起業本おすすめ女性向け5選!28歳OLが副業で月10万円稼いだ実践ガイド
「会社に依存しない生き方をしたい」
大手出版社で毎日終電まで働いていた2年前の私は、ふとこんなことを考えるようになりました。SNSで見かけるキラキラした女性起業家たちを横目に、「でも私には特別なスキルもないし…」と諦めかけていた時期もありました。
でも今では、フリーライターとして月30万円以上稼げるようになり、カフェで好きな時間に仕事をする生活を送っています。正直、こんな生活が実現できるなんて思ってもいませんでした。
日本政策金融公庫の2024年データによると、女性の起業家は全体の約20%で年々増加傾向にあるそうです。さらに興味深いのは、20代〜30代の女性起業家が特に増えているということ。私の周りでも、会社を辞めて独立する友人が増えています。
年齢に関係なく起業の可能性は広がっていて、シニア世代の起業成功率が実は高いという話も聞きます。でも私たち若い世代には、SNSやデジタルツールを使いこなせるという強みがあります。
今回は、私が実際に読んで起業への一歩を踏み出せた女性向けの起業本を5冊、失敗談も含めてリアルにお伝えしたいと思います。
なぜ今、女性の起業が注目されているのか
中小企業白書によると、女性起業家の多くがサービス業や小売業で起業しているそうです。確かに私の知り合いの女性起業家も、オンラインコーチング、ハンドメイドアクセサリー販売、料理教室など、自分の好きなことや得意なことを仕事にしている人が多いです。
でも実は、女性の起業には特有の壁があるんですよね。
私が出版社を辞める時、上司から「結婚したらどうするの?」「子供ができたら続けられないでしょ?」と心配されました。確かに将来のことを考えると不安もありましたが、むしろフリーランスの方が柔軟に働けるのでは?と思ったんです。
実際、日本政策金融公庫のデータでは、女性起業家の平均創業資金は約500万円、自己資金の平均は約200万円とのこと。正直、そんな大金は用意できない!と思いましたが、実は多くの女性起業家が最初は副業から始めているんです。
実際に私を変えた起業本5選
1. 実践的な起業の教科書で基礎を固める
正直に言うと、最初はこの本の厚さにビビりました。でも読み進めていくと、「あ、これ知らなかったら大変だった!」ということがたくさん書いてあったんです。
特に役立ったのが税金と社会保険の章。フリーランスになってから初めての確定申告で、この本がなかったら絶対に迷子になっていました。開業届の出し方から青色申告のメリットまで、本当に基本的なことから丁寧に説明してくれています。
『女性のための「起業の教科書」』では、事業計画書のテンプレートも付いていて、私はこれを参考に自分のビジネスプランを作りました。最初は「事業計画書なんて大げさな…」と思っていましたが、書いてみると自分のやりたいことが明確になって、モチベーションがグンと上がったんですよね。
2. 100人の成功事例から学ぶリアルな起業
私が一番勇気をもらったのが、100人の女性起業家の体験談が詰まった本です。元バリキャリから主婦まで、様々なバックグラウンドの女性たちがどうやって起業したのか、失敗談も含めて赤裸々に語られています。
特に印象的だったのが、3人の子育てをしながらオンラインショップを立ち上げた40代女性の話。最初は月売上3万円だったのが、SNSマーケティングを勉強して、今では月商200万円を超えているそうです。「完璧を求めずに、まず始めることが大事」という言葉が心に刺さりました。
実際、私も最初はブログから始めました。収益化できるまで半年かかりましたが、諦めずに続けたことで今があると思います。
3. 会社経営の基礎知識を女性視点で解説
最初は「まだ会社設立なんて考えてないし…」と思っていましたが、個人事業主として活動していくうちに、法人化のメリットも見えてきました。
『女性起業家が知っておきたい会社経営の教科書』は、最新のパーパス経営(企業の存在意義を明確にする経営)についても触れられていて、単なるお金儲けではない、社会に価値を提供するビジネスの作り方が学べます。
私の場合、「読者の人生を豊かにする記事を書く」というパーパスを持つことで、仕事へのやりがいが格段に増しました。お金だけを追い求めていた時よりも、不思議と収入も増えたんですよね。
4. 起業の心構えと戦略を学ぶ
『起業を考えたら必ず読む本』は、タイトル通り起業を考え始めた人が最初に読むべき一冊だと思います。特に「失敗しやすい起業パターン」の章は必読です。
私も最初は「好きなことを仕事にすれば成功する」と単純に考えていましたが、この本を読んで市場調査の重要性を痛感しました。実際にターゲット層にアンケートを取ってみたら、自分が想定していたニーズとはズレていることが分かって、サービス内容を大幅に見直したんです。
