子供をスポーツ好きにする漫画おすすめ10選!競技理解が深まる親子で楽しむ名作ガイド
「うちの子、運動に興味がないんです」
5歳の娘を持つ同僚からこんな相談を受けたとき、私は迷わず一冊の漫画を勧めた。『キャプテン翼』だ。
明治安田生命の調査によると、漫画を読んだことがある人の**25%が、好きなスポーツ漫画をきっかけに実際にスポーツを始めたり、観戦するようになったという。サッカー漫画好きに限れば、その割合は53.7%**にまで上昇する。
2児の父として、私自身も子供たちとスポーツ漫画を一緒に読む時間を大切にしている。長女(5歳)は『MAJOR』の茂野吾郎に夢中で、最近「野球やりたい」と言い出した。エビデンスは嘘をつかない。
スポーツ漫画が子供に与える効果とは
データが示す漫画の影響力
日本トレンドリサーチの調査では、漫画に影響されてスポーツを始めた男性200名にアンケートを実施。結果は興味深いものだった。
| 順位 | 競技 | 影響を与えた漫画 |
|---|---|---|
| 1位 | 野球 | 『巨人の星』『ドカベン』『MAJOR』 |
| 2位 | サッカー | 『キャプテン翼』 |
| 3位 | バスケ | 『スラムダンク』 |
特に40代以下では、『キャプテン翼』『スラムダンク』『テニスの王子様』の影響が顕著だった。これらの作品を読んで育った世代が、今度は親として子供に同じ体験を提供できる立場にいる。
運動と学力の意外な関係
スポーツ庁によると、東京大学の深代千之教授は「勉強と運動とは相関関係にあり、疫学的に双方が関係しているというデータがあります」と述べている。
幼少期から体を動かすことに親しんでおくと、「考える力」や記憶力の向上につながるという。スポーツ漫画は、その第一歩として最適なツールだと私は考えている。
子供をスポーツ好きにする漫画おすすめ10選
サッカー漫画
1. キャプテン翼——夢を持つことの大切さ
推奨年齢: 小学校低学年〜
世界中のプロサッカー選手が「この漫画でサッカーを始めた」と語る作品。主人公・大空翼が「ボールは友達」と言いながら成長していく姿は、子供たちに夢を持つことの大切さを教えてくれる。
私の娘も、翼くんの「絶対に諦めない」姿勢に感化されている。シンプルな絵柄で低学年からでも読みやすく、親子で最初に読むサッカー漫画として最適だ。
2. アオアシ——戦術を学ぶサッカーIQ
推奨年齢: 小学校高学年〜
Jリーグユースを舞台に、サッカーの戦術や「オフ・ザ・ボール」の動きを詳細に描いた作品。子供がサッカーを習い始めてから読むと、プレーの質が変わると実感している。
「なぜそこに動くのか」「なぜパスをそこに出すのか」。『アオアシ』は、サッカーを「考えるスポーツ」として捉え直すきっかけを与えてくれる。
野球漫画
3. MAJOR——諦めない心と家族の絆
推奨年齢: 小学校低学年〜
主人公・茂野吾郎が5歳から大リーガーになるまでを描いた大河ドラマ。父を亡くす悲しみ、継父との絆、仲間との出会い。野球だけでなく、人生の様々な困難を乗り越える姿が描かれている。
私の長女が最も夢中になっている作品だ。「吾郎くん、お父さんいないのに頑張ってるね」と言いながら読む娘の姿に、親として胸が熱くなる。
4. ダイヤのA——チーム内競争と成長
推奨年齢: 小学校高学年〜
名門高校野球部を舞台に、レギュラーを目指して切磋琢磨する選手たちを描く。主人公は「エース」ではなく、チームの中で自分の役割を見つけていく存在だ。
「一番じゃなくても、チームに必要な存在になれる」というメッセージは、子供たちにとって重要な学びになる。野球少年団に入っている子供に特におすすめしたい。
バスケットボール漫画
5. SLAM DUNK——努力と才能、仲間の大切さ
推奨年齢: 小学校高学年〜
累計1億7000万部を誇る、バスケ漫画の金字塔。不良少年だった桜木花道がバスケと出会い、仲間とともに成長していく物語は、世代を超えて愛されている。
「諦めたらそこで試合終了ですよ」という安西先生の言葉は、スポーツだけでなく人生のあらゆる場面で力をくれる。親子で読んで、この名言を共有してほしい。
6. あひるの空——身体的ハンデを乗り越える
推奨年齢: 中学生〜
