不動産投資本おすすめ5選!サラリーマン大家が月5万円の不労所得を目指すワンルーム投資入門
「給料だけでは将来が不安だ」
38歳、2児の父として、この思いは日増しに強くなっている。老後2000万円問題、教育費の高騰、そして年金への不安。サラリーマンとして安定した収入があるものの、それだけでは心もとない。
そんなとき目にしたデータに驚いた。健美家の調査によれば、**不動産投資家の61%がサラリーマン(一般会社員)**だという。高収入の医師や弁護士ではない、普通の会社員が不動産投資の主役なのだ。
さらに興味深いのは、年収500万円未満で不動産投資をしている人が**24.5%**もいること。4人に1人が、決して高くない年収で不動産投資を始めているのである。
「サラリーマンでも不動産投資ができる」——この事実を知り、私は本格的に学び始めた。今回は、実際に読んで実践している不動産投資本5冊を紹介したい。
サラリーマンがワンルーム投資に向いている3つの理由
不動産投資と聞くと、多額の資金が必要だと思われがちだ。しかし、エビデンスによれば、サラリーマンこそ不動産投資に向いている条件を持っている。
1. 安定収入が融資審査で有利に働く
銀行は融資審査において「返済能力」を最も重視する。サラリーマンの安定した給与収入は、この審査において非常に有利だ。特に勤続3年以上、年収400万円以上であれば、融資を受けられる可能性は高い。
私自身、外資系コンサルティング会社での勤務経験があり、その安定性が融資審査でプラスに評価された。転職を考えている人は、融資を受けてから転職するという順序も検討に値する。
2. 本業がある安心感で冷静な判断ができる
不動産投資を「本業」にすると、どうしても短期的な利益を追いがちになる。しかし、サラリーマンは給料という安定収入があるからこそ、長期的な視点で投資判断ができる。
焦って高利回りのリスクの高い物件に手を出す必要がない。これは精神的にも大きなメリットだ。
3. 管理を外注すれば時間的負担は最小限
「不動産投資は手間がかかる」というイメージがあるかもしれない。しかし、管理会社に委託すれば、オーナーがやるべきことは月に数時間程度だ。
入居者の募集、家賃の回収、クレーム対応、修繕手配——これらはすべて管理会社が代行してくれる。本業に支障をきたすことなく、副収入を得られる仕組みが整っている。
不動産投資本おすすめ5選
1. 不動産投資 最強の教科書
著者の鈴木宏史氏は、不動産投資サイト「楽待」の人気コラムニスト。本書の特徴は、投資家100人に聞いた100の疑問と答えという実践的な構成にある。
「物件選びで失敗しないコツは?」「融資を受けるためには何が必要?」「管理会社はどう選ぶ?」——初心者が抱く疑問が網羅されている。
私が特に参考になったのは、利回り計算の考え方だ。表面利回りだけでなく、空室率や修繕費用を考慮した「実質利回り」で判断することの重要性が具体的な数字とともに解説されている。
こんな人におすすめ:不動産投資について網羅的に学びたい初心者
2. サラリーマンを辞めたくなったら読む 不動産投資の本
サラリーマンでありながら月50万円以上の不労所得を達成した著者による実践書
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著者の台場史貞氏は、サラリーマンでありながら都内中古ワンルームマンション投資で月50万円以上の不労所得を達成した実践者だ。
本書の価値は、サラリーマン目線で書かれていること。「本業との両立は可能か」「家族の理解はどう得るか」「確定申告はどうすればいいか」——私たちが実際に直面する課題に対する具体的な回答がある。
特に印象的だったのは、「最初の1件目」の重要性についての記述。最初の物件で成功体験を得ることが、その後の投資拡大につながるという考え方は説得力があった。
こんな人におすすめ:本業と両立しながら不動産投資を始めたいサラリーマン
3. サラリーマンはコンセプト不動産に投資しなさい
著者の阿部大輔氏が提唱する「コンセプト不動産」とは、ペット可、楽器可、シェアハウスなど、特定のニーズに特化した物件のこと。
一般的なワンルームマンションは競合が多く、価格競争に陥りやすい。しかし、コンセプト不動産は差別化されているため、入居者が見つかりやすく、家賃も高く設定できる可能性がある。
私自身はまだコンセプト不動産には手を出していないが、将来的な選択肢として知識を持っておくことは重要だと感じた。
こんな人におすすめ:差別化された投資戦略を学びたい中級者
4. たった90分で人生が変わる ワンルームマンション投資入門 改訂版
AFP、宅地建物取引士による入門特化の実践書
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著者の住吉秀一氏は、株式会社レイシャス代表であり、AFP(アフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナー)、宅地建物取引士の資格を持つ専門家だ。
