子供の自信を育てる漫画おすすめ7選!親子で読みたい挑戦する心を伸ばす名作

子供の自信を育てる漫画おすすめ7選!親子で読みたい挑戦する心を伸ばす名作

「うちの子、自信がなくて新しいことに挑戦できないんです」

6歳の娘と3歳の息子を育てる私のもとにも、よくこんな相談が届きます。実は我が家でも、娘が習い事を「難しそうだから嫌」と言い出した時期がありました。

そんなとき、ある漫画が娘を変えてくれました。主人公が失敗しながらも諦めずに挑戦する姿を見て、娘は「私もやってみる」と言い出したのです。

発達心理学の研究によると、子供の自信(自己効力感)は「代理経験」——つまり他者の成功を見ることで高まることがわかっています。漫画のキャラクターに感情移入することで、子供は「自分にもできるかも」という感覚を自然と身につけていくのです。

今回は、2児の父として、そしてエビデンスベースの子育てを実践する立場から、子供の自信を育てる漫画を7作品厳選してご紹介します。

子供の自信を育てる漫画の3つの条件

おすすめ漫画を紹介する前に、「自信を育てる漫画」の条件を整理しておきましょう。

1. 成長過程が丁寧に描かれている

「最初からすごい天才」ではなく、「できない状態から努力して成長する」過程が描かれていることが重要です。子供が「自分と同じスタートラインから始まった」と感じることで、より強く感情移入できます。

2. 失敗と回復のサイクルがある

挫折や失敗を経験し、それを乗り越える姿が描かれていること。「失敗しても大丈夫」「やり直せる」というメッセージは、子供のチャレンジ精神を育てます。

3. 年齢に適した内容とメッセージ

暴力描写や複雑すぎる人間関係は避け、子供が理解しやすいメッセージが込められていることも大切です。

では、具体的な作品を見ていきましょう。

【未就学児〜】ドラえもん

まずは、最も幅広い年齢層に対応できる国民的作品からご紹介します。

ドラえもん(1)

著者: 藤子・F・不二雄

未来からやってきたネコ型ロボット・ドラえもんと、ちょっぴりダメな少年のび太の友情物語。世代を超えて愛される国民的漫画。

¥495(記事作成時の価格です)

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『ドラえもん』の主人公・のび太は、勉強も運動も苦手な「ダメな子」として描かれています。しかしこの設定こそが、多くの子供たちに希望を与えています。

のび太は失敗ばかりしますが、ドラえもんの道具を借りながらも、最終的には自分の力で問題を解決しようとする姿勢を見せます。「映画版」では特に、のび太の勇気や友情が際立ちます。

我が家では、6歳の娘が「のび太くんも最初はできなかったけど、頑張ったらできるようになったね」と言うようになりました。「最初からできなくても大丈夫」というメッセージが、自然と伝わったようです。

親子で話し合いたいポイント

  • 困ったときにどうしたらいいか考えてみよう
  • お友達を助けることの大切さ
  • 道具に頼りすぎないことの意味

【小学校低学年〜】キャプテン翼

次は、夢を持つことの素晴らしさを教えてくれる作品です。

キャプテン翼 1

著者: 高橋陽一

「ボールは友達!」が口癖のサッカー少年・大空翼の成長と世界への挑戦を描く。世界中のプロサッカー選手に影響を与えた伝説的作品。

¥889(記事作成時の価格です)

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『キャプテン翼』の主人公・大空翼は、純粋にサッカーを愛し、世界一のサッカー選手になることを夢見ています。

この作品の素晴らしいところは、「好きなことに夢中になる姿勢」が肯定的に描かれていること。翼の「ボールは友達!」という言葉には、何かに熱中することの喜びが詰まっています。

効果で考えると、子供が「好きなこと」を見つけ、それに打ち込む姿勢を応援することは、自己肯定感の向上に直結します。『キャプテン翼』は、そのきっかけを与えてくれる作品です。