結果的に、この軌道修正が功を奏して、今の収入につながっています。
5. 起業資金を作るための投資入門
最後に紹介したいのが、起業資金作りにも役立つ投資の本です。
「起業と投資って関係あるの?」と思うかもしれませんが、実は大アリなんです。
私は起業準備期間中、この本を参考に月3000円から投資を始めました。1年半で約10万円の資金ができて、それを元手にホームページ制作やマーケティングツールへの投資ができました。
『はじめての人のための3000円投資生活』の良いところは、リスクを最小限に抑えながら、お金の勉強もできること。起業してからも資金繰りの感覚が身についているので、本当に読んでよかったと思います。
失敗から学んだ3つの重要ポイント
1. 完璧主義は捨てて、とにかく始める
私の最大の失敗は、最初の3ヶ月間、準備ばかりして一切行動しなかったこと。名刺のデザインにこだわったり、完璧なビジネスプランを作ろうとしたり…。
でも実際に始めてみると、想定していたことの半分以上が違っていました。むしろ走りながら修正していく方が、成長スピードが圧倒的に速いんです。
今振り返ると、最初は週末だけの副業でも良かったんですよね。いきなり会社を辞める必要なんてなかった。実際、私の知り合いの女性起業家の8割は、副業から始めています。
2. SNSは最強の武器だと知る
InstagramやX(旧Twitter)での発信を「なんか恥ずかしい」と避けていた私。でも、これが大きな機会損失でした。
思い切ってSNSで情報発信を始めたら、3ヶ月で問い合わせが10件以上来るようになりました。特にInstagramのストーリーズで日常を発信することで、親近感を持ってもらえて、仕事の依頼につながることが多いです。
最近では、ブログ記事の宣伝だけでなく、読書記録や仕事の裏側なども投稿しています。フォロワーは5000人を超えて、SNS経由の仕事が全体の6割を占めるようになりました。
3. 仲間を見つける重要性
一人で起業すると、どうしても孤独になりがち。私も最初の半年は、誰にも相談できずに悩んでいました。
転機は、女性起業家のオンラインコミュニティに参加したこと。月1回のZoom交流会で、同じような悩みを抱える仲間と出会えました。「クライアントとの値段交渉どうしてる?」「確定申告の準備いつから始める?」など、リアルな情報交換ができるのが本当に心強いです。
今では、そのコミュニティで知り合った3人と定期的にランチミーティングをしています。お互いの仕事を紹介し合ったりもして、ビジネス面でもプラスになっています。
今すぐできる!起業への第一歩
もしあなたが「起業したいけど、何から始めればいいか分からない」と悩んでいるなら、今日から以下の3つを始めてみてください。
1. 自分の棚卸しをする まず、自分の得意なこと、好きなこと、これまでの経験を全て書き出してみましょう。意外なところにビジネスのヒントが隠れているかもしれません。私の場合、「本を読むのが好き」「文章を書くのが得意」「出版社での編集経験」を組み合わせて、書評ライターという仕事にたどり着きました。
2. 小さくテストする いきなり起業するのではなく、週末だけ、1日1時間だけでも良いので、小さく始めてみましょう。例えば、ハンドメイドが好きならメルカリで1個売ってみる、料理が得意ならInstagramでレシピを投稿してみる。小さな一歩が、大きな変化につながります。
3. 情報収集を習慣化する 起業に関する本を月1冊読む、起業家のYouTubeを週1本観る、など無理のない範囲で情報収集を習慣化しましょう。私は通勤時間にPodcastで起業家インタビューを聞いていました。
まとめ:あなたも必ず起業できる
2年前の私は、毎日満員電車に揺られながら「このまま定年まで働くのかな…」と憂鬱な気持ちでいっぱいでした。でも今は、好きな場所で好きな時間に、やりがいのある仕事ができています。
収入も会社員時代より増えましたが、それ以上に「自分の人生をコントロールしている」という実感が何よりの財産です。朝、目覚ましなしで起きて、ぽんず(飼っているハムスター)にご飯をあげてから、お気に入りのカフェで仕事を始める。そんな生活が本当に幸せです。
もちろん、不安定な部分もあります。来月の収入が保証されているわけではないし、有給休暇もありません。でも、それ以上に得るものが大きいと感じています。
あなたも、今の生活に少しでも違和感を感じているなら、小さな一歩を踏み出してみませんか?完璧じゃなくていい、失敗してもいい。大切なのは、始めることです。
この記事で紹介した本たちが、あなたの背中を押してくれることを願っています。一緒に、自分らしい働き方を実現しましょう!




