親の自己肯定感本おすすめ5選!子育て中でも自分を大切にする38歳パパの実践法

親の自己肯定感本おすすめ5選!子育て中でも自分を大切にする38歳パパの実践法

「また怒ってしまった」「もっと優しい親でいたかった」

そんな自己嫌悪に陥ることはありませんか。私は2児の父として、毎日この繰り返しです。

お母さんの自己肯定感を高める本

松村亜里著、コロンビア大学の心理学者によるポジティブ心理学ベースの14の習慣

¥1,650(記事作成時の価格です)

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キッズラインの調査によると、約92%の親が育児ストレスを感じており、約4割の母親が自身の子育てに満足していないそうです。さらに深刻なのは、親の自己肯定感の低さが子どもにも影響するということ。

外資系コンサルタント時代、私は「測定できるものは改善できる」を信条に仕事をしてきました。しかし子育ては、数値化できない不安との戦いでもあります。今回は、5歳の娘と2歳の息子を育てる中で実際に読んで助けられた、親の自己肯定感を高める本を5冊ご紹介します。

なぜ親の自己肯定感が子どもに影響するのか

子どもは親の「自己評価」を見ている

こども家庭庁の令和5年度調査によると、「今の自分が好きだ」と答えた日本の子ども・若者はわずか53.4%。他国はすべて7割以上なのに対し、日本は最低水準です。

この背景には、日本の親の自己評価の低さがあります。1993年の文部省調査では、「子どもの成長に満足している」という親の割合が、欧米では8割を超えるのに対し、日本では4割に満たなかったのです。

親の自己肯定感が低いと起きること

日本セルフエスティーム普及協会によると、親自身の自己肯定感が高くなければ、子どもの自己肯定感に良い影響を与えることは難しいとされています。

実際、私も子どもを叱った後に「自分はダメな親だ」と落ち込むことがよくありました。でも、その姿を5歳の娘は見ているのです。「失敗したら自分を責める」というパターンを、無意識のうちに子どもに教えてしまっていたのかもしれません。

育児ストレスの悪循環を断ち切る

博報堂の調査では、普段ストレスを感じているママは約9割。その主な要因は「育児」が70.5%で1位、「夫・パパ」が59.4%で2位でした。

育児ストレスは、完璧にできない自分への怒りから始まります。自分を責めると、脳からコルチゾール(ストレスホルモン)が分泌され、さらにイライラする悪循環に。しかし、自分に優しくすると、オキシトシン(愛情ホルモン)が分泌され、子どもにも穏やかに接することができるようになるのです。

親の自己肯定感本おすすめ5選

1. 母親向けの決定版:『子育てママに知ってほしい ホンモノの自己肯定感』

井上顕滋さんの『子育てママに知ってほしい ホンモノの自己肯定感』は、心理学・脳科学に基づいた育児メソッドを解説した本です。著者は20年以上にわたって企業研修や「こども成功塾」で自己肯定感を高める方法を伝えてきた専門家です。

『子育てママに知ってほしい ホンモノの自己肯定感』の特徴は、「母性愛」と「父性愛」という2種類の愛情をバランスよく注ぐことの大切さを解説していること。甘やかすだけでも、厳しくするだけでもない、科学的な育児のアプローチを学べます。

タイトルには「ママ」とありますが、パパが読んでも十分に役立つ内容です。私自身、「子どもに厳しくしすぎているかも」と悩んでいたときに、この本でバランスの取り方を学びました。

2. ポジティブ心理学ベース:『お母さんの自己肯定感を高める本』

お母さんの自己肯定感を高める本

松村亜里著、コロンビア大学の心理学者によるポジティブ心理学ベースの14の習慣

¥1,650(記事作成時の価格です)

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松村亜里さんの『お母さんの自己肯定感を高める本』は、コロンビア大学で修士号を取得した心理学者による、ポジティブ心理学ベースの本です。ニューヨークで流行している「幸せになるための14の行動習慣」を紹介しています。

『お母さんの自己肯定感を高める本』の核心は、自己肯定感は「高めようと思っても高まる」ものではなく、「幸せになる」ことで「自然と高まっていくもの」という考え方です。セルフコンパッションのワークも含まれており、「辛いときほど自分を責めない」方法を具体的に学べます。

妻と一緒にこの本のワークに取り組んだことがあります。お互いの「がんばっているところ」を言い合うワークは、夫婦関係にもプラスの効果がありました。

3. ワークで実践:『子どもの自己肯定感の教科書』

中島輝さんの『子どもの自己肯定感の教科書』は、15,000名を超えるクライアントにカウンセリングを行ってきた自己肯定感の第一人者による実践書です。2024年3月発売の比較的新しい本で、ワークがたくさんついているのが特徴です。

『子どもの自己肯定感の教科書』は、子どもの自己肯定感を育てる方法を解説していますが、実は親自身の自己肯定感を見つめ直すきっかけにもなります。「子育て中のお母さんの悩みに寄り添い、大丈夫だと思わせてくれる」というレビューが印象的でした。

