恋愛漫画おすすめ5選!28歳女性が恋愛観を見直した大人向け作品
「恋愛って、こんなに難しかったっけ?」
28歳になって、ふとそう思うことが増えました。学生時代の恋愛は、好きな人ができて、告白して、付き合う。シンプルだったはずなのに、社会人になってからの恋愛は、仕事との両立、将来の不安、「本当にこの人でいいのか」という迷い…。複雑すぎて、正直もう恋愛するのが怖くなっていた時期がありました。
そんな私を救ってくれたのが、今回紹介する恋愛漫画たちです。
ドラマチックな展開やキュンキュンする胸キュンシーンだけじゃない。「自分らしい恋愛って何だろう」「本当に大切なパートナーとは」ーーそんなことを考えさせてくれる、大人のための恋愛漫画を5作品厳選しました。完結済みの作品から連載中の話題作まで、私自身の恋愛観を変えてくれた作品ばかりです。
恋愛漫画を選ぶときに大切にした3つの基準
今回紹介する5作品は、以下の基準で選びました。
1. 等身大の主人公に共感できること キラキラした完璧なヒロインではなく、悩んだり失敗したりする「普通の女性」が主人公の作品を選びました。自分を重ねて読めるからこそ、気づきも多いんです。
2. 恋愛だけでなく「生き方」も描かれていること 恋愛漫画だけど、仕事や友人関係、自分自身との向き合い方も丁寧に描かれている作品。恋愛が人生のすべてじゃないって教えてくれます。
3. 読後に前向きになれること 読み終わった後に「私も頑張ろう」と思える作品だけをピックアップしました。
恋愛観を変えてくれたおすすめ恋愛漫画5選
1. 凪のお暇 ー 「空気を読む恋愛」からの卒業
私がこの漫画を読んだのは、ちょうど「空気を読むこと」に疲れ果てていた頃でした。
主人公の凪は、職場でも恋愛でも周りの空気を読んで自分を押し殺すタイプ。彼氏の慎二には都合のいい女扱いされ、職場では面倒なことを全部押し付けられる日々。そんな凪が過呼吸で倒れたことをきっかけに、会社を辞めて郊外のボロアパートで「お暇」を始めるところから物語が始まります。
私がハッとさせられたのは、凪の恋愛パターンでした。
「嫌われたくない」「好きな人に好かれるために自分を変えなきゃ」という思考。これ、完全に過去の私だったんです。好きな人の好みに合わせて服を買い、趣味を合わせ、本当の自分を隠して付き合っていた。でも凪がお暇を通じて「素の自分」を取り戻していく姿を見て、私も気づかされました。
「好きな人に好かれるための自分」じゃなくて、「自分らしくいられる関係」を探すべきだったんだって。
凪を取り巻く男性キャラクターたちも魅力的で、それぞれが凪に対して違う形の愛情を見せてくれます。「愛される」とはどういうことか、考えさせられる作品です。
2. 東京タラレバ娘 ー 言い訳していた自分への痛烈なビンタ
「あの時ああしていタラ」「もっとこうしていレバ」
この漫画のタイトルを見た時、ドキッとしました。だって私、まさに「タラレバ」ばっかり言ってる人間だったから。
主人公の倫子は脚本家として働く33歳。幼馴染の香と小雪と3人で居酒屋に集まっては、恋愛の愚痴と言い訳を繰り返す日々。「いい人がいタラ結婚するのに」「もっと若けレバ…」。そんな3人の前に、容赦なく現実を突きつけてくる金髪モデル・KEYが現れてーー。
正直、最初は読むのが辛かったです。
KEYのセリフが胸に刺さりすぎて。「タラレバばっか言ってないで、行動しろよ」って、自分が言われているみたいで。でも読み進めるうちに、この漫画は「ダメな女を叩く」漫画じゃないって気づきました。
東村アキコ先生が描いているのは、「言い訳をやめて一歩踏み出す勇気」なんです。
完結済みの全9巻。最終話を読み終わった時、私は泣いていました。タラレバ娘たちが「今の自分」を受け入れて前に進む姿に、心から勇気をもらったから。恋愛に臆病になっている人にこそ読んでほしい作品です。
3. ヲタクに恋は難しい ー 「ありのままの自分」を愛してくれる人
「趣味を理解してくれる人と付き合いたい」
若い世代の読者なら、そう思ったことがある人も多いんじゃないでしょうか。
主人公の成海は、会社では「普通のOL」を装う隠れ腐女子。転職先で幼馴染のゲームオタク・宏嵩と再会し、なりゆきで付き合うことになります。
この漫画の良いところは、「オタク同士の恋愛」をコメディタッチで描きながら、実はすごく真剣に「パートナーとの相互理解」を描いているところ。
成海と宏嵩は、お互いの趣味を100%理解しているわけじゃありません。成海はBL好きで、宏嵩はそこまでBLに詳しくない。宏嵩はゲームガチ勢で、成海はライト勢。でも二人は「理解できなくても、相手の好きなものを尊重する」姿勢を貫いているんです。
