レビュー
「汗っかきの女性と、香りフェチの男性」。異色の設定から生まれたラブコメディ。
主人公の八重島麻子は、汗っかきが悩みのOL。石鹸開発部の名取香太郎は、彼女の汗の匂いに魅了される。コンプレックスを肯定される喜びから、二人の関係が始まる。
「匂い」というテーマがユニーク。嗅覚にフォーカスしたラブストーリーは新鮮だ。自分の弱点が誰かにとっては魅力になり得る、というメッセージが温かい。
社会人同士の恋愛がリアルに描かれている。仕事の悩み、将来への不安、それでも一緒にいたいという気持ち。大人のラブストーリーとして完成度が高い。
ドラマ化もされた人気作。コンプレックスを抱える人への優しいエール。