身長149cmの主人公・車谷空が、バスケットボールで奮闘する物語。「背が低いから無理」という常識を覆し、自分の強みを活かして戦う姿は、どんな子供にも勇気を与える。
体格で悩んでいる子供がいたら、ぜひこの作品を勧めてほしい。「できない理由」ではなく「できる方法」を考える力が身につく。
バレーボール漫画
7. ハイキュー!!——チームワークと役割の理解
推奨年齢: 小学校中学年〜
バレーボールを通じて「チームの中での自分の役割」を学べる作品。セッター、アタッカー、リベロなど、それぞれのポジションが持つ意味と重要性が丁寧に描かれている。
「一人ではできないことも、チームならできる」。このメッセージは、学校生活や将来の仕事にも通じる普遍的な学びだ。
その他の競技
8. 弱虫ペダル——自分の才能を見つける
推奨年齢: 小学校高学年〜
アニメオタクの主人公が、秋葉原通いで鍛えた脚力を自転車競技で発揮する物語。「好きなこと」が意外な形で「才能」につながるという発見は、子供たちに大きな希望を与える。
運動が苦手な子供にこそ読んでほしい作品だ。自分の中に眠る可能性に気づくきっかけになるかもしれない。
9. テニスの王子様——個性を活かす
推奨年齢: 小学校低学年〜
個性豊かなキャラクターたちが繰り出す「必殺技」が子供たちを魅了する作品。テニスのルールを楽しく学べるだけでなく、「自分だけの強み」を持つことの大切さが伝わってくる。
派手な演出が多いが、その分、子供の興味を引きやすい。テニスを習う前の「入り口」として最適だ。
10. ちはやふる——日本文化と努力の結晶
推奨年齢: 小学校高学年〜
競技かるたという日本独自の「スポーツ」を描いた作品。百人一首を覚えながら、集中力と瞬発力を競う世界は、子供たちに新鮮な驚きを与える。
学校で百人一首を習う前に読んでおくと、授業への興味が大きく変わる。日本文化への関心を育てるきっかけにもなる名作だ。
年齢別・親子で楽しむためのアドバイス
5〜7歳:親が読み聞かせ、絵を一緒に見る
この年齢では、漫画を一人で読むのはまだ難しい。親が読み聞かせをしながら、絵を一緒に楽しむスタイルがおすすめだ。
おすすめ作品: 『キャプテン翼』『MAJOR』『テニスの王子様』
シンプルな絵柄で、主人公の感情が分かりやすい作品を選ぼう。「翼くん、どうして頑張れるのかな?」と問いかけながら読むと、子供の考える力も育つ。
8〜10歳:一緒に読んで感想を話し合う
自分で漫画を読めるようになったら、同じ作品を親子で読んで感想を共有しよう。「お父さんはこのシーンが好きだな」と話すことで、コミュニケーションが深まる。
おすすめ作品: 『ハイキュー!!』『弱虫ペダル』『ちはやふる』
チームワークや努力の大切さを学べる作品がおすすめ。読後に「どの選手が好き?」「どうしてそう思う?」と会話を広げよう。
11歳以上:子供が一人で読み、親が質問する
中学年以降は、子供の自主性を尊重しつつ、読んだ作品について親が質問する形がいい。「どんな話だった?」「主人公から何を学んだ?」と問いかけることで、読解力も向上する。
おすすめ作品: 『SLAM DUNK』『アオアシ』『ダイヤのA』『あひるの空』
より深いテーマを扱う作品に挑戦させよう。挫折や葛藤を乗り越える描写は、思春期の子供の心に響くはずだ。
まとめ——漫画から始まるスポーツライフ
いこーよファミリーラボの調査によると、子供に人気のスポーツ習い事は、1位が水泳、続いてダンス、柔道・空手、体操、バスケットボール、野球と続く。
これらの競技を扱ったスポーツ漫画を読むことで、子供たちは「やってみたい」という気持ちを育てることができる。漫画は、スポーツへの最初の「入り口」として最適なツールなのだ。
私自身、小学生のときに『キャプテン翼』を読んでサッカーを始めた経験がある。今度は父親として、同じ体験を子供たちに伝えていきたい。
スポーツ漫画は、単なる娯楽ではない。努力の大切さ、仲間との絆、挫折からの立ち直り方。子供たちが人生で必要とする「学び」が、すべて詰まっている。
今週末、子供と一緒に本屋さんに行って、最初の一冊を選んでみてはどうだろうか。
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