家計管理本おすすめ5選!2児の父が4人家族で年200万円貯めた実践法

家計管理本おすすめ5選!2児の父が4人家族で年200万円貯めた実践法

「うちの貯金、これで足りるのか?」

38歳、2児の父である私がそう不安になったのは、5歳の娘の習い事費用と2歳の息子の保育料を計算した時でした。外資系コンサルタント時代の経験から「測定できるものは改善できる」と信じて家計簿をつけ始めたものの、数字を見て愕然としました。

年収200万円からの貯金生活宣言

著者: 横山光昭

横山光昭による貯金習慣の基本書、シリーズ累計100万部超

¥1,320(記事作成時の価格です)

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総務省統計局の家計調査報告(2024年)によると、二人以上世帯の貯蓄平均は1,984万円。中央値でも1,189万円です。正直に言えば、我が家はその半分にも届いていませんでした。

このままではまずい。そう思った私は、家計管理・節約に関する本を片っ端から読み漁りました。今回は、その中で特に効果を実感できた5冊と、実際に4人家族で年200万円貯められるようになった方法をご紹介します。

なぜ家計管理は難しいのか

夫婦の管理方法の実態

AlbaLinkの調査(2023年)によると、夫婦の家計管理は**48%が「主に妻が管理」**という結果でした。興味深いのは、妻が管理するメリットの2位に「無駄遣いが減り貯金しやすい」が挙がっていること。つまり、管理者を明確にすることが貯金の第一歩なのです。

我が家も最初は「それぞれの財布型」でした。お互いの収入から生活費を出し合い、残りは自由に使う。結果、どれだけ貯金できているのか誰も把握していない状態に。これが貯まらない夫婦の典型的なパターンだと、後から気づきました。

4人家族の生活費という現実

総務省のデータによれば、4人家族の生活費は月々約33万円。年間にすると約400万円です。ここに教育費、保険料、住宅ローンが加わると、貯金に回せるお金がほとんど残らない家庭も多いのではないでしょうか。

児童のいる世帯の平均貯蓄額は約1,029万円ですが、30代の中央値は150万円、40代でも220万円程度という現実があります。「平均」という数字に惑わされてはいけません。

家計管理本おすすめ5選

1. 貯金の基本を学ぶ:『年収200万円からの貯金生活宣言』

年収200万円からの貯金生活宣言

著者: 横山光昭

シリーズ累計100万部超の貯金本の決定版

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横山光昭さんの『年収200万円からの貯金生活宣言』は、私が最初に手に取った家計管理本です。タイトルを見て「年収200万円?うちはもっとあるから関係ない」と思いましたが、大間違いでした。

この本の核心は「消・浪・投」という支出の分類法です。すべての支出を「消費(必要な支出)」「浪費(無駄な支出)」「投資(将来への支出)」に分ける。たったこれだけで、自分のお金の使い方が見えてきます。

実践してみた結果、私の「消費だと思っていた支出」の3割が実は「浪費」だったことが判明。コンビニでの買い物、使っていないサブスクリプション、なんとなく続けていた保険の特約。意識せずに垂れ流していたお金の多さに驚きました。

2. 会計的視点で家計を見直す:『新版 正しい家計管理』

新版 正しい家計管理

著者: 林總

公認会計士による家計管理の決定版

¥1,430(記事作成時の価格です)

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林總さんの『新版 正しい家計管理』は、公認会計士の視点から家計を捉え直す本です。企業会計の考え方を家庭に応用するという発想が新鮮でした。

印象的だったのは「家計にもバランスシートが必要」という考え方。収入と支出だけでなく、資産と負債のバランスを把握することで、本当の家計の健全性が見えてきます。

住宅ローンを「借金」としてしか見ていなかった私にとって、それを「資産形成の手段」として捉え直す視点は目から鱗でした。効果で考えると、この本を読んだことで家計の全体像が把握できるようになり、長期的な計画が立てられるようになりました。

3. 同じ4人家族の実践例:『1年で300万円貯まる超節約術』

「4人家族の主婦ぴーち」さんの『1年で300万円貯まる超節約術』は、同じ4人家族という点で最も参考になった本です。理論ではなく、実際に4人家族で実践して成果を出した方法が詰まっています。

特に役立ったのは、食費の管理方法。週単位で予算を決め、その範囲内でやりくりするという方法は、すぐに取り入れることができました。「節約しているのに我慢している感じがしない」という著者の言葉通り、ストレスなく続けられています。

妻と一緒に読んで、「これならできそう」と話し合えたのも大きかったです。夫婦で同じ本を読むことで、家計管理の目線が揃いました。

4. 逆転の発想で無駄を省く:『節約の9割は逆効果』

節約の9割は逆効果

著者: 横山光昭

間違った節約法を指摘し、本当に効果的な方法を解説

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再び横山光昭さんの本ですが、『節約の9割は逆効果』は視点が異なります。「やってはいけない節約」を知ることで、本当に効果のある節約に集中できるようになりました。

