子供のメンタルケア漫画おすすめ7選!困難に立ち向かう力を育てる名作ガイド

子供のメンタルケア漫画おすすめ7選!困難に立ち向かう力を育てる名作ガイド

「パパ、学校行きたくない…」

6歳の娘がそう言った朝のことを、今でも覚えています。

友達とのちょっとしたトラブル。大人から見れば些細なことでも、子供にとっては世界が終わるような出来事です。そんな時、私は娘と一緒に『フルーツバスケット』を読みました。

心理学でいう「レジリエンス」——困難から回復する力は、子供の頃からの経験で育まれます。そして漫画には、挫折を乗り越える主人公たちの姿が描かれています。

今回は、2児の父として、子供のメンタルケアに効く漫画を7作品厳選してご紹介します。

子供のメンタルケアに漫画が効く3つの理由

おすすめ漫画を紹介する前に、なぜ漫画がメンタルケアに効果的なのかを整理しましょう。

1. 「自分だけじゃない」と気づける

漫画の主人公も、挫折や困難を経験しています。それを見ることで、子供は「自分だけじゃないんだ」と気づけます。これは心理学でいう「普遍化」の効果です。

2. 乗り越え方を学べる

主人公がどうやって困難を乗り越えたか——その過程を追体験することで、子供は「解決の糸口」を学べます。

3. 感情を言葉にするきっかけになる

「この子、悲しそうだね」「どうして立ち直れたと思う?」——漫画を通じて、子供は自分の感情を言葉にする練習ができます。

では、具体的な作品を見ていきましょう。

【心の傷を癒す】フルーツバスケット

心の傷と向き合う名作です。

フルーツバスケット 1

辛い過去を持つキャラクターたちが、互いに支え合い、心の傷を癒していく感動作。優しさとは何かを教えてくれる。

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『フルーツバスケット』は、両親を亡くした少女・本田透と、「十二支の呪い」を背負った草摩家の物語。登場人物の多くが、心に深い傷を抱えています。

でも、透の優しさに触れることで、少しずつ心を開いていく。「傷ついても、人は変われる」——この漫画はそう教えてくれます。

娘が落ち込んでいた時、一緒にこの漫画を読みました。透が「大丈夫、きっとうまくいくよ」と言うシーンで、娘は少し笑顔になりました。

子供へのメッセージ:傷ついても大丈夫。時間をかけて、少しずつ癒えていく

【孤独から抜け出す】3月のライオン

孤独と向き合い、居場所を見つける物語です。

3月のライオン 1

著者: 羽海野チカ

孤独な将棋棋士が、人との絆を築いていく。心の痛みと温かさが丁寧に描かれた傑作。

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『3月のライオン』の主人公・桐山零は、両親を亡くし、孤独に生きてきた少年。将棋の世界で生きながら、川本家の3姉妹と出会い、少しずつ心を開いていきます。

この漫画が教えてくれるのは、「孤独は悪いことじゃない。でも、人とつながることで、心は温かくなる」ということ。

内向的な子供、一人でいることが多い子供に特におすすめです。「無理に友達を作らなくていい。でも、心を開ける人が見つかると、人生は変わる」——そんなメッセージが伝わります。

子供へのメッセージ:一人でも大丈夫。でも、心を開ける人がいると、もっと楽になる

【挫折から立ち上がる】MAJOR

逆境を乗り越える力を描いた作品です。

MAJOR 1

著者: 満田 拓也

幼少期から大人になるまで、野球少年・吾郎の成長を描く。何度も挫折しながら立ち上がる姿に勇気をもらえる。

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『MAJOR』の主人公・茂野吾郎は、幼い頃に父親を亡くし、肩を壊し、何度も絶望的な状況に陥ります。でも、そのたびに立ち上がり、夢を追い続ける。

この漫画が教えてくれるのは、「人生には何度も挫折がある。でも、諦めなければ道は開ける」ということ。

子供が失敗して落ち込んでいる時、「吾郎も失敗したけど、諦めなかったよね」と声をかけると、少し前向きになれます。

子供へのメッセージ:失敗しても、諦めなければ大丈夫

【仲間の力】ハイキュー!!

