時間管理本おすすめ2025!科学的タイムマネジメントで生産性を劇的に上げる10選
「時間がない」
この言葉を、今週何回口にしましたか。
仕事に追われ、家族との時間も取れず、自分のやりたいことは後回し。気づけば1日が終わり、また同じような日々が始まる。私も37歳、妻と4歳の息子を持つ身として、この感覚は痛いほどわかります。
でも、ある時気づいたんです。時間は増やせないけど、使い方は変えられる、と。
転機は、編集者として年間200冊以上の本を読む中で出会った時間管理の本たちでした。単なるテクニック本ではなく、科学的根拠に基づいた本、人生の本質に迫る本。それらを実践してみると、同じ24時間なのに、できることが明らかに増えていったんです。
今回は、実際に読んで効果を実感した時間管理本を10冊厳選してご紹介します。
時間管理本を選ぶ3つのポイント
書店のビジネス書コーナーには、時間管理の本が山ほど並んでいます。どれも「この方法で劇的に変わる」と謳っていて、どれを選べばいいか迷ってしまう。私が数十冊読んできた経験から、選び方のポイントをお伝えします。
1. 科学的根拠があるかどうか
時間管理の本には大きく分けて2種類あります。著者の経験則だけで書かれた本と、心理学や脳科学の研究に基づいて書かれた本。もちろん経験則にも価値はありますが、再現性という点では科学的根拠のある本の方が信頼できます。
論文の引用があるか、著者が研究者かどうかをチェックすると、科学的な本かどうかがわかります。
2. 思考法とテクニックのバランス
「5分早く起きる」「ToDoリストを作る」といった具体的なテクニックも大切ですが、それだけでは長続きしません。なぜその方法が効果的なのか、そもそも時間とは何なのか、という本質的な思考法も理解することで、自分に合った時間の使い方が見つかります。
思考法だけ、テクニックだけではなく、両方をバランスよく学べる本を選ぶのがおすすめです。
3. 自分の悩みに合っているかどうか
「残業を減らしたい」「集中力を高めたい」「やりたいことをする時間が欲しい」など、時間に関する悩みは人それぞれ。すべてをカバーしようとする総花的な本より、自分の悩みにピンポイントで答えてくれる本を選んだ方が効果的です。
思考法・原則を学びたい人におすすめの3冊
時間管理で最も重要なのは、実はテクニックではありません。「何に時間を使うか」という選択の基準、つまり思考法です。ここでは、時間の使い方の原則を教えてくれる本を3冊ご紹介します。
エッセンシャル思考(グレッグ・マキューン)
時間管理本の中で、私が最も影響を受けた一冊です。著者のグレッグ・マキューンは、シリコンバレーのコンサルティング会社CEOで、アップルやグーグルなど有名企業にアドバイスを行ってきた人物。
この本の核心は「より少なく、しかしより良く」という考え方。多くの人は「あれもこれも」とやろうとして、結局どれも中途半端になる。そうではなく、本当に重要なことだけに絞り込み、そこに全力を注ぐ。
読後、私は仕事の依頼に「No」と言えるようになりました。それまでは断ることに罪悪感があったのですが、この本を読んで「断ることは、本当に大切なことにYesと言うこと」だと気づいたんです。
エフォートレス思考(グレッグ・マキューン)
エッセンシャル思考の著者が贈る、努力の最小化戦略
¥1,760(記事作成時の価格です)
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『エッセンシャル思考』の著者による続編。前作が「何をやるか」を絞り込む本だとすれば、本作は「どうやるか」を最適化する本です。
重要なことに絞り込んでも、それを苦しみながらやっていては長続きしない。大切なのは「楽にやる」こと。努力を美徳とする日本人には少し抵抗がある考え方かもしれませんが、科学的には理にかなっています。
この本で学んだ「一度の努力で繰り返し成果を得る」という発想は、私の仕事のやり方を大きく変えました。
限りある時間の使い方(オリバー・バークマン)
「人生は4000週間しかない」
この衝撃的な事実から始まる本書は、通常の時間管理本とは一線を画しています。効率化してもっと詰め込もうとするのではなく、人生の有限性を受け入れた上で、本当に大切なことに時間を使おうという提案。
テクニック的な内容は少ないですが、時間についての考え方が根本から変わります。私はこの本を読んでから、「いつかやろう」と思っていたことを「今週やる」に変えるようになりました。
科学的アプローチで時間を最適化したい人におすすめの2冊
