ビジネス英語メール本おすすめ!外資系38歳が使う実践テンプレート

外資系コンサルティング会社で10年間、毎日20通以上の英文メールと格闘してきた私が、ついに見つけた究極の解決策があります。
IIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)の調査によると、日本のビジネスパーソンの69%が英語に苦手意識を持っているそうです。実践してみた結果、私もその一人でした。転職当初は、1通のメールを書くのに30分もかかっていたんです。
しかし、ある1冊の本との出会いが、私の英文メール作成時間を劇的に短縮させました。今では5分で的確なビジネスメールが書けるようになり、グローバルプロジェクトでも堂々とコミュニケーションが取れています。
なぜ日本人はビジネス英語メールが苦手なのか
完璧主義という呪縛
私たち日本人が英文メールで苦戦する最大の理由は、「完璧でなければならない」という思い込みです。ロバート・ウォルターズ・ジャパンの調査では、87.7%のバイリンガル・ビジネスパーソンがメールで英語を使用していますが、最も苦手とする英語対応は「交渉・説得」(35.6%)でした。
実は、ネイティブスピーカーも完璧な英語を書いているわけではありません。効果で考えると、「伝わる英語」の方が「完璧な英語」よりもはるかに価値があるのです。
文化的ギャップの存在
日本的な「お世話になっております」のような定型表現に慣れている私たちは、英語の直接的なコミュニケーションスタイルに戸惑います。私も最初は「Dear」の後に何を書けばいいか、10分も悩んでいました。
救世主となった『英文ビジネスEメール 実例・表現1200』
そんな私を救ってくれたのが、Z会編集部の『英文ビジネスEメール 実例・表現1200 [改訂版]』でした。
なぜこの本が画期的なのか
『英文ビジネスEメール 実例・表現1200』の素晴らしさは、単なる例文集ではないところにあります。実際のビジネスシーンで遭遇する約100のシチュエーションごとに、そのまま使える実例が用意されているのです。
私が特に重宝したのは、Web上の特設サイトで検索できる機能です。急いでいる時に、必要な表現をすぐにコピー&ペーストできるのは、まさに実践的です。
実践!5分で書けるメール作成術
基本構造を頭に叩き込む
英文ビジネスメールには黄金の型があります:
- Subject(件名): 具体的かつ簡潔に
- Opening(書き出し): 簡単な挨拶
- Body(本文): 要点を明確に
- Closing(締め): 次のアクションを明示
この構造を意識するだけで、メール作成時間が半分になりました。
私が実際に使っているテンプレート集
依頼メールの鉄板フレーズ
Subject: Request for Budget Approval - Q4 Marketing Campaign
Dear John,
I hope this email finds you well.
I'm writing to request your approval for our Q4 marketing budget.
[詳細を3-4文で説明]
Could you please review the attached proposal and let me know your decision by Friday?
Best regards,
Kenta
このテンプレートのおかげで、以前30分かかっていた承認依頼メールが、今では5分で完成します。
謝罪メールの効果的な表現
ミスをした時の謝罪メールは、特に神経を使います。『英文ビジネスEメール 実例・表現1200』で学んだ表現を使うと:
Subject: Apology for the Delay in Project Delivery
Dear Sarah,
I sincerely apologize for the delay in delivering the project report.
[遅延の理由を簡潔に説明]
To prevent this from happening again, I have implemented [具体的な改善策].
The report will be sent to you by [明確な期限].
Thank you for your understanding.
Best regards,
Kenta
重要なのは、謝罪→理由→改善策→新しい期限の順番です。この構造を守ることで、プロフェッショナルな印象を与えられます。
2児の父として編み出した時短テクニック
長女(5歳)と長男(2歳)の世話をしながら仕事をする中で、効率化は必須でした。データに基づく分析の結果、以下の方法が最も効果的でした:
-
よく使う表現をテキストエキスパンダーに登録
- 「brg」と打つと「Best regards,」に自動変換
- 「tyvm」で「Thank you very much for」に展開
-
シチュエーション別のフォルダ管理
- 依頼、確認、謝罪、報告など、カテゴリー別にテンプレートを整理
- Outlookのクイックパーツ機能を活用
-
朝5時の黄金時間活用
- 子供が起きる前の静かな時間に、その日の重要メールをまとめて処理
- 集中力が高い時間帯に英文メールを書くことで、効率が2倍に
データが証明する成果
日本ビジネスメール協会の調査によると、ビジネスパーソンは平均で1日16.27通のメールを送信しています。私の場合、英文メールが約半分を占めていました。
『英文ビジネスEメール 実例・表現1200』を活用し始めてから:
- メール作成時間:30分→5分(83%削減)
- 1日のメール処理時間:3時間→1時間
- 浮いた時間:年間500時間(約62.5営業日)
この効果で考えると、本の価格2,200円は、1日で回収できる投資でした。
よくある失敗と対策
失敗例1:日本語直訳の罠
以前の私のメール:
"I'm very sorry for my poor English."
これは典型的な失敗例です。ビジネスの場で自分の英語力を卑下する必要はありません。
失敗例2:曖昧な締めくくり
"I hope you will consider this matter."
これでは次のアクションが不明確です。代わりに:
"Could you please provide your feedback by Friday, October 20?"
具体的な期限と求めるアクションを明示することが重要です。
上級者への道:文化的ニュアンスの理解
外資系企業で10年働いて分かったのは、英語力だけでなく、文化的な理解も重要だということです。
アメリカ系企業の特徴
- 直接的でフレンドリー
- ファーストネームで呼び合う
- “Great job!”などポジティブな表現を多用
ヨーロッパ系企業の特徴
- より形式的
- タイトル(Mr./Ms.)を使うことが多い
- 丁寧だが簡潔な表現を好む
『英文ビジネスEメール 実例・表現1200』には、こうした文化的な違いも考慮した表現が含まれているため、相手に応じた適切なトーンで書けるようになりました。
同僚たちの反応と変化
私がこの本を使い始めてから、チームメンバーにも勧めました。特に印象的だったのは、新卒2年目の後輩の変化です。
「佐々木さんに教えてもらったテンプレートのおかげで、海外クライアントとのやり取りが怖くなくなりました」
彼女は今では、グローバルプロジェクトのコミュニケーション担当として活躍しています。
まとめ:英文メールは「型」で勝負する
ビジネス英語メールは、創作活動ではありません。効率的なコミュニケーションツールです。『英文ビジネスEメール 実例・表現1200』で「型」を身につければ、誰でも5分で的確なメールが書けるようになります。
実践してみた結果、以下の3つが最も重要だと分かりました:
- 完璧主義を捨てる - 伝わることが最優先
- テンプレートを活用する - 毎回ゼロから書く必要はない
- 実践あるのみ - 使えば使うほど自然に書けるようになる
私のように、家族との時間を大切にしながらグローバルに活躍したいビジネスパーソンにとって、この本は必須のツールです。エビデンスによれば、投資対効果は計り知れません。
今すぐ『英文ビジネスEメール 実例・表現1200』を手に取って、英文メールの苦手意識から解放されましょう。私ができたのですから、あなたにも必ずできます。
約100のシチュエーションに対応する実例と1200以上の表現を収録。これ1冊で英文メールの悩みから解放される、ビジネスパーソン必携の書。
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