本書の最大の特徴は、90分で読めるというコンパクトさ。忙しいサラリーマンにとって、まとまった読書時間を確保するのは難しい。本書は通勤時間で読み切れる分量に、必要な知識がギュッと凝縮されている。
特にタックスプラン(節税対策)についての解説は実用的だ。不動産投資による節税効果を具体的な数字で理解できる。
こんな人におすすめ:まずは短時間で全体像を把握したい人
5. ワンルームマンション投資の基本
ローリスク・ミドルリターンを目指す資金ゼロからのワンルームマンション投資法
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著者の関野大介氏が強調するのは、不動産会社選びの重要性。物件選びよりも先に、信頼できるパートナーとなる不動産会社を見つけることが成功の鍵だという。
実際、私も複数の不動産会社から話を聞いて感じたのは、会社によって提案内容が全く異なるということ。押し売りしてくる会社もあれば、丁寧にリスクも説明してくれる会社もある。
本書では、良い不動産会社を見極めるためのチェックポイントが具体的に示されている。「資金ゼロから始める」という副題の通り、頭金なしでも始められる投資戦略も解説されている。
こんな人におすすめ:不動産会社選びに悩んでいる人、自己資金が少ない人
ワンルーム投資を始める3ステップ
これらの本を読んで、実際に投資を始めるためのステップを整理した。
ステップ1:まずは3冊読んで基礎固め
いきなり不動産会社に連絡するのは危険だ。まずは知識武装が必要である。
- **『90分で人生が変わる』**で概要把握
- **『不動産投資 最強の教科書』**で実践知識を学ぶ
- **『ワンルームマンション投資の基本』**で会社選びのポイントを理解
この順序で読めば、2週間程度で基礎知識が身につく。知識があれば、不動産会社の担当者と対等に話ができるようになる。
ステップ2:融資審査に通る準備をする
サラリーマンの安定収入は大きな武器だが、それだけでは不十分。以下の準備をしておこう。
- 勤続年数:最低2年、できれば3年以上
- 年収:400万円以上が目安
- 自己資金:物件価格の10%程度を用意
- 信用情報:クレジットカードの延滞がないか確認
特に信用情報は見落としがちだ。CIC(割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関)で自分の信用情報を確認しておくことをおすすめする。
ステップ3:信頼できる不動産会社を選ぶ
最も重要なステップがこれだ。必ず**複数社(最低3社)**から話を聞くこと。
チェックポイントは以下の通り。
| 項目 | 良い会社 | 避けるべき会社 |
|---|---|---|
| 説明姿勢 | リスクも丁寧に説明 | メリットばかり強調 |
| 営業スタイル | 検討時間を与える | 即断を迫る |
| 管理体制 | 自社管理または提携先が明確 | 管理について曖昧 |
| 実績 | 具体的な数字を提示 | 実績を示さない |
押し売りしてくる会社は、その時点で候補から外すべきだ。
不動産投資のリスクと対策
エビデンスベースで考えるなら、リスクについても正直に向き合う必要がある。
空室リスク
日本不動産研究所の調査によれば、2024年時点で「金利の上昇」が不動産投資家にとって最大のリスク要因として認識されている。
空室リスクを軽減するには、立地選びが最重要だ。駅徒歩10分以内、コンビニ・スーパーが近い物件を選ぶこと。また、管理会社の入居率実績も必ず確認しよう。
金利上昇リスク
変動金利でローンを組む場合、金利上昇は大きなリスクとなる。対策としては、固定金利を選ぶか、繰り上げ返済の計画を立てておくことが有効だ。
私自身は、金利が1%上昇しても返済可能かどうかをシミュレーションしてから投資判断をしている。
物件価値の下落リスク
不動産は経年劣化により価値が下がる。しかし、土地の価値は下がりにくい。都心部の物件を選ぶことで、このリスクを軽減できる。
資産形成の全体像の中で考える
不動産投資は、資産形成の手段の一つに過ぎない。株式投資やインデックス投資と組み合わせることで、リスクを分散できる。
お金の勉強についてはお金の勉強本おすすめ完全ガイドで詳しく解説している。不動産投資を始める前に、まずは金融リテラシーの基礎を身につけることをおすすめする。
測定できるものは改善できる
不動産投資で最も重要なのは、数字で判断することだ。
- 表面利回りだけでなく、実質利回りを計算する
- 月々のキャッシュフローをエクセルでシミュレーションする
- 10年後、20年後の収支を予測する
感覚ではなく、データに基づいて判断する。これが失敗しないための鉄則である。
38歳、2児の父として、私は月5万円の不労所得を目指して不動産投資の勉強を続けている。まだ道半ばだが、知識を積み上げることで確実に前進している実感がある。
まずは1冊、手に取ってみてはいかがだろうか。




