株式投資本おすすめ2025!初心者が失敗しない銘柄選定の必読書7選
新NISAが始まり、株式投資への関心がかつてないほど高まっている。しかし「何から始めればいいかわからない」という声も多い。
私は編集長として年間200冊以上の本を読んでいるが、投資の世界では「知識」が最大の武器になる。市場は残酷で、無知のまま参入すれば高確率で損をする。だからこそ、良書から学ぶことが重要だ。
今回は、株式投資を始める人も、すでに経験がある人も、必ず読むべき7冊を厳選して紹介する。世界的な名著から日本の入門書まで、レベル別に最適な本が見つかるはずだ。
株式投資本を選ぶ3つのポイント
膨大な投資本の中から良書を見つけるコツを紹介しよう。
1. 著者の実績と理論的背景を確認する
投資本には「理論派」と「実践派」がある。学者が書いた本は理論的に正確だが実践的ではないことがあり、逆にトレーダーが書いた本は再現性に疑問があることも。両方のバランスが取れた本を選ぼう。
2. 出版年と版数をチェックする
投資の世界は変化が激しい。特に税制やNISA制度は頻繁に改正されるため、できるだけ新しい版を選ぶのが基本だ。一方で、『敗者のゲーム』のような古典は、時代を超えた普遍的な原則を学べる。
3. 自分の投資スタイルに合った本を選ぶ
インデックス投資、個別株投資、高配当投資など、スタイルによって読むべき本は異なる。まずは自分がどのスタイルを目指すのかを決め、それに合った本を選ぼう。
株式投資本おすすめ:初心者向け入門書
投資を始める前に、まず基礎知識を固めよう。
『いちばんカンタン!株の超入門書 改訂4版』——知識ゼロからの最初の一冊
安恒理著。シリーズ累計100万部を突破した、株式投資の超定番入門書だ。2024年開始の新NISA、iDeCo拡充にも対応している。
『いちばんカンタン!株の超入門書』の魅力は、とにかくわかりやすいこと。「株とは何か」「どうやって買うのか」という基礎の基礎から、図解を交えて丁寧に解説している。投資経験ゼロの人が最初に読む一冊として最適だ。
『めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ザイが作った「株」入門 改訂版第3版』——実践的な知識を網羅
シリーズ累計75万部、15年以上読み継がれる株の教科書
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ダイヤモンド・ザイ編集部編。マネー雑誌『ダイヤモンド・ザイ』が総力を結集して作った入門書で、シリーズ累計75万部を超えるベストセラーだ。
『ザイが作った「株」入門』の特徴は、実際の銘柄選びに役立つ実践的な内容が充実していること。PERやPBRといった指標の見方から、チャートの読み方、証券会社の選び方まで、投資を始めるために必要な知識が網羅されている。
株式投資本おすすめ:世界的名著・理論書
基礎を固めたら、次は投資の本質を学ぼう。
『敗者のゲーム[原著第8版]』——インデックス投資のバイブル
チャールズ・エリス著。世界100万部を超えるロングセラーで、「資産運用の常識を変えた伝説の一冊」として知られる。
『敗者のゲーム』の核心は、「投資はテニスのプロの試合ではなく、アマチュアの試合に似ている」という洞察だ。プロの試合では華麗なショットが勝敗を決めるが、アマチュアの試合ではミスをした方が負ける。投資も同じで、「いかに勝つか」より「いかに負けないか」が重要だという。この原則を理解すれば、なぜインデックス投資が有効なのかが腑に落ちる。
『ウォール街のランダム・ウォーカー[原著第13版]』——投資理論の決定版
バートン・マルキール著。1973年の初版以来、全米累計200万部を超え、「投資の名著」として絶賛されるベスト&ロングセラーだ。
『ランダム・ウォーカー』が主張するのは、株価の動きは予測不可能であり、専門家でも市場平均を上回り続けることは困難だということ。だからこそ、低コストのインデックスファンドへの長期投資が最善の戦略だという結論に至る。学術的な根拠に基づいた議論は説得力があり、投資哲学の基盤となる一冊だ。
『株式投資の未来』——長期投資の科学的根拠
ペンシルベニア大学教授が示す長期投資の科学
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ジェレミー・シーゲル著。ペンシルベニア大学ウォートン・スクール教授である著者が、200年にわたる膨大なデータを分析し、株式投資の長期的なリターンを科学的に検証した一冊だ。
『株式投資の未来』の重要な発見は、「成長の罠」の存在だ。急成長している企業の株が必ずしも良いリターンをもたらすわけではなく、むしろ地味だが着実に配当を出し続ける企業の方が長期的には優れたリターンを生むことがある。高配当投資に興味がある人は必読の一冊だ。
株式投資本おすすめ:投資哲学書
さらに深く学びたい人向けの上級編。
『投資で一番大切な20の教え』——賢い投資家の思考法
ハワード・マークス著。オークツリー・キャピタル・マネジメント会長である著者が、投資で成功するための20の原則をまとめた一冊。ウォーレン・バフェットが「極めて稀に見る、実益のある本」と絶賛したことでも知られる。
『投資で一番大切な20の教え』の価値は、「二次的思考」の重要性を教えてくれる点にある。一次的思考は「この会社は良い会社だから株を買おう」というもの。二次的思考は「この会社は良い会社だが、株価はすでにその良さを織り込んでいるか?」と考える。この思考法を身につければ、投資判断の質が格段に向上する。
『株で億兆の富を築く バフェットの法則』——世界最高の投資家に学ぶ
ロバート・G・ハグストローム著。40年以上にわたってウォーレン・バフェットを研究し続けてきた著者が、その投資哲学と手法を体系的にまとめた一冊だ。18か国で翻訳され、120万部以上売れた世界的ベストセラー。
『バフェットの法則』が優れているのは、バフェットの投資手法を「12の銘柄選択法」として具体的に整理している点だ。「理解できる事業か」「長期的な競争優位性があるか」「経営者は誠実か」など、個別株投資を行う際のチェックリストとして活用できる。
株式投資本を読む順番の提案
最後に、効率的な読書順を提案しよう。
Step 1: まず超入門書で基礎を固める
- 『いちばんカンタン!株の超入門書』で株式投資の仕組みを理解
- 『ザイが作った「株」入門』で実践的な知識を習得
Step 2: 投資理論の名著で本質を学ぶ
- 『敗者のゲーム』でインデックス投資の有効性を理解
- 『ウォール街のランダム・ウォーカー』で理論的な根拠を学ぶ
Step 3: 自分のスタイルに合った本を深読み
- インデックス投資派:上記2冊を繰り返し読む
- 高配当投資派:『株式投資の未来』
- 個別株投資派:『バフェットの法則』『投資で一番大切な20の教え』
まとめ——知識が最大の武器になる
株式投資で成功するために必要なのは、特別な才能でも、運でもない。正しい知識と、それに基づいた規律ある行動だ。
今回紹介した7冊は、いずれも私が実際に読んで「これは価値がある」と感じた本ばかり。世界中の投資家に読み継がれてきた名著には、時代を超えた普遍的な真理が詰まっている。
まずは入門書から始めて、徐々に理論書へとステップアップしていこう。知識という武器を手に入れれば、市場という戦場で生き残る確率は格段に高まる。
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