住宅ローン本おすすめ2025!金利上昇時代に賢く借りるための必読書5選

住宅ローン本おすすめ2025!金利上昇時代に賢く借りるための必読書5選

「変動金利と固定金利、どちらを選べばいいのか」「いくらまで借りても大丈夫なのか」——住宅ローンを組む前に、誰もが抱える不安ではないだろうか。

2024年、日本銀行はマイナス金利政策を解除した。17年ぶりの利上げにより、長らく超低金利が続いていた住宅ローン市場に変化が訪れている。住宅金融支援機構の調査によると、住宅ローン利用者の約7割が変動金利を選択しているが、金利上昇局面でその判断は正しかったのか、不安を感じている人も多いだろう。

私自身、2020年にマイホームを購入し、住宅ローンを組んだ。その際、数冊の本を読んで勉強したが、知識があるかないかで数百万円の差が出ることを実感した。住宅ローンの選び方一つで、総支払額は大きく変わる。

今回は、住宅ローンを学ぶのに最適なおすすめ本を目的別に5冊厳選して紹介する。

住宅ローンで「絶対に損したくない人」が読む本

公認会計士・人気ブロガーが教える損しない住宅ローンの選び方

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住宅ローン本を選ぶ3つのポイント

住宅ローンに関する本は多数出版されているが、自分に合った一冊を選ぶために以下のポイントを押さえておこう。

1. 著者の専門性で選ぶ

住宅ローンは金融商品だ。公認会計士、ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザーなど、専門知識を持つ著者の本を選ぶことで、正確な情報が得られる。不動産会社や銀行の営業担当が書いた本は、ポジショントークが含まれる可能性がある点に注意。

2. 出版年を確認する

住宅ローンの金利環境は刻々と変化している。特に2024年以降、金利動向が大きく変わったため、最新の情報を反映した本を選ぶことが重要だ。古い本だと、現在の状況と大きく異なる可能性がある。

3. 自分の段階に合わせて選ぶ

「これから家を買う」「すでに住宅ローンを組んでいる」「借り換えを検討している」など、状況によって必要な情報は異なる。自分の段階に合った本を選ぼう。

住宅購入の入門編:まず読むべき2冊

住宅購入を検討し始めた段階で読んでおきたい本から紹介する。

『家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本』——購入前の必読書

千日太郎著、公認会計士であり人気ブログ「千日のブログ 家と住宅ローンのはてな?に答える」の著者による一冊。住宅購入における「お金」の全体像を学べる入門書だ。

「いくらの家を買えるか」「頭金はいくら用意すべきか」「住宅ローン控除をどう活用するか」など、住宅購入に関わるお金の疑問を、不動産会社や銀行が教えてくれないホンネの視点から解説している。住宅購入を考え始めたら、まず最初に読んでおきたい一冊だ。

『住宅ローンを賢く借りて無理なく返す32の方法 2024-25』——毎年更新の定番書

淡河範明著、毎年更新される住宅ローンの定番書。「やるべき順」に32の方法が解説されており、何から始めればいいかわからない人でも、順番に読み進めれば住宅ローンの基礎が身につく構成になっている。

2024-25年版では、金利上昇局面での対応策や、最新の住宅ローン控除の情報も反映されている。実践的なチェックリストも充実しており、実際に住宅ローンを検討する際の参考になる。

住宅ローン特化編:深く学ぶ2冊

住宅ローンについてより深く学びたい人向けの本を紹介する。

『住宅ローンで「絶対に損したくない人」が読む本』——住宅ローンの決定版

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公認会計士・人気ブロガーが教える損しない住宅ローンの選び方

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千日太郎著、『家を買うときに〜』の著者による住宅ローン特化の実践書。前著が住宅購入全般を扱っているのに対し、本書は住宅ローンに焦点を絞り、より詳細な解説を行っている。

「変動金利と固定金利の選び方」「繰り上げ返済のタイミング」「借り換えの判断基準」など、住宅ローンに関する具体的な疑問に答えてくれる。すでに住宅ローンを組んでいる人が、返済計画を見直す際にも役立つ内容だ。

『金利が上がっても、住宅ローンは「変動」で借りなさい』——金利上昇時代の新常識

塩澤崇著、住宅ローン比較サービス「モゲチェック」取締役COOによる、金利上昇時代の住宅ローン戦略を解説した一冊。2024年5月発売と新しく、マイナス金利解除後の状況を踏まえた内容となっている。

「変動金利は金利が上がると危険」という常識に対し、データに基づいて反論。なぜ金利が上がっても変動金利が有利なのかを、シミュレーションを交えて解説している。金利選択で迷っている人には特におすすめだ。Amazon限定で金利別シミュレーション表のダウンロード特典付き。

長期視点編:人生設計と住宅ローン

住宅ローンを人生全体の中で考えたい人向けの一冊を紹介する。

『人生100年時代の住宅ローン』——長期的視点で考える

川淵ゆかり著、人生100年時代を見据えた住宅ローンの考え方を解説。「35年ローンを組んで、定年後も返済が続く」という状況に不安を感じている人に向けた内容だ。

老後の資金計画と住宅ローンの返済計画をどう両立させるか、年金生活に入った後の住宅ローンをどう考えるかなど、長期的な視点でのアドバイスが充実している。

住宅ローンで失敗しないための3つの心得

本を読んで知識を得たら、実際の行動に移す前に以下の心得を確認しよう。

1. 「借りられる額」と「返せる額」は違う

銀行が審査で「借りられる」と判断する金額と、自分が「無理なく返せる」金額は異なる。年収の5倍以内、月々の返済額は手取りの25%以内が一つの目安だ。余裕を持った返済計画を立てよう。

2. 金利だけでなく総支払額で比較する

変動金利と固定金利を比較する際、目先の金利だけで判断しがちだが、総支払額で比較することが重要。手数料や保証料も含めた総コストで検討しよう。

3. 「今すぐ決めないといけない」に要注意

不動産営業や住宅ローン担当者から「今すぐ決めないと」と急かされることがあるが、住宅ローンは人生最大の借金だ。十分に検討する時間を確保し、納得してから契約しよう。

まとめ——知識が数百万円の差を生む

住宅ローンの選び方一つで、総支払額は数百万円単位で変わることがある。金利の選択、借入期間の設定、繰り上げ返済のタイミングなど、知識があるかないかで大きな差が出る。

金利上昇時代だからこそ、正しい知識を身につけて賢い選択をしたい。今回紹介した5冊の中から、まずは1冊手に取って、住宅ローンの基礎を学んでほしい。

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高橋 啓介

大手出版社で書籍編集を10年経験後、独立してブロガーとして活動。科学論文と書籍を融合させた知識発信で注目を集める。

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    出版社勤務を経てフリーライターに。小説からビジネス書、漫画まで幅広く読む雑食系読書家。Z世代の視点から現代的な読書の楽しみ方を発信。
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    西村 陸

    京都大学大学院で認知科学を研究する博士課程学生。理系でありながら文学への造詣も深く、科学と文学の交差点で新たな知の可能性を探求。
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    佐々木 健太

    元外資系コンサルタントから転身したライター。経済学の知識を活かしながら、健康・お金・人間関係の最適化を追求。エビデンスベースの実践的な知識発信を心がける。

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