レビュー

「株価の動きは予測できない」。この不都合な真実を、50年にわたって主張し続けてきた投資本の金字塔。

初版は1973年。以来、版を重ねて世界で150万部以上を売り上げている。著者のマルキールはプリンストン大学の経済学者であり、投資会社の取締役も務めた実務家でもある。

本書の主張は明快だ。株価の動きはランダムであり、誰にも予測できない。だからプロのファンドマネージャーでも、長期的には市場平均に勝てない。ならば、低コストのインデックスファンドに投資するのが最も合理的だ。

テクニカル分析もファンダメンタル分析も、長期的には役に立たないと断じる。チャートのパターンを読んでも、企業の決算を分析しても、市場平均を上回る成績は出せない。これは膨大なデータで証明されている。

投資を始める前に、必ず読むべき一冊。常識が覆される快感がある。

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