子供の目標設定本おすすめ5選!38歳パパが家族で実践した新年の計画づくり

子供の目標設定本おすすめ5選!38歳パパが家族で実践した新年の計画づくり

「今年こそダイエットする」「資格を取る」「運動を始める」

そんな新年の抱負を立てたのに、気づけば何も変わっていなかった。そんな経験はありませんか。

mitorizの2025年1月の調査によると、新年の目標達成度の平均はわずか56.9%。さらにbondaviの調査では、42%の人が年末には「目標を覚えていない」と回答しています。

外資系コンサルタント時代、私は「測定できるものは改善できる」を信条に仕事をしてきました。この考え方を家族にも取り入れたいと思い、5歳の娘と一緒に目標設定の本を読み始めました。今回は、2児の父である私が実際に家族で実践した、子供の目標設定本を5冊ご紹介します。

なぜ家族で目標設定することが大切なのか

目標達成は「仕組み」で決まる

マンダラチャート協会の調査によると、目標を達成できた人たちが共通して取り組んでいたことは「小さな目標を積み重ねて達成し続けた」ことでした。

つまり、目標達成は意志の強さではなく「仕組み」の問題なのです。この仕組みを子供のうちから身につけることで、将来の目標達成力が大きく変わります。

子供の目標設定は「自己効力感」を育てる

心理学者アルバート・バンデューラの研究によると、「自分にはできる」という自己効力感は、小さな成功体験の積み重ねで育ちます。子供が自分で目標を立て、達成する経験を繰り返すことで、この自己効力感が養われるのです。

5歳の娘に「今年の目標は何?」と聞いたとき、最初は「わからない」と言っていました。でも一緒に考えるうちに、「ひらがなを全部書けるようになる」という具体的な目標が出てきました。

家族会議が対話力を育む

目標設定は、家族のコミュニケーションを深める絶好の機会です。週に一度の家族会議で目標の進捗を報告し合うことで、子供は「自分の考えを言葉にする力」を養えます。

2歳の息子はまだ目標を立てられませんが、お姉ちゃんの発表を聞いて「ぼくも!」と言うようになりました。これも立派な成長だと思っています。

子供の目標設定本おすすめ5選

1. 子供向けの決定版:『こども目標達成教室』

竹橋洋毅さん監修の『こども目標達成教室』は、大谷翔平選手が高校1年生のときに作成した「マンダラチャート」を例に、目標達成の方法をわかりやすく解説した本です。

『こども目標達成教室』の素晴らしい点は、SMARTの法則やバックキャスティング思考など、ビジネスの世界で使われる手法を子供向けにアレンジしていること。外資系コンサル出身の私から見ても、内容は本格的です。

5歳の娘にはまだ難しい部分もありますが、すべての漢字にルビが振ってあるので、小学生になったら一緒に読み返したいと思っています。各章末には大谷選手やイチロー選手など、夢をかなえた有名人のエピソードも紹介されていて、モチベーションが上がります。

2. 家族の対話を深める:『かぞくかいぎの秘密』

玉居子泰子さんの『かぞくかいぎの秘密』は、NHK『おはよう日本』でも紹介された、家族会議の実践的なノウハウをまとめた本です。

「子どもをついきつく叱ってしまう」「最近、夫婦で話せていない」。そんな悩みを持つ家庭に、『かぞくかいぎの秘密』は「週に10分だけ家族会議を開いてみませんか」と提案します。

我が家でもこの本を参考に、毎週日曜の夕食後に「家族会議」を開くようになりました。議題は「今週がんばったこと」「来週の目標」のシンプルな2つ。5歳の娘は「お片付けをがんばった!」と嬉しそうに発表してくれます。

著者の玉居子さんは、2015年から様々な家族の家族会議を取材してきた専門家。実際の事例が豊富で、すぐに実践できるヒントが満載です。

3. 目標達成の科学:『やり抜く人の9つの習慣』

ハイディ・グラント・ハルバーソンさんの『やり抜く人の9つの習慣』は、コロンビア大学のモチベーション科学の第一人者が書いた、目標達成の科学的メソッドを解説した本です。

『やり抜く人の9つの習慣』の特徴は、わずか120ページというコンパクトさ。忙しい親でも1時間程度で読み切れます。Harvard Business Reviewで最多閲覧数を記録したというのも納得の内容です。

特に印象的だったのは「目標に具体性を与える」という習慣。「運動する」ではなく「毎朝7時に15分ジョギングする」と具体化することで、達成率が2〜3倍になるそうです。

子供に目標の立て方を教えるとき、この「具体化」のテクニックは非常に役立ちます。「お勉強がんばる」ではなく「毎日ひらがなを3つ練習する」。子供でも達成しやすい目標になります。

