季節の行事絵本おすすめ5選!38歳パパが5歳娘と楽しむ四季の思い出づくり

季節の行事絵本おすすめ5選!38歳パパが5歳娘と楽しむ四季の思い出づくり

「パパ、今年はどんなことがあったっけ?」

大晦日の夜、5歳の娘にそう聞かれて、私は言葉に詰まりました。仕事に追われる毎日の中で、季節の行事を意識して過ごしてきただろうか。子供たちと四季を感じる時間を作れていただろうか。

「和」の行事えほん〈1〉春と夏の巻

高野紀子による日本の春夏行事を美しいイラストで解説した絵本

¥1,760(記事作成時の価格です)

amazon.co.jp

国立青少年教育振興機構の調査によると、子どもの頃に「自然体験」「家族行事」などの体験をした人ほど、大人になってからの自己肯定感や意欲・関心が高いことがわかっています。

今回は、2児の父である私が1年間を振り返りながら、娘と一緒に読んできた季節の行事絵本を5冊ご紹介します。

なぜ季節の行事が子どもの成長に大切なのか

「行事育」で育つ5つの力

学研こそだてまっぷの記事では、「行事育」という考え方が紹介されています。家庭で行事を楽しむことで、子どもには5つの力が育つとされています。

育つ力内容
根っこになる自分が何者かを知るアイデンティティの形成
絆になる家族の結束力を高める
心豊かになる情緒や感性の発達
賢くなる日本の文化や知識の習得
元気になる心身の健康につながる

外資系コンサルタント時代、私は「測定できるものは改善できる」という信条で仕事をしてきました。しかし子育てにおいては、すぐには測定できない「心の成長」こそが大切だと気づかされます。

季節感が学習の基礎を作る

学研こそだてまっぷの別の記事によると、季節感を身につけることは「学ぶ力」の基礎につながるそうです。文部科学省の学習指導要領でも、理科や生活科で「季節感」を育むことが求められています。

5歳の娘は最近「なんで?」「どうして?」が口癖になっています。「なんで節分に豆をまくの?」「どうしてお正月におせちを食べるの?」という質問に、私は絵本の力を借りて答えるようになりました。

体験率が低下している日本の行事

博報堂教育財団こども研究所の調査によると、子どもの行事体験率で80%を超えているのは「クリスマス」「お正月」「大晦日」の3つだけ。「お月見」「潮干狩り」「田植え」などの自然体験を伴う行事は、体験率が低い傾向にあります。

だからこそ、絵本で季節の行事を学ぶことには大きな意味があります。実際に体験できなくても、絵本を通じて「日本にはこんな行事があるんだ」と知ることが、文化的なアイデンティティの形成につながるのです。

季節の行事絵本おすすめ5選

1. 春夏の行事を学ぶ:『「和」の行事えほん〈1〉春と夏の巻』

「和」の行事えほん〈1〉春と夏の巻

高野紀子による日本の春夏行事を美しいイラストで解説した絵本

¥1,760(記事作成時の価格です)

amazon.co.jp

高野紀子さんの『「和」の行事えほん〈1〉春と夏の巻』は、日本の春夏の行事を美しいイラストで解説した絵本です。ひな祭り、端午の節句、七夕など、子どもに伝えたい行事が網羅されています。

『「和」の行事えほん〈1〉春と夏の巻』の素晴らしい点は、行事の由来や意味がわかりやすく説明されていること。5歳の娘は「なんで七夕に願い事を書くの?」と聞いてきましたが、この絵本のおかげでしっかり答えることができました。

私自身、恥ずかしながら「端午の節句」の由来を知らなかったのですが、この絵本で娘と一緒に学びました。親も勉強になる一冊です。

2. 秋冬の行事を学ぶ:『「和」の行事えほん〈2〉秋と冬の巻』

「和」の行事えほん〈2〉秋と冬の巻

高野紀子による日本の秋冬行事を美しいイラストで解説した絵本

¥1,760(記事作成時の価格です)

amazon.co.jp

同シリーズの『「和」の行事えほん〈2〉秋と冬の巻』は、お月見、七五三、大晦日、お正月など、秋から冬にかけての行事を収録しています。

我が家では、行事の前にこの絵本を「予習」として読むようにしています。「明日は十五夜だから、お月見の絵本を読もう」という具合です。すると翌日、娘は「絵本に出てきたやつだ!」と目を輝かせます。

『「和」の行事えほん〈2〉秋と冬の巻』は、春夏の巻とセットで揃えることをおすすめします。1年を通して、日本の行事を体系的に学べます。

3. 四季を総合的に学ぶ:『きせつの図鑑』

きせつの図鑑 (小学館の子ども図鑑プレNEO)

長谷川康男監修、四季の自然・行事・食を網羅した図鑑

¥3,080(記事作成時の価格です)

amazon.co.jp

長谷川康男さん監修の『きせつの図鑑』は、小学館の子ども図鑑プレNEOシリーズの一冊です。四季の自然、行事、食べ物を総合的に学べる図鑑で、小学校入学準備にも最適です。

『きせつの図鑑』の特徴は、「行事」だけでなく「自然」「食」も含めて四季を学べること。「春の花は何?」「秋の味覚は?」といった質問にも対応できます。

価格は3,080円と他の絵本より高めですが、内容の充実度を考えれば十分な投資です。我が家では、季節が変わるたびにこの図鑑を開いて、「今の季節はどんな特徴があるかな?」と一緒に確認しています。