私自身、以前は「漫画好き」を隠して婚活していた時期がありました。
「オタクって引かれるかな」「趣味の話は控えめにしよう」って。でもヲタ恋を読んで考えが変わりました。自分の好きなものを隠して付き合っても、結局長続きしない。それよりも、趣味を共有できなくても「それがあなたらしさだよね」と認めてくれる人を見つけた方がいい。
全11巻で完結済み。社会人同士の距離感や、恋人になってからの「なんとなく気まずい」感じもリアルに描かれていて、共感ポイントがたくさんあります。
4. ハチミツとクローバー ー 報われない恋の美しさと痛み
「報われなくても、好きでいた時間は無駄じゃない」
私がこの考えに辿り着いたのは、ハチクロを読んだからでした。
美大を舞台に、5人の若者たちの恋と友情と将来への不安を描いた青春群像劇。竹本くんはハグちゃんに片想い、でもハグちゃんは森田さんに惹かれていて、森田さんは…という具合に、ほとんどの恋が「片想い」なんです。
社会人になってから読み返すと、また違った感想が湧いてきます。
学生の頃は「切ない〜!」だけだったのが、今は「報われない恋をした人たちのその後」に目が行くようになりました。好きな人に想いが届かなくても、その経験が次の恋や人生の糧になっている。恋愛って「成就すること」だけが価値じゃないって、ハチクロは教えてくれます。
全10巻完結。第27回講談社漫画賞少女部門を受賞した名作です。泣きたい時に読み返す、私の大切な一冊になっています。
5. あせとせっけん ー コンプレックスを「魅力」に変える愛
「自分のコンプレックスを『好き』と言ってくれる人がいる」
こんな奇跡みたいな話があるの?と思いながら読み始めたこの作品。でも読み終わる頃には、恋愛の理想形ってこういうことかもしれないと思うようになりました。
主人公の八重島麻子は、化粧品メーカーで働く経理部のOL。彼女の悩みは「異常なほど汗っかき」なこと。制汗剤が手放せない毎日を送っています。そんな麻子に、商品開発部の名取香太郎が「汗の匂いを嗅がせてほしい」と頼んでくるところから物語が始まります。
最初は「変態の話…?」と思うかもしれません(笑)。でも読み進めると、これがめちゃくちゃピュアなラブストーリーだと気づきます。
名取は「匂いフェチ」という特殊な性癖を持っていますが、麻子のことを「実験対象」ではなく「一人の女性」として大切にしてくれる。麻子が長年コンプレックスに思っていた「汗」を、名取は「麻子さんの魅力」として受け入れてくれる。
私たちって、つい「欠点を直さなきゃ」「もっと完璧にならなきゃ」と思いがちですよね。
でもあせとせっけんを読んで思いました。欠点を隠すんじゃなくて、その欠点ごと愛してくれる人を見つけることの方が大切なのかもしれないって。
全11巻完結。甘々展開が多いので、胸キュンしたい時にもおすすめです。
恋愛漫画から学んだ「本当の恋愛」のヒント
5作品を通じて、私が学んだことをまとめます。
「好かれるための自分」を演じない(凪のお暇) 相手に合わせすぎる恋愛は長続きしない。まずは自分らしくいられる環境を作ることが大切。
言い訳をやめて行動する(東京タラレバ娘) 「いい人がいたら」「もっと〇〇だったら」と言っている間に、時間はどんどん過ぎていく。
趣味や価値観を共有できる関係を大切に(ヲタクに恋は難しい) 完璧に理解し合えなくても、お互いの「好き」を尊重できる関係は強い。
報われない恋も人生の糧になる(ハチミツとクローバー) うまくいかなかった恋も、次への成長につながっている。
コンプレックスを受け入れてくれる人を見つける(あせとせっけん) 自分を変えることより、ありのままの自分を愛してくれる人を探すこと。
恋愛に悩むすべての人へ
恋愛漫画って、ただの暇つぶしや現実逃避じゃないと思うんです。特に今回紹介した5作品は、読むことで「自分の恋愛」を見つめ直すきっかけをくれる。大人の女性にこそ読んでほしい、深みのある作品ばかりです。
恋愛がうまくいかない時、将来が不安な時、自分に自信が持てない時。そんな時に漫画を開いてみてください。きっとあなたの背中を押してくれるキャラクターに出会えるはずです。
私も28歳になって、ようやく「自分らしい恋愛」が何なのかわかってきた気がします。それは、これらの恋愛漫画が教えてくれたことでもあります。
一人でも多くの人が、素敵な恋愛に出会えますように。
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