音楽理論本おすすめ2025!初心者から作曲志望者まで厳選8冊
「コード進行の意味がわからない」「なぜこのメロディが心地よいのか説明できない」——音楽を楽しむ中で、そんな疑問を抱いたことはないでしょうか。
音楽理論は、音楽を「感覚」から「理解」に変える鍵です。理論を学ぶことで、好きな曲の構造が見えるようになり、自分で曲を作る際の羅針盤にもなります。
私自身、大学時代にバンドでギターを弾いていた頃、「なぜあの曲は泣けるのか」「なぜこのコード進行は気持ちいいのか」がずっと疑問でした。音楽理論の本を手に取ってからは、音楽の聴き方が180度変わりました。
今回は、音楽理論を学びたい初心者から、作曲に本格的に取り組みたい人まで、目的別におすすめの音楽理論本8冊を紹介します。
音楽理論本を選ぶ3つのポイント
音楽理論の本は多種多様です。自分に合った一冊を選ぶために、以下のポイントを押さえておきましょう。
1. 目的で選ぶ
「楽譜を読めるようになりたい」のか「作曲に活かしたい」のか「音大受験の対策がしたい」のかで、選ぶべき本は異なります。まずは自分のゴールを明確にしましょう。
2. 現在のレベルで選ぶ
音楽経験がゼロなら入門書から、楽器経験があるなら中級書から始めるのが効率的です。いきなり難しい本を選ぶと挫折しやすいので、段階を踏むことが大切です。
3. 形式で選ぶ
マンガ形式、会話形式、教科書形式など、本の形式は様々です。自分が読みやすいと感じる形式を選ぶことで、学習が継続しやすくなります。
入門・初心者におすすめの音楽理論本3選
まずは音楽理論の基礎を楽しく学べる入門書から紹介します。
『OzaShinの誰でもわかる 音楽理論入門』——YouTubeで人気の講師による入門書
YouTubeで音楽理論を分かりやすく解説して人気のOzaShin氏による入門書。先生キャラ「わおん」と生徒キャラ「おんぷ」の会話形式で進むため、まるで授業を受けているような感覚で学べます。
楽譜の読み方から音程、コード理論まで、本当にゼロから解説してくれるのが特徴。譜例はQRコードで音声を聴けるので、耳でも確認しながら学習できます。「音楽理論って難しそう」と思っている人にこそ手に取ってほしい一冊です。
『マンガでわかる! 音楽理論』——マンガで楽しく学べる
侘美秀俊氏によるマンガ形式の音楽理論入門書。全3巻のシリーズで、1巻は音程と音階、2巻は調性とコード、3巻はコードとその機能を扱っています。
マンガなので気軽に読み始められるのが最大の魅力。ストーリーを追いながら自然と音楽理論が身につきます。Amazon Kindle Unlimitedなら無料で読めるので、まずは試してみるのもおすすめです。
『ちゃんとした音楽理論書を読む前に読んでおく本 増補版』——理論書の前の準備運動
タイトル通り、本格的な音楽理論書に挑戦する前に読んでおきたい一冊。「マンガでわかる!音楽理論」と同じ著者で、笑える読み物風に書かれているため、敷居の低さは抜群です。
増補版では巻末に16ページの用語解説と索引が追加され、辞書的にも使えるようになりました。五線と音名、音程、音階、コードなど、基礎的な概念を「なんとなくわかる」レベルまで引き上げてくれます。
中級者・実践者におすすめの音楽理論本2選
基礎を理解した人が、より深く学ぶための本を紹介します。
『よくわかる音楽理論の教科書【CDつき】』——ジャンルを超えた入門書
クラシックからJ-POPまで、ジャンルを超えて音楽理論を解説
¥1,980(記事作成時の価格です)
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秋山公良氏による「ゼロからすぐに身につく本」シリーズの一冊。クラシック、ジャズ、ロック、J-POPなど、ジャンルを超えて音楽理論の原理を解説しています。
CD付きで実際の音を聴きながら学べるのが大きな特徴。対位法や和声学といった難解な概念も、できるだけ分かりやすく噛み砕いて説明されています。ただし、完全な初心者には少し難しいかもしれないので、入門書を読んでから挑戦するのがおすすめです。
『コード理論大全』——コード進行を極めたい人へ
清水響氏による、コード理論に特化した本格的な理論書。400ページを超えるボリュームで、コード進行の仕組みを徹底的に解説しています。
バークリー音楽大学を首席卒業した著者ならではの体系的な解説が特徴。作曲やアレンジに取り組む人、ギターやピアノでコード伴奏をする人には必携の一冊です。Amazon Kindle Unlimitedでも読めます。
本格派・上級者におすすめの音楽理論本3選
音大受験や本格的な作曲を目指す人向けの本を紹介します。
『楽典―理論と実習』——受験生必携の黄色い楽典
音楽之友社から出ている、通称「黄色い楽典」。数十年にわたって音大受験生に使われ続けている定番中の定番です。
譜表と音名、音符と休符、リズムと拍子、音程、音階、和音まで、楽典の基礎を網羅的に解説。練習問題と解答も付いているので、独学でも体系的に学べます。「楽典をしっかり学びたい」なら、まずこの一冊を手元に置いておくべきでしょう。
『作曲基礎理論』——500ページ超の電子書籍
専門学校のカリキュラムに基づく530ページの大著
¥2,000(記事作成時の価格です)
amazon.co.jp
井原恒平氏による電子書籍。音楽系専門学校のカリキュラムに基づいて書かれた、530ページを超える大著です。
ポップス、ロック、ジャズ、EDMなど特定ジャンルではなく、それらの土台となる基礎音楽理論を体系的に解説。練習問題も設けられており、独学でじっくり取り組みたい人に向いています。電子書籍なので、スマホやタブレットでいつでも参照できるのも便利です。
『作曲の基礎技法』——シェーンベルクの古典的名著
20世紀を代表する作曲家アルノルト・シェーンベルクによる古典的名著。価格は高めですが、本格的に作曲を学びたい人には避けて通れない一冊です。
モチーフの展開、フレーズの構築、楽式の分析など、作曲の核心に迫る内容。クラシック音楽の分析がベースですが、そこで学んだ技法はどんなジャンルにも応用できます。上級者向けですが、一生手元に置いておける本です。
今日から始める音楽理論学習3ステップ
ステップ1: まずは入門書で全体像を掴む
『OzaShinの誰でもわかる音楽理論入門』や『マンガでわかる!音楽理論』など、読みやすい入門書から始めましょう。「なんとなくわかる」レベルで構いません。
ステップ2: 楽器と一緒に学ぶ
ギターでもピアノでもいいので、実際に音を出しながら学ぶと理解が深まります。本で読んだコード進行を弾いてみる、好きな曲のコードを調べてみるなど、実践を組み合わせましょう。
ステップ3: 作曲やアレンジに挑戦する
基礎が身についたら、簡単な曲を作ってみましょう。理論を「知識」から「スキル」に変えるには、アウトプットが欠かせません。
まとめ——音楽をより深く楽しむために
音楽理論を学ぶと、音楽の聴き方が変わります。「なぜこの曲は心に響くのか」「このアーティストの特徴は何か」——そんな疑問に自分なりの答えを出せるようになります。
そして何より、自分で音楽を作る楽しさが広がります。メロディを作り、コードをつけ、曲として完成させる。その喜びは、理論を学んだ人にしか味わえないものです。
今回紹介した本は、どれも音楽理論への入り口として最適です。まずは1冊手に取って、音楽の新しい扉を開いてみてください。
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