チームで乗り越える力を描いた作品です。

ハイキュー!! 1

著者: 古舘春一

身長が低い主人公がバレーボールで活躍を目指す。仲間との絆とチームワークの大切さを教えてくれる名作。

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『ハイキュー!!』の主人公・日向翔陽は、身長が低いというハンデを抱えながら、バレーボールで活躍を目指します。一人では無理でも、仲間と一緒なら——。

この漫画が教えてくれるのは、「自分の弱さを認めること」と「仲間を頼ること」の大切さ。強がらなくていい、助けを求めていい——そんなメッセージが子供の心に響きます。

子供へのメッセージ:一人で抱え込まなくていい。仲間を頼っていい

【夢を諦めない】宇宙兄弟

遅咲きの挑戦を描いた作品です。

宇宙兄弟(1)

著者: 小山宙哉

32歳で宇宙飛行士を目指す兄・六太の挑戦。「遅すぎることはない」と教えてくれる感動作。

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『宇宙兄弟』の六太は、会社をクビになり、32歳で宇宙飛行士を目指します。周囲からは「今さら無理」と言われても、夢を追い続ける。

この漫画が教えてくれるのは、「失敗しても、遠回りしても、夢を持ち続ければ大丈夫」ということ。

子供が「もう遅い」「もう無理」と思った時、六太の姿は大きな励みになります。

子供へのメッセージ:失敗しても、やり直せる。遅すぎることはない

【情熱を取り戻す】ちはやふる

好きなことを見つける力を描いた作品です。

ちはやふる 1

著者: 末次由紀

競技かるたに情熱を注ぐ少女の物語。「好き」を追求する姿が、読む人の心に火をつける。

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『ちはやふる』の主人公・千早は、競技かるたに出会い、人生が変わります。「好きなこと」を見つけることで、辛いことも乗り越えられる——。

この漫画が教えてくれるのは、「夢中になれるものがあると、人は強くなれる」ということ。

何かに没頭することは、最高のメンタルケアです。子供が「何をしていいかわからない」と悩んでいる時に、この漫画は一つのヒントになります。

子供へのメッセージ:好きなことを見つけると、人生は輝き始める

【身体の中の戦い】はたらく細胞

自分の体を大切にする心を育てる作品です。

はたらく細胞(1)

著者: 清水茜

体内の細胞を擬人化した作品。自分の体の中で、毎日頑張っている細胞たちの姿を知ると、自分を大切にしたくなる。

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『はたらく細胞』は、体内の細胞を擬人化した作品。赤血球、白血球、血小板——彼らが毎日、私たちの体を守るために戦っています。

この漫画が教えてくれるのは、「自分の体は、毎日頑張っている」ということ。自分を大切にする気持ちは、メンタルケアの基本です。

娘は『はたらく細胞』を読んでから、「今、白血球さんが頑張ってるね」と言うようになりました。風邪をひいた時も、「体の中で戦ってくれてるんだ」と思えると、少し気持ちが楽になるようです。

子供へのメッセージ:自分の体を大切にしよう。毎日、体は頑張ってくれている

子供のメンタルケア漫画活用法

最後に、漫画を通じてメンタルケアをするコツをまとめます。

1. 落ち込んでいる時に「一緒に読もう」と誘う

説教や説明より、「一緒に漫画読もう」の方が子供は受け入れやすい。漫画を通じて、自然と心が軽くなります。

2. 「どう思った?」と感想を聞く

読んだ後に「この子、どう思った?」「自分ならどうする?」と聞いてみましょう。子供は自分の気持ちを言葉にする機会を得られます。

3. 状況に合った作品を選ぶ

子供の状態おすすめ漫画
傷ついている時フルーツバスケット
孤独を感じている時3月のライオン
挫折から立ち直りたい時MAJOR、宇宙兄弟
仲間がほしい時ハイキュー!!
やりたいことがわからない時ちはやふる
自分を大切にしてほしい時はたらく細胞

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メンタルケアと合わせて育てたい力についても紹介しています。

まとめ:漫画は子供の「心の薬」になる

今回紹介した7作品を、改めてまとめます:

作品育てる力
フルーツバスケット心の傷を癒す力
3月のライオン孤独と向き合う力
MAJOR挫折から立ち上がる力
ハイキュー!!仲間を頼る力
宇宙兄弟夢を諦めない力
ちはやふる情熱を見つける力
はたらく細胞自分を大切にする力

子供の心は繊細です。大人から見れば些細なことでも、子供にとっては大きな傷になることがあります。

でも、漫画の中には、同じように傷つき、それでも前に進んだ主人公たちがいます。その姿を見ることで、子供は「自分も大丈夫」と思えるようになる。

漫画は、子供の「心の薬」になります。

落ち込んでいる子供がいたら、ぜひ一緒に漫画を読んでみてください。

フルーツバスケット 1

心の傷を癒したい時に最もおすすめの1冊。優しさが心にしみる名作。

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この記事のライター

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佐々木 健太

元外資系コンサルタントから転身したライター。経済学の知識を活かしながら、健康・お金・人間関係の最適化を追求。エビデンスベースの実践的な知識発信を心がける。

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