子供に読ませたい経済漫画おすすめ7選!38歳パパが実践するお金の教育法
「お金って何?」「なんで働くの?」
5歳の娘から突然聞かれたとき、私はうまく答えられませんでした。外資系コンサルタント時代に数字を扱ってきたはずなのに、子供にお金の本質を説明することがこんなに難しいとは思いませんでした。
2023年の調査によると、9割以上の親が子どもへの金融教育が必要と認識しています。しかし、学校での金融教育の内容を把握している親はわずか1割程度。つまり、多くの親が「必要だとわかっているけど、どう教えればいいかわからない」という状態なのです。
2児の父である私が実際に娘と一緒に読んでいる経済漫画を7冊ご紹介します。漫画なら子供も楽しく読めて、親も一緒に学べる。そんな金融教育の第一歩になれば嬉しいです。
なぜ漫画でお金を教えるのが効果的なのか
脳科学が証明する漫画の学習効果
「漫画なんて勉強にならない」と思っていませんか。実は、脳科学研究がその考えを覆しています。
別府大学の研究(2017年)によると、学習マンガによる教材で提示を行った方が、学習内容の理解は3週間後まで保持されやすいことがわかっています。ストーリーとイラストの組み合わせが、理解や記憶といった認知的処理を深く行わせるのです。
また、日本教育工学会の研究では、マンガによるストーリー部分を提示することが成績を有意に高めることが明らかになりました。
キャッシュレス時代の子供たちに「お金の実感」を
私が子供の頃は、お年玉をもらったら銀行に預けに行き、お小遣いは現金でもらっていました。しかし今の子供たちは違います。
2歳の息子が見ているのは、スマホをかざすだけで買い物ができる世界。5歳の娘は「お金」という物理的な存在を知らないまま、「支払い」という概念だけを学んでいます。
いこーよ総研の2025年1月調査によると、保護者の98%がマネー教育の必要性を実感しています。キャッシュレス時代だからこそ、お金の価値や仕組みを意識的に教える必要があるのです。
子供に読ませたい経済漫画おすすめ7選
1. 初めてのお金教育に最適:『学校では教えてくれない大切なこと 3 お金のこと』
累計700万部を突破した「学校では教えてくれない大切なこと」シリーズのお金編です。アフロヘアーが特徴的なキャラクターが、お金の貸し借り、銀行の役割、景気、年金など、小学生のうちに身につけておきたいことをわかりやすく解説しています。
5歳の娘にはまだ早い内容もありますが、「銀行ってお金を預けるところなんだね」という基本的な理解は得られました。小学校低学年から読み始めるのに最適な一冊です。
2. 全米ベストセラーを日本語で:『アメリカの子どもが読んでいる お金のしくみ』
米Amazonで★5評価が1000件を超える全米ベストセラーの日本語版です。60分で読める手軽さながら、お金に関する基礎知識を体系的に学べます。
外資系コンサル出身の私から見ても、内容は本格的。グローバルな視点でお金を捉えることができるのが魅力です。アメリカの子供たちが当たり前に学んでいる金融リテラシーを、日本の子供にも身につけさせたいと思って購入しました。
3. 経済の仕組みを楽しく学ぶ:『マンガでわかる 10歳からの「経済」のしくみ』
「子どもと経済」研究会、まなぶっくシリーズ
¥1,518(記事作成時の価格です)
amazon.co.jp
経済に詳しいキャラクター「ハテナン」が、子供たちの疑問に答える形式で経済の仕組みを解説する本です。需要と供給、インフレとデフレ、為替など、大人でもあやふやな概念がマンガで理解できます。
「パパ、円高と円安ってどっちがいいの?」と娘に聞かれたとき、この本のおかげで説明できました。10歳からとありますが、親が一緒に読めば小学校低学年でも楽しめます。
4. 本格投資漫画の金字塔:『インベスターZ』
『ドラゴン桜』で知られる三田紀房氏による本格投資漫画です。超進学校の投資部に所属する中学生が、学園の資産3000億円を運用するというストーリー。全21巻という長編ですが、投資の基本から応用まで網羅的に学べます。
