民泊本おすすめ5選!Airbnbで月10万円の副収入を目指す実践ガイド
民泊物件数が6年で3倍に急増している事実
2018年に29,755件だった民泊物件数が、2024年には102,327件に達したことをご存知だろうか。わずか6年で3倍以上に増加している計算だ。さらに驚くべきは、2024年の訪日外国人観光客数が3,686万人を突破し、過去最高を記録したこと。政府は2030年までに6,000万人を目標に掲げており、民泊需要は今後も拡大が見込まれる。
38歳、2児の父である私は、この市場動向を見て民泊ビジネスに強い関心を持った。不動産投資は敷居が高いが、民泊なら比較的少額から始められる。何より「月10万円の副収入」という現実的な目標が魅力的だ。実際、国土交通省のデータによると、民泊1棟あたりの年間平均売上は約120万円。つまり月10万円という数字は、決して夢物語ではない。
この記事では、民泊ビジネスを始めるにあたって読むべき本を5冊厳選して紹介する。私自身が経済学のバックグラウンドを持つコンサルタント出身として、データと実践の両面から各書籍を評価した。
なぜ今、民泊ビジネスなのか
訪日外国人急増という追い風
民泊市場が急成長している背景には、訪日外国人観光客の爆発的な増加がある。2024年には過去最高の3,686万人を記録し、大阪・関西万博を控えた2025年以降もさらなる増加が見込まれている。ある調査では、民泊の潜在需要は2023年比で約3.2倍に膨れ上がると予測されているほどだ。
宿泊施設の供給が追いついていない現状も、民泊にとってはチャンスとなる。建設費の高騰や人手不足により、ホテルの新規建設には限界がある。その点、既存の住宅を活用する民泊は、少ない投資で市場に参入できる強みがある。
サラリーマンの副業として最適な理由
私が民泊に注目する理由の一つは、本業を続けながら運営できる点だ。清掃や鍵の受け渡しを代行業者に任せれば、日々の運営にかかる時間は最小限で済む。実際、多くの入門書で「サラリーマンでもできる」と強調されているのは、この運営の自動化が可能だからである。
また、不動産投資と比べてリスクが限定的なのも魅力だ。物件を購入せずに賃貸で始めることもでき、うまくいかなければ撤退も比較的容易。38歳で2人の子供を抱える身としては、この「失敗しても致命傷にならない」という点は非常に重要だと考えている。
民泊本おすすめ5選
1. 完全入門に最適『Airbnb入門ガイド』
民泊ビジネスの全体像をつかみたい人には、まずこの1冊をおすすめする。Airbnb総合研究会による本書は、プラットフォームの仕組みから登録方法、ゲスト対応の基本まで、網羅的に解説している。
特に評価したいのは、副業としての民泊ビジネスを前提に書かれている点だ。「本業を辞めずに始められる」という視点は、私のようなサラリーマンにとって心強い。初期投資の目安や収益シミュレーションも具体的な数字で示されており、データドリブンに判断したい人にも適している。
2. 実体験から学ぶ『知識ゼロからの民泊ビジネスがっちり成功術』
著者の鶴岡真緒さんは、英語力ゼロ・資金ゼロの状態からスタートしたシングルマザー。その実体験に基づく本書は、「自分にもできるかもしれない」という希望を与えてくれる。
私が特に共感したのは、「完璧を求めない」という著者のスタンスだ。最初から高級ホテル並みのサービスを目指すのではなく、まずは小さく始めて改善を重ねていく。この考え方は、2児の父として時間に制約のある私にとって、非常に現実的なアプローチに思えた。物件の写真の撮り方や、ゲストとのコミュニケーション術など、実践的なノウハウも豊富に収録されている。
3. 高収益を目指す『Airbnbで月40万円ラクラク儲ける方法』
月10万円ではなく、さらに上を目指したい人向けの1冊。著者の大津山訓男さんは、複数物件の運営で高収益を達成した実績を持つ。本書では、その具体的なノウハウが惜しみなく公開されている。
経済学を学んだ私の視点から見ると、本書の強みは「収益最大化のロジック」が明確な点だ。単価の設定方法、稼働率を上げるための施策、リピーター獲得の仕組みなど、すべてが収益向上という目的に向かって体系化されている。ただし、本書の内容を実践するには相応の時間と労力が必要になるため、まずは入門書で基礎を固めてからチャレンジすることをおすすめする。
