リフォーム本おすすめ2025!資産価値を上げる住宅改修の必読書4選

リフォーム本おすすめ2025!資産価値を上げる住宅改修の必読書4選

「リフォーム会社に任せておけば安心」——その考えが、数百万円の損失につながるかもしれない。

リフォームは、多くの人にとって人生で数回あるかないかの大きな決断だ。しかし、施主側の知識不足につけ込む業者も少なくない。不要な工事の上乗せ、相場より高い見積もり、手抜き工事など、知らないだけで損をするリスクは至る所に潜んでいる。

私自身、2020年にマイホームを購入した際、将来のリフォームに備えて多くの本を読んだ。その過程で、知識があるかないかで結果が大きく変わることを実感した。特に印象的だったのは、同じ工事内容でも業者によって100万円以上の差が出るケースがあるということだ。

今回は、リフォームを学ぶのに最適なおすすめ本を目的別に4冊厳選して紹介する。

リフォーム本を選ぶ3つのポイント

リフォームに関する本は数多く出版されているが、自分に合った一冊を選ぶために以下のポイントを押さえておこう。

1. 目的に合わせて選ぶ

リフォームといっても、その目的は様々だ。老朽化した設備の交換、間取りの変更、省エネ対策、バリアフリー化など、目的によって必要な知識は異なる。自分がなぜリフォームしたいのかを明確にしてから本を選ぼう。

2. 著者の立場を確認する

リフォーム本の著者には、建築士、リフォーム会社の経営者、施主経験者など様々な立場の人がいる。業者側の視点と施主側の視点では、強調されるポイントが異なることを理解しておこう。

3. 出版年を確認する

建築基準法や省エネ基準、補助金制度は頻繁に改正される。なるべく新しい本を選ぶか、最新情報は別途確認することが重要だ。

リフォーム本おすすめ:思考法・計画編

まずは、リフォームの考え方や計画の立て方を学べる一冊から紹介する。

『徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと』——リノベの思考法

社会派ブロガーとして知られるちきりん氏が、自身のマンションリノベーションを徹底的に考え抜いた記録。単なるハウツー本ではなく、「なぜそうするのか」という思考プロセスが詳細に書かれている点が特徴だ。

『徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと』の魅力は、施主の視点から書かれている点にある。業者任せにせず、自分で考えて決断することの重要性が伝わってくる。「ここまで考えるのか」と驚く読者も多いだろうが、この本を読めば「考え抜く」ことの価値が理解できるはずだ。

リフォーム本おすすめ:入門・基礎知識編

リフォームの基礎知識を身につけたい人向けの2冊を紹介する。

『新版 住宅リフォームを考えたら必ず読む本』——入門書の決定版

二宮生憲著、リフォーム業界に精通した著者による入門書。リフォームの計画から業者選び、契約、工事中の注意点まで、全工程を網羅している。

『新版 住宅リフォームを考えたら必ず読む本』は、イラストや図解が豊富で初心者にもわかりやすい構成になっている。特に「業者選びのポイント」「見積書の見方」「契約時の注意点」など、実務的な知識が充実している点が評価できる。

『最新版 中古住宅+リノベーション を賢くお得に買う方法』——中古住宅購入者必読

美馬功之介著、中古住宅を購入してリノベーションする際の総合ガイド。物件探しから購入、リノベーション、資金計画まで、一連の流れを体系的に解説している。

『最新版 中古住宅+リノベーション を賢くお得に買う方法』は、新築にこだわらず中古住宅という選択肢を検討している人に最適だ。物件の選び方、リノベーションで変えられること・変えられないこと、費用の目安など、中古+リノベに特有の知識が身につく。

リフォーム本おすすめ:実践・DIY編

費用を抑えてDIYでリフォームしたい人向けの一冊を紹介する。

『これならできる! DIYでリフォーム&メンテナンス』——自分でやる人のバイブル

山田芳照著、DIYの第一人者による実践的なリフォームガイド。壁紙の張り替え、フローリングの補修、棚の設置など、自分でできる工事を豊富な写真とイラストで解説している。

『これならできる! DIYでリフォーム&メンテナンス』の特徴は、工程を細かく分解して説明している点だ。必要な工具、材料、作業時間の目安も記載されており、初心者でも取り組みやすい。ただし、電気工事や水回りなど、資格が必要な工事は業者に依頼すべきことも明記されており、安全面への配慮もしっかりしている。

リフォームで失敗しないための3つの心得

本を読んで知識を得たら、実際の行動に移す前に以下の心得を確認しよう。

1. 複数の業者から見積もりを取る

一社だけの見積もりでは相場がわからない。最低でも3社以上から見積もりを取り、工事内容と価格を比較することが重要だ。見積もりの内訳が不明確な業者は避けた方がよい。

2. 「今すぐ契約を」という業者に注意

「今日中に契約すれば値引きします」「このキャンペーンは今週まで」など、急かす業者には要注意だ。優良な業者は、施主が十分に検討する時間を設けてくれる。

3. 契約書と工事内容を細かく確認する

口約束はトラブルの元。工事内容、使用する材料、工期、支払い条件、保証内容など、すべて書面で確認することが重要だ。疑問点があれば、契約前に必ず質問しよう。

まとめ——知識がリフォームの成否を分ける

リフォームは、知識があるかないかで数十万円〜数百万円の差が出ることがある。業者任せにせず、自分でも基本的な知識を持っておくことが、満足のいくリフォームへの第一歩だ。

今回紹介した4冊は、それぞれ異なる視点からリフォームを学べる良書だ。まずは自分の状況に合った1冊から読み始め、後悔のないリフォームを実現してほしい。

この記事のライター

高橋 啓介の写真

高橋 啓介

大手出版社で書籍編集を10年経験後、独立してブロガーとして活動。科学論文と書籍を融合させた知識発信で注目を集める。

高橋 啓介の他の記事を見る

本の虫達

要約・書評・レビューから学術的考察まで、今話題の本から知識を深めるための情報メディア

検索

ライター一覧

  • 高橋 啓介

    高橋 啓介

    大手出版社で書籍編集を10年経験後、独立してブロガーとして活動。科学論文と書籍を融合させた知識発信で注目を集める。
  • 森田 美優

    森田 美優

    出版社勤務を経てフリーライターに。小説からビジネス書、漫画まで幅広く読む雑食系読書家。Z世代の視点から現代的な読書の楽しみ方を発信。
  • 西村 陸

    西村 陸

    京都大学大学院で認知科学を研究する博士課程学生。理系でありながら文学への造詣も深く、科学と文学の交差点で新たな知の可能性を探求。
  • 佐々木 健太

    佐々木 健太

    元外資系コンサルタントから転身したライター。経済学の知識を活かしながら、健康・お金・人間関係の最適化を追求。エビデンスベースの実践的な知識発信を心がける。

Social Links

このサイトについて

※ 当サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。