「根性論ではなく、科学的に効率を上げたい」そんな人には、心理学や脳科学の研究に基づいた時間管理本がおすすめです。
YOUR TIME(鈴木祐)
科学ライターの鈴木祐さんが、4063の科学データを分析して導き出した時間術。著者は「パレオな男」というブログで知られ、科学論文を読み込んで実践的な知識を発信し続けている方です。
この本の特徴は、「時間の感じ方」に着目していること。同じ1時間でも、充実した1時間と退屈な1時間では、体感時間が全く違います。この違いを科学的に解明し、より充実した時間の過ごし方を提案しています。
神・時間術(樺沢紫苑)
精神科医である樺沢紫苑さんが、脳科学の知見をもとに書いた時間術の本。「集中力は朝が最も高く、午後になると低下する」という脳のリズムを活かした時間の使い方を提案しています。
私がこの本から学んだのは「朝の2時間は夜の4時間に匹敵する」という考え方。実際に朝型にシフトしてみると、午前中に重要な仕事を終わらせられるようになり、午後は余裕を持って過ごせるようになりました。
具体的なテクニックを知りたい人におすすめの3冊
思考法を理解した上で、「じゃあ具体的に何をすればいいの?」という人には、実践的なテクニックが詰まった本をおすすめします。
時間術大全(ジェイク・ナップ、ジョン・ゼラツキー)
Google、YouTube出身の著者による87の実践テクニック
¥1,760(記事作成時の価格です)
amazon.co.jp
Google、YouTubeでプロダクト開発に携わってきた二人が書いた時間術の本。タイトル通り87個の「時間ワザ」が紹介されていて、まさに実践的なテクニック集です。
特に印象的だったのは「ハイライト」という概念。毎日、その日の最も重要なタスクを1つだけ決め、それを必ず達成する。シンプルですが、これだけで1日の充実度が格段に上がりました。
「週4時間」だけ働く(ティモシー・フェリス)
タイトルは挑発的ですが、内容は極めて実践的。著者のティモシー・フェリスは、週80時間働いていた状態から週4時間労働に変革し、収入を4倍にした経験を持っています。
すべての人がこの通りにできるわけではありませんが、「本当に必要な仕事は思っているより少ない」という気づきは、多くのビジネスパーソンに必要な視点。アウトソーシングや自動化の具体的な方法も参考になります。
マンガでよくわかる エッセンシャル思考
先に紹介した『エッセンシャル思考』のマンガ版。原作を読む時間がない人、まずは概要を掴みたい人におすすめです。
主人公の女性が仕事に追われる日々から脱却していくストーリーを通じて、エッセンシャル思考のエッセンスが自然に理解できます。家族で回し読みするのにも最適。
時間管理の3つの原則
ここまで10冊の本を紹介してきましたが、共通して見えてくる原則があります。
1. 選択と集中:やらないことを決める
時間管理で最も重要なのは、実は「やること」を決めることではなく「やらないこと」を決めること。すべてをやろうとすれば、すべてが中途半端になる。本当に重要なことを見極め、そこに集中する。これが『エッセンシャル思考』の核心であり、多くの時間管理本に共通するメッセージです。
2. 脳のリズムを活かす:集中力の波を理解する
人間の脳には、集中できる時間帯とそうでない時間帯があります。朝は論理的思考に向いていて、午後は創造的な作業に向いている。この脳のリズムを無視して仕事をしていると、効率は上がりません。自分の集中力の波を把握し、それに合わせてタスクを配置することが大切です。
3. 仕組み化:意志力に頼らないシステム作り
「明日から早起きしよう」と決意しても、三日坊主で終わることが多い。これは意志力の問題ではなく、仕組みの問題。習慣化のための環境を整え、意志力に頼らなくても自動的に良い行動が取れるようにする。これが持続可能な時間管理の秘訣です。
まとめ:時間は増やせないが、使い方は変えられる
私たちに与えられた時間は1日24時間、これは誰にも変えられません。でも、その24時間をどう使うかは、自分で決められます。
今回紹介した本は、それぞれ異なるアプローチで時間の使い方を提案しています。思考法を学びたいなら『エッセンシャル思考』、科学的アプローチを好むなら『YOUR TIME』、具体的なテクニックが欲しいなら『時間術大全』。
まずは自分の悩みに合った1冊を選んで、読んでみてください。そして、1つでいいので実践してみる。その小さな一歩が、時間の使い方を変え、人生を変えていくはずです。
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