4. リスク管理重視『できるAirbnb』
物件登録やゲスト対応の基本、リスク管理、収益性を高めるコツを詳しく解説
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「できる」シリーズでおなじみのインプレスから出版された本書は、安全・安心を重視する人に最適だ。物件登録の手順からゲスト対応、トラブル時の対処法まで、リスク管理の視点から丁寧に解説されている。
2児の父として、私は「何かあったときの対処法」を知っておくことの重要性を痛感している。ゲストとのトラブル、近隣住民からのクレーム、設備の故障など、民泊運営には様々なリスクが伴う。本書はそうしたリスクを事前に把握し、適切に対処するための知識を提供してくれる。特に、保険や法的な対応については他書よりも詳しく書かれている印象だ。
5. 開業準備に最適『民泊1年生の教科書』
民泊を始めて1年目に知っておくべきことを体系的にまとめた1冊。著者のぽんこつ鳩子さんは、自身の1年目の経験から得た教訓を惜しみなく共有している。
本書の特徴は、時系列で「やるべきこと」が整理されている点だ。開業前の準備から、最初のゲストを迎えるまで、そして運営が軌道に乗るまでの流れが明確に示されている。私のように計画的に物事を進めたいタイプには、このロードマップ型の構成が非常にありがたい。また、「失敗談」も率直に書かれており、同じ失敗を避けるための参考になる。
民泊の収益シミュレーション
月10万円は現実的な目標か
国土交通省の統計によると、民泊1棟あたりの年間平均売上は約120万円。これを12ヶ月で割ると月10万円という数字になる。2024年の宿泊費単価は約17,000円で、前年比1.2倍に上昇している。つまり、月10万円という目標は統計的に見ても十分に達成可能な水準といえる。
ただし、これはあくまで「売上」であり、「利益」ではないことに注意が必要だ。清掃費、消耗品費、水道光熱費、Airbnbの手数料(通常3%程度)などの経費を差し引くと、実際の手残りは6〜7万円程度になるケースが多い。
初期投資の目安
民泊を始める際の初期投資は、物件の状態や規模によって大きく異なるが、一般的には以下のような項目が必要になる。家具・寝具で10〜30万円、家電製品で5〜15万円、消防設備で5〜10万円、その他備品で3〜5万円程度が目安だ。合計すると23〜60万円程度の初期投資が必要になる計算である。
投資回収期間を考えると、月6万円の利益が出れば4〜10ヶ月で回収できる。リスクとリターンのバランスを考えると、副業として始めるには悪くない数字だと私は評価している。
民泊を始める際の法的手続き
民泊新法に基づく届出
2018年に施行された住宅宿泊事業法(民泊新法)により、民泊を行うには都道府県への届出が必要になった。届出に必要な主な書類は、届出書、住宅の図面、消防法令適合通知書などだ。手続き自体はそれほど複雑ではないが、消防設備の設置など、物件によっては追加の工事が必要になる場合もある。
また、民泊新法では年間営業日数が180日に制限されている点にも注意が必要だ。これを超えて営業したい場合は、旅館業法の許可を取得する必要がある。
近隣住民への配慮
法的手続きと同様に重要なのが、近隣住民への事前説明だ。民泊によるトラブルの多くは、騒音やゴミ出しのマナーなど、近隣住民との関係悪化に起因している。開業前に挨拶回りをしておくことで、問題が発生した際にも円滑なコミュニケーションが取りやすくなる。
まとめ:民泊ビジネスを始める前に読むべき3冊
民泊ビジネスに興味を持った方には、まず以下の順序で読み進めることをおすすめする。
最初に『Airbnb入門ガイド』で全体像を把握し、次に『知識ゼロからの民泊ビジネスがっちり成功術』で実体験から学ぶ。そして『できるAirbnb』でリスク管理の知識を身につける。この3冊を読めば、民泊ビジネスを始めるための基礎知識は十分に得られるはずだ。
民泊物件数が3倍に急増し、訪日外国人が過去最高を記録している今こそ、参入のチャンスといえる。もちろんリスクもあるが、適切な知識を持って臨めば、月10万円の副収入は決して夢ではない。
不動産を活用した資産形成に興味がある方は、サラリーマン大家として不動産投資を始める方法も参考にしてほしい。




