相続本おすすめ5選!28歳OLが親のために読んで学んだ相続の基本
実は最近、実家の母から「そろそろ相続のこと、考えておかないとね」と言われたんですよね。正直、28歳の私にとって「相続」という言葉はまだ遠い未来の話だと思っていました。でも、親が元気なうちに知っておくべきことって、意外と多いみたいなんです。
相続って、親が亡くなってから慌てて調べ始める人がほとんどだそうです。でも、それだと間に合わないことも多いとか。相続税の申告期限は10ヶ月しかないし、生前贈与のルールも2024年に大きく変わったし。知らないと損することがたくさんあるんですよね。
今回は、相続について何も知らなかった私が読んでみて「これは勉強になった!」と思えた本を5冊紹介します。
相続を本で学ぶ意味って?
親が元気なうちに知っておくべき理由
「相続なんて、まだ先の話でしょ」って思いますよね。私もそう思っていたんです。でも本を読んで気づいたのは、相続対策は親が元気なうちにしかできないということ。
認知症になってしまうと、遺言書も書けないし、生前贈与もできなくなる。不動産の売却だって、本人の判断能力がないとできないんですよね。これって結構怖いことだと思いませんか?
私の場合、福岡の実家をどうするかという問題もあります。将来、両親が施設に入ることになったら、あの家はどうなるんだろう。売るのか、貸すのか、それとも私が住むのか。そんなことを考え始めたら、やっぱり今から知識をつけておくべきだなと思ったんです。
相続の基本を押さえておこう
本を読んで学んだ、相続の基本的な流れをまとめてみました。
| タイミング | やるべきこと | 期限 |
|---|---|---|
| 亡くなった直後 | 死亡届の提出 | 7日以内 |
| 3ヶ月以内 | 相続放棄の検討 | 3ヶ月以内 |
| 4ヶ月以内 | 準確定申告 | 4ヶ月以内 |
| 10ヶ月以内 | 相続税の申告・納付 | 10ヶ月以内 |
10ヶ月って長いように見えて、実際は相続人の確定や財産調査、遺産分割協議などで、あっという間に過ぎてしまうそうです。だからこそ、事前の準備が大切なんですね。
相続本おすすめ5選
1. ぶっちゃけ相続【増補改訂版】
最初におすすめしたいのが、橘慶太さんの『ぶっちゃけ相続【増補改訂版】』です。
この本、累計18万部を突破しているベストセラーなんですよね。著者の橘さんは相続専門のYouTuberとしても活躍されていて、難しい税金の話をとにかくわかりやすく説明してくれます。
個人的に一番良かったのは、「ソン・トク」という視点で解説されているところ。相続って法律や税金の知識も必要ですが、結局は「どうすれば損しないか」が一番知りたいことですよね。
2024年の「相続贈与一体化」という大きなルール変更にも完全対応しているので、最新の情報を得られます。生前贈与の加算期間が3年から7年に延びた話とか、知らないと大損する内容が詰まっています。
2. 相続専門税理士が教える 相続のめんどくさいが全部なくなる本
次におすすめなのが、前田智子さんの『相続のめんどくさいが全部なくなる本』です。
この本の特徴は、なんといっても対話形式であること。「税理士」「元国税」「ド素人」の3人が会話しながら進んでいくので、まるで自分も一緒に学んでいるような感覚で読めるんですよね。
著者の前田さんは相談実績4000件超のプロフェッショナル。実際の相談で多い疑問や悩みをベースに解説してくれるので、「これ、うちの場合どうなるの?」という疑問にもしっかり答えてくれます。
「めんどくさい」というタイトルに惹かれて読んだのですが、実際に相続手続きのめんどくささと、それを回避する方法がしっかり書かれていました。
3. 「空き家」に困ったら最初に読む本
実家が地方にある人には、牧野寿和さんの『「空き家」に困ったら最初に読む本』がおすすめです。
私の実家は福岡にあるのですが、いつか両親がいなくなったら、あの家はどうなるんだろうって考えることがあるんですよね。東京で働いている私が住むわけにもいかないし、かといって放置もできない。
この本では、空き家の活用方法として「売却」「賃貸」「事業化」「リフォーム」「維持」の5つの選択肢を提示してくれます。それぞれのメリット・デメリットがわかりやすく整理されているので、自分の状況に合った選択ができるようになります。