4. 習慣化の仕組み:『複利で伸びる1つの習慣』

ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣

著者: ジェームズ・クリアー

ジェームズ・クリアー著、NYタイムズNo.1ベストセラー、全米400万部突破

¥1,650(記事作成時の価格です)

amazon.co.jp

ジェームズ・クリアーさんの『複利で伸びる1つの習慣』は、ニューヨークタイムズNo.1ベストセラーとなり、全米で400万部を突破した習慣化の名著です。

『複利で伸びる1つの習慣』の核心は、「1日1%の改善を続ければ、1年後には37倍になる」という考え方。まさに「複利」の発想です。投資と同じで、小さな積み重ねが大きな成果を生むのです。

外資系コンサル出身の私にとって、この「複利」という考え方は非常にしっくりきました。子供の成長も同じ。毎日の小さな習慣が、将来の大きな力になります。

著者が提唱する「習慣の4つの法則」(はっきりさせる、魅力的にする、易しくする、満足できるものにする)は、子供の習慣づくりにも応用できます。

5. 挫折しない秘訣:『小さな習慣』

小さな習慣

著者: スティーヴン・ガイズ

スティーヴン・ガイズ著、小さすぎて失敗できない目標設定メソッド

¥1,540(記事作成時の価格です)

amazon.co.jp

スティーヴン・ガイズさんの『小さな習慣』は、「目標は、ばかばかしいぐらい小さくしろ!」という衝撃的なメッセージから始まる本です。

習慣化に関する調査によると、30日以内に挫折する割合は、ストレッチで85%、筋トレで84%、勉強で88%にも上ります。なぜこんなに挫折するのか。それは目標が大きすぎるからです。

『小さな習慣』が提案するのは、「小さすぎて失敗できない」目標。「毎日腹筋100回」ではなく「毎日腹筋1回」。こんな目標なら、どんなに疲れていてもできますよね。

5歳の娘の「ひらがなを全部書けるようになる」という目標も、この考え方で「毎日1文字だけ練習する」に分解しました。今では自分から練習帳を開くようになっています。

家族の目標設定を成功させる3つのコツ

コツ1:週1回の「家族会議」で目標を共有する

目標は立てて終わりではありません。定期的に進捗を確認し、必要に応じて修正することが大切です。我が家では毎週日曜の夕食後に、10分程度の家族会議を開いています。

議題はシンプルに「今週がんばったこと」と「来週の目標」の2つだけ。子供の発表を聞いて、家族みんなで拍手する。この小さな儀式が、子供のモチベーションを高めてくれます。

コツ2:目標シートを「見える化」する

リビングの壁に、家族全員の目標シートを貼っています。毎日目に入る場所に目標があることで、意識が途切れにくくなります。

5歳の娘は、ひらがなを1文字練習するたびにシールを貼るのが楽しみになっています。「見える化」は子供のやる気を引き出す強力なツールです。

コツ3:「小さな達成」を一緒に喜ぶ

目標達成で最も大切なのは、小さな成功体験を積み重ねること。子供が「今日もできた!」と報告してくれたら、大げさなくらい喜んで見せています。

「すごいね!」「がんばったね!」という声かけが、子供の自己効力感を育てます。2歳の息子も、お姉ちゃんが褒められているのを見て「ぼくも!」と真似するようになりました。

まとめ:目標達成は家族の絆を深める

新年の目標を立てても、その多くが達成されないまま終わってしまう。でも、家族で一緒に取り組むことで、目標達成率は大きく変わります。

子供のうちから目標設定の習慣を身につけることは、将来の「やり抜く力」を育てることにつながります。そして何より、目標に向かって一緒にがんばる時間は、家族の絆を深めてくれます。

今回紹介した5冊の中で、まず1冊選ぶなら『こども目標達成教室』をおすすめします。大谷翔平選手のマンダラチャートを例に、子供にもわかりやすく目標達成の方法を解説しています。家族の対話を増やしたい方には『かぞくかいぎの秘密』、何度も挫折した経験がある方には『小さな習慣』から始めてみてください。

2歳の息子、5歳の娘と一緒に目標に向かって進む新しい1年。この時間が、子供たちの心の中に「自分はできる」という自信を育ててくれることを願っています。

習慣化についてもっと詳しく知りたい方は、習慣形成の認知メカニズムもあわせてチェックしてみてください。

この記事のライター

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佐々木 健太

元外資系コンサルタントから転身したライター。経済学の知識を活かしながら、健康・お金・人間関係の最適化を追求。エビデンスベースの実践的な知識発信を心がける。

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    京都大学大学院で認知科学を研究する博士課程学生。理系でありながら文学への造詣も深く、科学と文学の交差点で新たな知の可能性を探求。
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