レビュー
概要
時間の使い方を左右する「87の具体的なワザ」を紹介する教科書。著者は知的生産の現場での実践者であり、時間管理のゴールを“人生が変わる仕組み”と設定し、それぞれのワザを体験中心に提示する。
読みどころ
- 第1章ではジャーナリングと確認のリズムを紹介し、朝食前の5分で1日を俯瞰する「時間インベントリ」を作る。
- 第2章は「時間の解像度」。時間を30分単位に細分化し、何を減らすかを明確にする。
- 第3章では「タスクの抽象化スキル」を示し、何を意味する行動かを言語化できるようになる。
類書との比較
『エッセンシャル思考』が「何を捨てるか」だけにフォーカスするのに対し、本書は具体的なアクションで残すべき時間を設計する。前者が精神的な視点なら、後者は手を動かすドリル。
こんな人におすすめ
・時間が足りないと感じている人。細かなワザがすぐに使える。
・会議が長引く人。時間のコントロール術を持てる。
・習慣化が苦手な人。ワザを1つずつ試せる。
感想
87は決して多くない。細かいワザを集め、生活のあらゆる隙間に配置すると、時間の見え方が変わってきた。自分の時間を1つ1つデザインする馬力がついた。