親子で話し合いたいポイント

  • 好きなことは何?その好きなことをもっと極めてみよう
  • 世界を目指すってすごいことだね
  • チームメイトと協力することの楽しさ

【小学校低学年〜】MAJOR

子供の成長を長期的に見守る視点で選ぶなら、この作品が最適です。

MAJOR(1)

著者: 満田 拓也

5歳の吾郎が父・茂治の背中を追いかけ、野球に情熱を注ぐ姿を描く。幼少期からプロ、そしてメジャーリーグまでの長編成長物語。

¥462(記事作成時の価格です)

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『MAJOR』は、主人公・茂野吾郎の5歳から始まる成長物語です。父親の死、利き腕の故障、数々の挫折を乗り越えながら、メジャーリーガーを目指す姿が描かれています。

この作品の特徴は、「逆境を乗り越える力」が繰り返し描かれていること。吾郎は何度も壁にぶつかりますが、決して諦めません。

実践してみた結果、我が家では『MAJOR』を読んだ後、3歳の息子が「野球やりたい!」と言い出しました。もちろんまだ早いですが、「何かに挑戦したい」という気持ちの芽生えは大きな収穫でした。

親子で話し合いたいポイント

  • 困難に直面したとき、どうする?
  • 家族の応援の大切さ
  • 夢を持ち続けることの意味

【小学校中学年〜】ちはやふる

続いては、伝統文化×青春の組み合わせが魅力の作品です。

ちはやふる(1)

著者: 末次由紀

競技かるたに情熱を注ぐ少女・千早の青春を描く。仲間との絆、努力の尊さ、日本文化の美しさが詰まった感動作。

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『ちはやふる』の主人公・綾瀬千早は、競技かるたという「マイナーなスポーツ」に夢中になります。周囲から理解されないこともありますが、千早は自分の「好き」を貫きます。

この作品が教えてくれるのは、「人と違う道を選んでもいい」ということ。人気のあることだけが正解ではなく、自分が夢中になれることを見つけることの価値が描かれています。

また、百人一首という日本の伝統文化に触れるきっかけにもなります。読み終えた後、「かるたやってみたい」と言い出す子供も多いそうです。

親子で話し合いたいポイント

  • 自分だけの「好き」を大切にすること
  • 毎日コツコツ練習することの意味
  • 日本の伝統文化の美しさ

【小学校高学年〜】弱虫ペダル

「自分には取り柄がない」と感じている子供にこそ読んでほしい作品です。

弱虫ペダル 1

著者: 渡辺航

アニメオタクの少年・小野田坂道が、自転車競技の世界で才能を開花させていく物語。「好き」が強みになる感動のスポーツ漫画。

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『弱虫ペダル』の主人公・小野田坂道は、アニメが大好きなオタク少年。運動は苦手で、自分に自信がありません。

しかし、毎日自転車でアキバに通っていたことが、意外な才能として開花します。「オタク」という個性が、自転車競技という分野で強みに変わるのです。

エビデンスによれば、子供が自分の「居場所」を見つけることは、自己肯定感の形成に極めて重要です。『弱虫ペダル』は、「意外なところに才能がある」「自分の好きなことが強みになる」というメッセージを伝えてくれます。

親子で話し合いたいポイント

  • 自分の「好き」は何だろう?
  • 意外なところに才能があるかもしれない
  • 自分らしさを大切にすること

【小学校高学年〜】SLAM DUNK

言わずと知れた名作。スポーツ漫画の金字塔です。

SLAM DUNK 1

著者: 井上雄彦

不良少年・桜木花道がバスケットボールと出会い、成長していく青春漫画。2025年についに電子書籍化された伝説的名作。

¥460(記事作成時の価格です)

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『SLAM DUNK』の主人公・桜木花道は、中学時代に50人の女の子にフラれた不良少年。バスケットボールは完全な素人からのスタートです。