対象は中学生以上ですが、親が先に読んでおくと子供への説明がしやすくなります。私自身、この漫画で「分散投資の重要性」を改めて認識しました。投資に興味がある子供には特におすすめです。
5. お金の本質を問う名著:『きみのお金は誰のため』
ビジネス書グランプリ2024で総合第1位を獲得し、25万部を突破したベストセラーです。「お金自体には価値がない」「お金で sinopse できないものがある」という、お金の本質を小説形式で問いかけます。
中高生向けの内容ですが、親が先に読んでおくべき一冊。「お金があれば幸せになれる」という単純な考えを覆し、お金と社会の関係を深く理解できます。5歳の娘にはまだ早いですが、成長したら一緒に読みたいと思っています。
6. ベストセラーが漫画で読みやすく:『漫画 きみのお金は誰のため』
『きみのお金は誰のため』の漫画版です。原作の深いメッセージをそのままに、漫画家の吉岡味二番氏が読みやすくアレンジしています。
活字が苦手な子供や、まず入門として読みたい親子におすすめ。漫才タッチの会話が楽しく、スイスイ読み進められます。原作を読む前の入り口として最適です。
7. 投資歴30年のパックンが教える:『パックンの森のお金塾 こども投資』
お笑い芸人でありながらハーバード大学卒業、投資歴30年のパックンが子供向けに書いた投資本です。複利が大好きなリス「複リス」と、今しか考えないシカ「イマシカ」など、5匹の動物たちが漫才タッチでお金について解説します。
主婦の友社の調査によると、9割の親が子どもへのマネー教育が必要だと回答。この本は、その需要に応える一冊です。Amazon「こどもの社会」カテゴリで売れ筋ランキング第1位を獲得しています。
子供の金融教育を成功させる3つのコツ
コツ1:キャッシュレス時代だからこそ「お金の見える化」
私は5歳の娘に、毎週100円玉を渡して「お買い物体験」をさせています。スーパーで好きなお菓子を選ばせ、実際にレジで支払いをする。たった100円の体験ですが、「お金を使うとなくなる」という当たり前のことを実感させるには効果的です。
また、電子マネーの利用履歴を一緒に確認する時間も作っています。「今月はいくら使ったね」と数字で見せることで、見えないお金の「見える化」を心がけています。
コツ2:漫画で「入り口」を作り、会話を広げる
漫画を読んだ後は、必ず感想を話し合う時間を設けています。「どこが面白かった?」「わからないところはある?」と聞くだけで、子供の理解度がわかります。
前述の別府大学の研究では、学習マンガで3週間後まで記憶が保持されやすいという結果が出ています。定期的に漫画を読み返し、会話を重ねることで、知識が定着していきます。
コツ3:「なぜ」を一緒に考える姿勢
「お金はなぜ大切なの?」「働くってどういうこと?」子供からの質問に、すぐに答えを出す必要はありません。「パパもわからないから、一緒に考えてみよう」という姿勢が大切です。
『きみのお金は誰のため』を読んでから、私自身の「お金観」が変わりました。お金の本質を理解している親と、そうでない親では、子供への教え方も変わってくるはずです。
まとめ:親子で一緒に学ぶお金の教育
2022年から高校で金融教育が必修化され、金融庁も金融リテラシー教育を推進しています。しかし、学校だけに任せるのではなく、家庭での教育が重要です。
今回紹介した7冊の中で、最初の1冊を選ぶなら『学校では教えてくれない大切なこと 3 お金のこと』をおすすめします。累計700万部という実績と、小学生でも理解できるわかりやすさが魅力です。
もう少し深く学びたい方は『きみのお金は誰のため』を。お金の本質を問う内容は、親自身の学びにもなります。漫画版もあるので、親子それぞれに合った形で読めるのもポイントです。
5歳の娘、2歳の息子と一緒に、お金について学ぶ時間を大切にしています。子供たちがお金に振り回されず、上手に付き合える大人になってくれることを願って、今日も一緒に漫画を読んでいます。
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