著者の牧野さんはCFP(ファイナンシャルプランナーの上位資格)を持つ独立FPで、実際に不動産賃貸経営もされている実務家。机上の空論ではない、リアルなアドバイスが得られます。
4. 待ったなし! 実家の空き家問題を片づける本 2024年最新版
2023年改正の空家等対策特別措置法に対応した最新版
¥1,320(記事作成時の価格です)
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空き家問題についてもっと深く知りたい人には、牧野知弘さんの『待ったなし! 実家の空き家問題を片づける本』もおすすめです。
この本で衝撃だったのは、「2033年には3軒に1軒が空き家になる」というデータ。これって、私たちの世代が実家を相続するころには、空き家問題がさらに深刻になっているということですよね。
2023年に改正された空家等対策特別措置法についても詳しく解説されています。「特定空家」に指定されると、固定資産税が6倍になるなんて、知らないと本当に困りますよね。
著者の牧野さんは不動産コンサルタントとして空き家問題の第一人者。テレビや新聞でもよくコメントされている方なので、信頼性も高いです。
5. 2025年版[図解]身内が亡くなった後の手続きがすべてわかる本
生前贈与から相続放棄まで図解で解説。エンディングノート付き
¥1,540(記事作成時の価格です)
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最後に紹介するのは、曽根恵子さん監修の『身内が亡くなった後の手続きがすべてわかる本』です。
この本は「図解」というだけあって、視覚的にわかりやすいのが特徴。死亡届の提出から年金の手続き、相続税の申告まで、時系列で整理されています。
個人的に嬉しかったのは、エンディングノートが付録でついていること。親に「これ書いておいて」とお願いするのは気が引けるけど、本についているエンディングノートなら「一緒に読もうよ」という感じで自然に渡せそうですよね。
65年ぶりに改正された生前贈与のルールや、いらない土地を国に返す「相続土地国庫帰属制度」についても解説されていて、最新の法改正にしっかり対応しています。
相続本を読んで学んだ3つのポイント
5冊の本を読んで、私なりに「これは大事だな」と思ったポイントをまとめてみました。
ポイント1: 親が元気なうちに話し合っておく
相続対策は親が元気なうちにしかできない。これが一番大きな学びでした。認知症になってからでは遺言書も書けないし、生前贈与もできない。
とはいえ、親に「相続の話しようよ」とは言いにくいですよね。私の場合は、「こんな本読んだんだけど」という形で話を切り出そうと思っています。
ポイント2: 実家の不動産は早めに方針を決める
空き家問題は想像以上に深刻。固定資産税や維持費の問題だけでなく、2023年の法改正で管理が不十分な空き家には厳しいペナルティがつくようになりました。
売るのか、貸すのか、リフォームして活用するのか。親が元気なうちに方針を決めておくことが大切だと学びました。
ポイント3: 相続税は対策次第で大きく変わる
相続税って、対策をしているかどうかで金額が何百万円も変わることがあるそうです。特に2024年からは生前贈与のルールが大きく変わったので、最新の情報を押さえておくことが重要。
「うちは相続税かからないでしょ」と思っていても、不動産があると意外と相続税の対象になることもあるそうです。
まとめ:親のためにも、自分のためにも
相続について、本を通じて学んでみた感想をお伝えしました。
正直、28歳の私にとって「相続」という言葉は重たかったのですが、本を読んでみると「今から知っておいてよかった」と思えることばかりでした。親が元気なうちに準備しておくことで、将来の自分が楽になる。そう考えると、今から学んでおく価値は十分あると思います。
「まだ早いかな」と思っている人こそ、ぜひ1冊手に取ってみてください。知識があるのとないのとでは、いざというときの対応力がまったく違ってくると思うので。
特に『ぶっちゃけ相続【増補改訂版】』は、相続の全体像をつかむのに最適な入門書。最初の1冊としておすすめです。




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