子どもと一緒にワークに取り組むことで、5歳の娘も「自分のいいところ」を言葉にできるようになりました。親子のコミュニケーションツールとしても優秀な一冊です。

4. 小説形式で読みやすい:『子どもの将来は「親」の自己肯定感で決まる』

子どもの将来は「親」の自己肯定感で決まる

著者: 根本 裕幸

根本裕幸著、予約3か月待ちのカウンセラーによる小説形式の実用書

¥1,540(記事作成時の価格です)

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根本裕幸さんの『子どもの将来は「親」の自己肯定感で決まる』は、予約3か月待ちの人気カウンセラーが小説形式で書き下ろした異色の一冊です。スナック「おかん」を舞台に、夫婦の自己肯定感再生の物語が展開されます。

『子どもの将来は「親」の自己肯定感で決まる』の魅力は、物語として読み進められるため、自己啓発書が苦手な人でも入りやすいこと。「罪悪感を手放せば子育てはうまくいく」というメッセージが、ストーリーを通じて自然と心に染み込んでいきます。

正直に言うと、この本を読んで涙が出ました。「完璧な親じゃなくていい」と言われているようで、肩の荷が下りた気がしたのです。

5. 世界的名著:『セルフ・コンパッション』

セルフ・コンパッション[新訳版]

クリスティン・ネフ著、自分への思いやりの実証研究の第一人者による世界的名著

¥3,740(記事作成時の価格です)

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クリスティン・ネフさんの『セルフ・コンパッション』は、自分への思いやり(セルフ・コンパッション)の実証研究における世界的第一人者による名著です。2021年に新訳版が出版され、より読みやすくなりました。

『セルフ・コンパッション』が教えてくれるのは、自分を責めるのではなく、親友に接するように自分自身を扱うこと。セルフ・コンパッションの3つの要素は「自分への優しさ」「共通の人間性」「マインドフルネス」です。

価格は3,740円と他の本より高めですが、エクササイズが豊富で、何度も読み返せる実践的な内容です。子育てで自分を責めがちな人には、特におすすめしたい一冊です。

親の自己肯定感を高める3つのコツ

コツ1:「完璧な親」をあきらめる

子育てには正解がありません。それなのに、SNSには「理想の親」像があふれ、自分と比較してしまいがち。でも、完璧な親になる必要はないのです。

コクラン・レビューでも、「うまくいかないときもあるよね」と自分に優しい言葉をかけることで、ストレスが軽減されることが示されています。

私は「今日は70点でいい」と自分に言い聞かせるようにしています。100点を目指すより、70点を毎日続ける方が、長期的には良い子育てにつながると信じています。

コツ2:セルフコンパッションを実践する

自分を責めたくなったとき、胸に手を当てて「よくがんばっているね」と声をかけてみてください。講談社の記事でも紹介されている「スージングタッチ」という方法です。

セルフハグをしたり、疲れたときに自分の肩を優しくさすりながら「疲れたね」と声をかける。それだけで、オキシトシンが分泌され、気持ちが落ち着きます。

2歳の息子が癇癪を起こしたとき、以前の私はイライラして自分を責めていました。今は「誰でもこういう日はある」と認め、深呼吸してから対応できるようになりました。

コツ3:「自分の時間」を確保する

育児ストレスの1位は「自分の時間がない」こと。週に1時間でも、自分だけの時間を作ることが大切です。

私の場合は、早朝の30分間がその時間です。子どもたちが起きる前に、コーヒーを飲みながら本を読む。それだけで、その日一日を穏やかに過ごせる気がします。

「子どもを預けて自分の時間を作るなんて」と罪悪感を感じる必要はありません。親が満たされていることが、子どもの幸せにもつながるのです。

まとめ:親が幸せでいることが、子どもの幸せにつながる

子育ては、自分との戦いでもあります。理想の親になれない自分を責め、自己肯定感が下がる悪循環。でも、それを断ち切る方法はあります。

今回紹介した5冊の中で、まず1冊選ぶなら『お母さんの自己肯定感を高める本』をおすすめします。ポジティブ心理学に基づいた14の習慣は、具体的で実践しやすいものばかりです。自分を責めがちな人には『セルフ・コンパッション』、活字が苦手な人には小説形式の『子どもの将来は「親」の自己肯定感で決まる』もおすすめです。

5歳の娘、2歳の息子と過ごす毎日は、決して楽ではありません。でも「完璧じゃなくていい」と思えるようになってから、子どもたちとの時間がより楽しくなりました。

親が幸せでいること。それが、子どもの幸せにつながる一番の近道なのだと思います。

お母さんの自己肯定感を高める本

松村亜里著、コロンビア大学の心理学者によるポジティブ心理学ベースの14の習慣

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子育ての悩みを解決する本についてもっと知りたい方は、子育て本おすすめ!科学的根拠に基づく子どもの育て方もあわせてチェックしてみてください。

この記事のライター

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佐々木 健太

元外資系コンサルタントから転身したライター。経済学の知識を活かしながら、健康・お金・人間関係の最適化を追求。エビデンスベースの実践的な知識発信を心がける。

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    京都大学大学院で認知科学を研究する博士課程学生。理系でありながら文学への造詣も深く、科学と文学の交差点で新たな知の可能性を探求。
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