たとえば、「電気をこまめに消す」という節約。実はエアコンの場合、頻繁にオンオフを繰り返す方が電気代がかかることがあります。「安いから」という理由だけで選んだ商品が、結局すぐ壊れて買い直しになることも。

この本を読んでから、私は「時間対効果」を意識するようになりました。1時間かけて100円節約するより、固定費の見直しで毎月5,000円削減する方がはるかに効率的です。

5. お金の基礎知識を網羅:『未来の自分を守るお金の知識』

横山光昭さんの『未来の自分を守るお金の知識』は、節約だけでなく「使う・貯める・増やす」の3つの視点からお金を考える本です。貯金だけに偏らない、バランスの取れたマネーリテラシーが身につきます。

特に「増やす」の部分は、子どもの教育費や老後資金を考えると避けて通れないテーマ。NISAやiDeCoの基本的な考え方も解説されており、投資の入門書としても活用できます。

5歳の娘の将来を考えると、貯金だけでは心もとない時代。この本で投資の基礎を学んだことで、一歩踏み出す勇気が持てました。

4人家族で年200万円貯める3つの法則

5冊の本を読んで、私なりに見えてきた法則をまとめます。

法則1:「固定費」を徹底的に見直す

節約で最も効果が高いのは固定費の見直しです。一度見直せば、その後は自動的に節約が続きます。

我が家で実践したこと:

  • 通信費:大手キャリアから格安SIMに乗り換えて、夫婦で月8,000円削減
  • 保険:不要な特約を解約し、ネット保険に切り替えて月5,000円削減
  • サブスクリプション:使っていないサービスを解約して月3,000円削減

これだけで月16,000円、年間192,000円の削減。ほぼ何も我慢せずに達成できた数字です。

法則2:「変動費」を測定して可視化する

「消・浪・投」の分類を毎月実践することで、お金の流れが見えるようになりました。

実践のポイント:

  1. すべての支出を3つに分類
  2. 「浪費」の割合を把握
  3. 翌月の「浪費」を10%減らす目標を立てる

最初、我が家の浪費率は支出の25%でした。これを3ヶ月かけて15%まで下げることで、月あたり2万円以上の余裕が生まれました。

法則3:「先取り貯金」を自動化する

残ったお金を貯金するのではなく、最初に貯金を確保する。これが最も重要な習慣です。

我が家のシステム:

  • 給料日に自動で貯金用口座に振替
  • 教育費用、緊急予備費、投資用の3つに分ける
  • 残りの金額で1ヶ月を過ごす

「あるお金で生活する」という制約が、かえって支出を意識させてくれます。最初は苦しいと思いましたが、3ヶ月もすれば慣れました。

まとめ:測定できるものは改善できる

総務省の統計によると、勤労者世帯の貯蓄中央値は947万円。この数字に近づくためには、漠然と「節約しよう」と思うだけでは不十分です。

今回紹介した5冊の中で、まず1冊選ぶなら『年収200万円からの貯金生活宣言』をおすすめします。「消・浪・投」の分類法は、どんな収入レベルの人にも応用できる普遍的な方法だからです。同じ4人家族の実践例が見たいなら『1年で300万円貯まる超節約術』、論理的に家計を見直したいなら『新版 正しい家計管理』がいいでしょう。

我が家は年200万円の貯金を達成できるようになりましたが、まだ道半ばです。5歳の娘が大学に入る頃には、しっかりとした教育資金を用意しておきたい。2歳の息子の将来のためにも、今のうちから基盤を作っておきたい。そんな思いで、今日も家計簿と向き合っています。

測定できるものは改善できる。まずは今月、自分の支出を「消・浪・投」に分類してみてください。

年収200万円からの貯金生活宣言

著者: 横山光昭

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お金の基礎知識をもっと学びたい方は、お金の勉強本おすすめ16選もあわせてチェックしてみてください。金融リテラシーを高めるための入門書から投資の古典まで、幅広く紹介しています。

この記事のライター

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佐々木 健太

元外資系コンサルタントから転身したライター。経済学の知識を活かしながら、健康・お金・人間関係の最適化を追求。エビデンスベースの実践的な知識発信を心がける。

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    京都大学大学院で認知科学を研究する博士課程学生。理系でありながら文学への造詣も深く、科学と文学の交差点で新たな知の可能性を探求。
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    元外資系コンサルタントから転身したライター。経済学の知識を活かしながら、健康・お金・人間関係の最適化を追求。エビデンスベースの実践的な知識発信を心がける。

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