:
- 返報性:小さな親切から始める
- コミットメントと一貫性:小さなYESを積み重ねる
- 社会的証明:他のお客様の事例を活用
- 好意:親近感を演出する
- 権威:専門知識をさりげなくアピール
- 希少性:限定感を演出
私が特に活用しているのは「返報性の原理」。例えば、商談前にお客様に役立ちそうな業界レポートをお送りしたり、ちょっとした情報提供をすることで、自然と良好な関係が築けるんです。
女性の細やかな気配りって、この返報性の原理を活用するのにぴったり。「この前教えてもらった○○、試してみました!」なんて言われると、お客様も嬉しくなって、自然と商談が進みやすくなります。
5. チャレンジャー・セールス・モデル
最後に紹介するのは、マシュー・ディクソンとブレント・アダムソンの『チャレンジャー・セールス・モデル』です。
この本は特にB2B営業をしている女性におすすめ。従来の関係構築型営業から一歩進んだ「洞察型営業」を提案しています。
チャレンジャー営業の3つの要素:
- 指導:お客様に新しい視点を提供
- 適応:相手に合わせてメッセージを調整
- 支配:商談をコントロール
「支配って、女性には向いてないのでは?」と思うかもしれませんが、実はそんなことないんです。女性ならではの柔らかい雰囲気で、自然に商談をリードできるんですよね。
私の場合、「実は他のお客様ではこんな使い方をされているんですよ」という感じで、新しい視点をさりげなく提供することで、お客様の興味を引き出しています。押し付けがましくならないのが、女性チャレンジャーの強みです。
実践!女性が営業で成功するための5つのテクニック
これらの本から学んだことを実践して、私が特に効果を感じた営業テクニックを5つご紹介します。
1. 共感ファーストの商談術
まず相手の話を聞いて、共感することから始めます。「売ろう」という気持ちは一旦横に置いて、純粋にお客様の悩みに寄り添う。これだけで、お客様の警戒心がグッと下がります。
2. ストーリーテリング営業
数字や機能の説明だけでなく、「他のお客様はこんな風に使っています」というストーリーで伝える。女性は感情に訴えかける話し方が得意なので、これがとても効果的なんです。
3. フォローアップの女王になる
購入後のフォローを徹底することで、リピーターや紹介が増えます。「その後いかがですか?」の一言メールでも、お客様は覚えていてくれるものです。
4. 見た目の印象戦略
清潔感のある服装はもちろん、相手に合わせた服装選びも大切。堅い業界なら少しかっちり、クリエイティブ系なら少しカジュアルに。これも女性の得意分野ですよね。
5. 断られても笑顔で
断られた時こそ笑顔で「また機会があればお願いします」と伝える。これが次につながるんです。女性の柔らかい対応は、断った側の罪悪感を和らげる効果もあります。
営業で悩む女性へのメッセージ
営業って、正直大変ですよね。数字のプレッシャー、断られる辛さ、男性中心の営業組織での居心地の悪さ…私も何度も辞めたいと思いました。
実は、こうした仕事の悩みについて、『転職の思考法』で見つけた会社を辞める前の3つの真実でも詳しく書いたんですが、「いつでも転職できる状態」を作ることで、今の仕事への向き合い方も変わってくるんです。
でも、女性だからこその強みを活かせるようになってから、営業が楽しくなったんです。お客様から「あなたから買いたい」と言われた時の喜びは、今でも忘れられません。
大切なのは、無理に男性の真似をしないこと。自分らしさを大切にしながら、女性ならではの営業スタイルを確立していけばいいんです。
まとめ:あなたらしい営業スタイルを見つけよう
今回紹介した5冊は、どれも私の営業人生を変えてくれた本ばかり。特に『営業女子 働き方の基本がわかる教科書』は、女性営業職なら絶対に読んでほしい一冊です。
営業本を読むときのコツは、全部を真似しようとしないこと。自分に合いそうなテクニックを1つずつ試してみて、効果があったものだけを取り入れていけばOKです。
女性の強みである共感力、傾聴力、細やかな気配りは、現代の営業において最強の武器になります。あなたも自信を持って、自分らしい営業スタイルを追求してくださいね。
営業で悩んでいる女性のみなさん、一緒に頑張りましょう!あなたの成功を心から応援しています。



![影響力の武器[第三版]](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/P/4414304229.09.LZZZZZZZ.jpg)
