SDGs本おすすめ2025!個人でできる持続可能な社会への貢献を学ぶ8冊
「会社でSDGsの取り組みを求められたが、何から始めればいいかわからない」「子どもにSDGsについて聞かれたが、うまく説明できなかった」——そんな経験はないでしょうか。
SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は、2015年に国連で採択された2030年までの国際目標です。17のゴールと169のターゲットで構成され、貧困、飢餓、健康、教育、ジェンダー平等、気候変動など、地球規模の課題解決を目指しています。
私自身、出版社時代にSDGs関連の書籍を多数担当する中で、「概念は知っているけど、具体的に何をすればいいのかわからない」という声を数多く聞いてきました。SDGsを本で学ぶことで、グローバルな視点と日常でできる具体的なアクションの両方を身につけることができます。
今回は、SDGsを学ぶのに最適なおすすめ本を目的別に8冊厳選して紹介します。
SDGs本を選ぶ3つのポイント
SDGsに関する本は多数出版されていますが、自分に合った一冊を選ぶために以下のポイントを押さえておきましょう。
1. 目的で選ぶ
「基礎知識を得たい」「ビジネスに活かしたい」「子どもと一緒に学びたい」など、目的によって選ぶべき本は異なります。入門書、ビジネス書、子ども向け書籍など、カテゴリーを意識して選びましょう。
2. 深さで選ぶ
SDGsの概要を短時間で把握したいのか、169のターゲットまで詳しく知りたいのかで、選ぶ本は変わります。最初は入門書から始め、興味が深まったら専門書へ進むのが効率的です。
3. 実践性で選ぶ
知識として学ぶだけでなく、具体的なアクションにつなげたい場合は、事例や実践方法が充実した本を選びましょう。企業の取り組み事例や個人でできることが紹介されている本がおすすめです。
入門・初心者におすすめのSDGs本3選
まずはSDGsの基礎を学べる入門書から紹介します。
『60分でわかる! SDGs 超入門』——短時間で全体像を把握
バウンド著、功能聡子・佐藤寛監修による、SDGs入門の決定版。フルカラーで図表を多用し、60分で全体像を把握できるよう構成されています。
「いまさら聞けないSDGsの基本」から始まり、17のゴールそれぞれの解説、企業の取り組み事例まで網羅。忙しいビジネスパーソンや、まずは概要を知りたい人に最適です。技術評論社の「60分でわかる!」シリーズは定評があり、本書もその期待を裏切りません。
『SDGs入門』——ビジネス視点で学ぶ日経文庫
村上芽・渡辺珠子著による、シリーズ累計10万部を突破したベストセラー。「SDGsをビジネスにどう活かすことができるのか」という視点に軸を置いた構成が特徴です。
著者2人が多くのセミナーや講演で受けた質問をもとに、よくある疑問を重点的に解説。日経ビジネス文庫だけあり、企業での実践を意識した内容になっています。新書サイズで持ち運びやすく、通勤時間にも読めます。
『SDGs(持続可能な開発目標)』——169ターゲットまで詳しく学ぶ
蟹江憲史著による、中公新書からの一冊。著者は国連持続可能な開発会議の日本政府代表団顧問、日本政府SDGs推進本部円卓会議委員を務める、日本のSDGs第一人者です。
17のゴールを1つずつ丁寧に解説するだけでなく、他の本ではなかなか触れられない169のターゲットの詳細まで説明しています。SDGsの成り立ちから現在の課題、今後の展望まで、体系的に理解したい人におすすめです。
子ども・ファミリーにおすすめのSDGs本2選
親子で一緒にSDGsを学べる本を紹介します。
『こどもSDGs なぜSDGsが必要なのかがわかる本』——9万部突破の定番
親子で学べるSDGs入門書の決定版
¥1,430(記事作成時の価格です)
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バウンド著、秋山宏次郎監修による、9万部を突破した子ども向けSDGs本の定番。未来を担う子どもたちに向けて、SDGsと世界が直面する問題、私たちの生活との関連をわかりやすく解説しています。
専門用語もやさしく説明されているので、実は大人にもわかりやすい内容になっています。「子どもに聞かれたけど、うまく説明できなかった」という親御さんにもおすすめ。親子の会話のきっかけにもなります。
『数字でわかる!こどもSDGs 地球がいまどんな状態かわかる本』——データで理解する
具体的な数字で地球の現状を理解する一冊
¥1,430(記事作成時の価格です)
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同じくバウンド著、秋山宏次郎監修による、「こどもSDGs」の続編。「地球の森林面積は毎年どれくらい減っている?」「世界で何人が安全な水を飲めない?」といった具体的な数字で、地球の現状を理解できます。
抽象的な概念だけでなく、具体的なデータで学ぶことで、問題の深刻さがより実感できます。自由研究のテーマとしても活用できる一冊です。
ビジネス・実践者におすすめのSDGs本3選
企業での実践や、より深く学びたい人向けの本を紹介します。
『サステナビリティ SDGs以後の最重要生存戦略』——経営に実装する方法
水上武彦著による、サステナビリティ経営の実践書。著者はサステナビリティ・コンサルティングの第一人者で、基本となる理論と概念枠組みから説き起こし、経営にサステナビリティを実装する方法を具体的に解説しています。
ネスレ日本、WWFジャパンへのインタビューも収録されており、実際の企業がどのようにサステナビリティに取り組んでいるかを知ることができます。CSR担当者や経営層におすすめです。
『図解ポケット SDGsがよくわかる本』——携帯に便利な図解本
松原恭司郎著による、ポケットサイズの図解本。右ページでテキスト解説、左ページで図解という見開き構成で、SDGsの17の目標と具体的なターゲットについて解説しています。
持ち運びに便利なサイズで、会議前の予習や、ちょっとした空き時間の学習に最適。図解中心なので、視覚的に理解したい人にもおすすめです。
『日本のSDGs それってほんとにサステナブル?』——日本の事例から学ぶ
高橋真樹著による、日本国内のSDGs事例を紹介した一冊。生活困窮者支援、有機農業、森林保全など7つの実践例を取り上げています。
著者は平和協同ジャーナリスト基金奨励賞を受賞したノンフィクションライターで、世界70カ国以上と国内各地を訪れ、持続可能性をテーマに取材を続けています。グローバルな視点と日本の現場の両方を知る著者ならではの内容です。
今日から始める個人でできるSDGsアクション
本を読むだけでなく、日常生活でできることから始めましょう。
ステップ1: 自分の生活を見直す
まずは自分の消費行動を振り返りましょう。食品ロスを減らす、マイバッグを持ち歩く、電気をこまめに消すなど、身近なところから始められます。
ステップ2: 選択を意識する
買い物をする際に、環境に配慮した商品やフェアトレード商品を選ぶことも一つのアクションです。「ちょっと高いけど環境に良い」という選択が、社会を変える力になります。
ステップ3: 周囲に伝える
学んだことを家族や友人、同僚に伝えることも重要なアクションです。一人の行動は小さくても、広がれば大きな力になります。
まとめ——持続可能な社会への第一歩
SDGsは、遠い世界の話ではありません。私たちの日常生活と深くつながっている目標です。本で学ぶことで、グローバルな課題を理解し、自分にできることを見つけることができます。
2030年までの目標達成に向けて、残された時間は限られています。まずは1冊手に取って、持続可能な社会への第一歩を踏み出してみてください。