4. 幼稚園生活と四季:『ようちえんのはる・なつ・あき・ふゆ』

ようちえんのはる・なつ・あき・ふゆ

おかしゅうぞう作、幼稚園での1年間を季節ごとに描いた絵本

¥1,320(記事作成時の価格です)

amazon.co.jp

おかしゅうぞうさんの『ようちえんのはる・なつ・あき・ふゆ』は、幼稚園での1年間を季節ごとに描いた絵本です。入園式、遠足、プール、運動会、クリスマス会など、幼稚園行事と四季が結びついています。

5歳の娘は現在幼稚園の年中組。『ようちえんのはる・なつ・あき・ふゆ』を読みながら「これ、うちの幼稚園でもやったよ!」と嬉しそうに話してくれます。自分の体験と絵本の内容が重なることで、記憶がより強く定着しているようです。

入園前のお子さんには「幼稚園ってこんなところなんだ」という予習にもなりますし、在園中のお子さんには「次はどんな行事があるかな」という期待感を持たせることができます。

5. 成長を振り返る:『ちいさなあなたへ』

アリスン・マギーさんの『ちいさなあなたへ』は、親から子への愛情を描いた感動の絵本です。全世界で累計100万部以上を売り上げた名作で、子どもの成長を振り返る1年の終わりに読みたい一冊です。

『ちいさなあなたへ』は、季節の行事を直接扱った本ではありませんが、「1年を振り返る」「子どもの成長を感じる」という意味で、年末に読むのにぴったりです。

正直に言うと、この絵本を読むたびに私は泣いてしまいます。5歳の娘が赤ちゃんだった頃のこと、2歳の息子が生まれた時のこと。日々の忙しさの中で忘れかけていた記憶が蘇ってきます。

季節の行事絵本を楽しむ3つのコツ

コツ1:行事の「予習」として読む

絵本は行事の当日ではなく、数日前に読むのがおすすめです。「来週は節分だから、豆まきの絵本を読もう」と声をかけると、子どもの期待感が高まります。

そして行事当日、「絵本に出てきたやつだ!」という発見の喜びを味わえます。この「予習→体験→振り返り」のサイクルが、記憶の定着につながります。

コツ2:家族の「行事アルバム」を作る

カナダの心理学者ジュディ・ワイザー博士の研究によると、家族写真を飾ることで、子どもは「自分が誰で、どこに属しているのか」を認識できるそうです。

我が家では、各行事の写真を撮って「行事アルバム」を作っています。年末に1年分の写真を見返すと、子どもの成長を実感できますし、翌年の同じ行事で「去年はこうだったね」と振り返ることもできます。

コツ3:「なぜ」を大切にする

子どもの「なぜ?」「どうして?」という質問を大切にしましょう。「なぜお正月におせちを食べるの?」「どうして七五三に千歳飴をもらうの?」という質問に、絵本の知識を借りて答えることで、親子の会話が深まります。

私自身、娘の質問に答えられなかったことがきっかけで、季節の行事絵本を読むようになりました。子どもと一緒に学ぶ姿勢が、親自身の成長にもつながります。

まとめ:季節の行事は家族の思い出になる

「パパ、今年はどんなことがあったっけ?」

大晦日の夜、娘に聞かれたあの質問に、今なら自信を持って答えられます。節分の豆まき、ひな祭りのちらし寿司、七夕の願い事、お月見のお団子、クリスマスのケーキ。絵本で予習して、家族で体験して、写真に残して。

季節の行事は、ただのイベントではありません。子どもの成長の節目であり、家族の絆を深める機会であり、日本文化を継承する大切な時間です。

今回紹介した5冊の中で、まず1冊選ぶなら『「和」の行事えほん〈1〉春と夏の巻』をおすすめします。美しいイラストで日本の行事を学べるこの絵本は、親子の会話のきっかけにもなります。四季を総合的に学びたい方には『きせつの図鑑』、年末に家族の絆を感じたい方には『ちいさなあなたへ』もおすすめです。

2歳の息子、5歳の娘と過ごす季節の行事。この思い出が、子どもたちの心の「根っこ」になることを願っています。

「和」の行事えほん〈1〉春と夏の巻

高野紀子による日本の春夏行事を美しいイラストで解説した絵本

¥1,760(記事作成時の価格です)

amazon.co.jp

子育て全般について詳しく知りたい方は、子育て本おすすめ!科学的根拠に基づく子どもの育て方もあわせてチェックしてみてください。

この記事のライター

佐々木 健太の写真

佐々木 健太

元外資系コンサルタントから転身したライター。経済学の知識を活かしながら、健康・お金・人間関係の最適化を追求。エビデンスベースの実践的な知識発信を心がける。

佐々木 健太の他の記事を見る

本の虫達

要約・書評・レビューから学術的考察まで、今話題の本から知識を深めるための情報メディア

検索

ライター一覧

  • 高橋 啓介

    高橋 啓介

    大手出版社で書籍編集を10年経験後、独立してブロガーとして活動。科学論文と書籍を融合させた知識発信で注目を集める。
  • 森田 美優

    森田 美優

    出版社勤務を経てフリーライターに。小説からビジネス書、漫画まで幅広く読む雑食系読書家。Z世代の視点から現代的な読書の楽しみ方を発信。
  • 西村 陸

    西村 陸

    京都大学大学院で認知科学を研究する博士課程学生。理系でありながら文学への造詣も深く、科学と文学の交差点で新たな知の可能性を探求。
  • 佐々木 健太

    佐々木 健太

    元外資系コンサルタントから転身したライター。経済学の知識を活かしながら、健康・お金・人間関係の最適化を追求。エビデンスベースの実践的な知識発信を心がける。

Social Links

このサイトについて

※ 当サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。