この作品の魅力は、「素人が成長する過程」が非常に丁寧に描かれていること。花道は最初、シュートもドリブルもできません。しかし、基礎練習を積み重ね、少しずつ上達していきます。

2025年6月にようやく電子書籍化された『SLAM DUNK』は、親世代にとっても懐かしい作品。親子で一緒に読むことで、世代を超えた共通の話題が生まれます。

親子で話し合いたいポイント

  • 新しいことを始めるのに「遅すぎる」ことはない
  • 基礎練習の大切さ
  • チームワークと個人の成長

【小学校高学年〜】Dr.STONE

最後は、「知識で世界を変える」という新しい形の自信を育てる作品です。

Dr.STONE 1

著者: 稲垣理一郎Boichi

全人類が石化した世界で、科学の力で文明を復興させる少年・千空の物語。科学への興味を刺激するSFサバイバル冒険譚。

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『Dr.STONE』は、全人類が石化した世界で、科学の力で文明を復興させる物語。主人公の千空は、圧倒的な科学知識で次々と問題を解決していきます。

この作品の素晴らしいところは、「知識」が最大の武器として描かれていること。身体能力ではなく、学んだ知識で世界を変えられるという希望が、子供たちに新しい形の自信を与えてくれます。

作中では実際の科学原理が分かりやすく解説されており、「理科って面白い!」と思うきっかけになります。我が家の娘も、『Dr.STONE』を読んでから科学実験に興味を持つようになりました。

親子で話し合いたいポイント

  • 勉強することの意味
  • 科学の面白さ
  • 知識を活かして問題を解決すること

年齢別・自信を育てる漫画の読み方ガイド

最後に、年齢に合わせた漫画の読み方をまとめておきます。

年齢おすすめ作品読み方のコツ
5-7歳ドラえもん親が読み聞かせながら、一緒に感想を話し合う
7-9歳キャプテン翼、MAJOR子供が一人で読み、読後に「どこが面白かった?」と聞く
9-11歳ちはやふる登場人物の気持ちを想像する練習を
11-13歳弱虫ペダル、SLAM DUNK、Dr.STONE親子で議論。「あなたならどうする?」と問いかける

親子で漫画を読む3つのコツ

1. 読後の会話を大切にする

漫画を読んで終わりではなく、「どのシーンが好きだった?」「主人公のどこがすごいと思った?」と聞いてみましょう。言語化することで、漫画から得た学びが定着します。

2. 無理強いしない

「この漫画を読みなさい」と押し付けるのは逆効果。子供が興味を持ったタイミングで、さりげなく置いておくくらいがちょうどいいです。

3. 親も一緒に楽しむ

子供は親の姿を見ています。親が楽しそうに漫画を読んでいる姿を見せることで、子供も自然と興味を持つようになります。

まとめ:漫画は子供の自信を育てる最高のツール

今回紹介した7作品を、効果別にまとめます:

作品育てられる自信おすすめ年齢
ドラえもん問題解決への自信未就学児〜
キャプテン翼夢を持つ自信小学校低学年〜
MAJOR逆境を乗り越える自信小学校低学年〜
ちはやふる好きを貫く自信小学校中学年〜
弱虫ペダル自分らしさへの自信小学校高学年〜
SLAM DUNK成長への自信小学校高学年〜
Dr.STONE知識への自信小学校高学年〜

漫画は単なる娯楽ではありません。キャラクターへの感情移入を通じて、子供たちは「自分にもできるかも」という自信を自然と身につけていきます。

まずは子供が興味を持ちそうな1冊から。親子で一緒に読む時間が、きっとお子さんの自信を育てる第一歩になるはずです。

ドラえもん(1)

著者: 藤子・F・不二雄

まずはここから。未就学児から読める、国民的名作漫画。

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佐々木 健太

元外資系コンサルタントから転身したライター。経済学の知識を活かしながら、健康・お金・人間関係の最適化を追求。エビデンスベースの実践的な知識発信を心がける。

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