レビュー
概要
SDGsの課題を統計や数字で可視化し、地球全体の現状を子どもでも理解しやすく示した一冊。グラフ、地図、比較表を多用し、CO2排出や海洋汚染など各問題点を定量的に紹介している。
読みどころ
- まず「二酸化炭素の量」を日常に落とし込み、食べ物1食分の排出量や1kmの移動がどれだけのCO2を出すかを、アイコンで表現。
- 中盤は「水・エネルギー・生物多様性」など、数値で見るとどうなっているかを段階的に説明し、グラフの読み方を学ぶワークも付いている。
- 後半は「地球の未来のグラフ」を描く章。2030年を見据えた目標と自分たちができる行動を数値化し、アクションプランを立てる演習を載せる。
類書との比較
『なるほどSDGsの本』(ポプラ社)はストーリー型だが、本書は数字に強く、理科的思考を養う。データを読む力を育てながら、責任あるアクションにつなぐ点で差別化されている。
こんな人におすすめ
- 数字が好きで、具体的なデータから世界を知りたい子ども。
- データに基づいた説明を必要とする学級活動の計画者。
- 家庭で地球の未来を語りたい保護者。
感想
ビジュアルの中で数字が浮き上がって見える工夫があり、地球の状態が実感できた。グラフの読み方の解説は、社会科と理科をつなぐ架け橋にもなりそう。アクションプランのワークは子どもだけでなく大人の気づきにもなった。