子供の英語教育本おすすめ5選!38歳2児の父が実践するおうち英語の始め方
子供向け英会話市場は約900億円。そして「子どもにさせたい習い事」1位は、6年連続で「英語・英会話スクール」という調査結果があります。
私には5歳の娘と2歳の息子がいます。「子供に英語力をつけさせたい」という気持ちは、多くの親が共感するところでしょう。しかし、英会話教室に通わせると年間10〜30万円以上かかることも珍しくありません。共働きで送迎の時間を確保するのも大変です。
そこで注目されているのが「おうち英語」という選択肢です。家庭で英語環境を作り、親子で一緒に英語を学ぶアプローチです。実際に「おうち英語だけで小学生のうちに英検準1級」を達成している家庭もあり、費用は累計30〜50万円程度で済むケースもあります。
今回は、38歳2児の父として、子供の英語教育に関する本を5冊厳選しました。データに基づいて選んだ「費用対効果の高いおうち英語の始め方」をお伝えします。
なぜ今「おうち英語」が注目されているのか
英語教育の早期化と家庭学習の重要性
2020年度から小学3年生で外国語活動が始まり、5〜6年生では英語が正式教科になりました。学校教育だけでは十分な英語力が身につかないと感じる親も多く、家庭での英語学習への関心が高まっています。
イー・ラーニング研究所の2024年調査によると、子どもに英語を習わせたい理由の約7割が「将来のために必要だと思ったから」でした。グローバル社会で活躍するための基盤として、英語力を重視する親が増えているのです。
費用対効果の観点から見たおうち英語
英会話教室に通う場合、年間10〜30万円以上の費用がかかります。小学校6年間で60〜180万円以上になる計算です。一方、おうち英語で英検準1級レベルまで育てた家庭では、累計30〜50万円程度で達成しているケースもあります。
もちろん、費用だけで判断すべきではありません。しかし、外資系コンサル出身の私から見ると、「投資対効果」の観点からおうち英語は非常に魅力的な選択肢です。
科学的に見た早期英語教育の効果
早期英語教育の効果については、様々な研究があります。1990年のアメリカ国勢調査(約230万人対象)では、入国年齢が低いほど英語力の自己評価が高いという結果が出ています。
東京大学の池谷裕二教授は「バイリンガルになりたいなら遅くとも9歳ころまでには始めたい」と述べています。ただし、立命館大学の田浦秀幸教授は「日本のようなEFL環境では臨界期は関係ない」という見解も示しています。
重要なのは、早く始めることよりも「継続すること」です。おうち英語は、日常生活の中に英語を自然に取り入れられるため、継続しやすいという大きなメリットがあります。
子供の英語教育本おすすめ5選
1. 体系的に学びたい人向け:『世界で活躍する子の英語力の育て方』
著者の船津徹氏は、ハワイの学習塾「TLC for Kids」代表として、累計4,000人以上のバイリンガルを育ててきました。その実績に基づく体系的なメソッドが詰まった一冊です。
『世界で活躍する子の英語力の育て方』の最大の特徴は、年齢別のロードマップが明確な点です。0歳から18歳までの各段階で「何をすべきか」「なぜそれが重要か」が論理的に説明されています。
私がこの本を最初におすすめする理由は、「全体像が見える」からです。子供の英語教育は10年以上の長期プロジェクトです。場当たり的に教材を買い漁るのではなく、まず全体の戦略を理解することが重要です。
2. 低コストで成果を出したい人向け:『3ナイ主婦が息子を小6で英検1級に合格させた話』
「お金なし・学歴なし・海外経験なし」の著者タエさんが、息子を10歳でTOEIC920点、11歳で英検1級合格に導いた実践記録です。
この本の価値は「再現性の高さ」にあります。特別な環境や資金がなくても、正しい方法で継続すれば成果が出ることを証明しています。タエさんが実際に使った教材、かけた時間、工夫した点が具体的に書かれています。
経済学を学んだ私の視点から言えば、「3ナイ主婦」という制約条件の中で最大の成果を出したケーススタディとして、非常に参考になります。リソースが限られている家庭ほど、この本から学べることは多いでしょう。
3. 効率重視の人向け:『10万組の親子が学んだ 子どもの英語「超効率」勉強法』
著者の船津洋氏は、幼児・小学生向け英語教材「パルキッズ」の開発者です。20年以上にわたり10万組以上の親子に英語教育を提供してきた経験から、効率的な学習法を体系化しています。
『子どもの英語「超効率」勉強法』では、「なぜ多くの日本人が英語を話せないのか」という問いから始まり、その原因と解決策を論理的に解説しています。特に「かけ流し」と呼ばれるインプット法は、忙しい共働き家庭でも実践しやすい方法です。
私自身、「効率」という言葉には敏感です。限られた時間の中で最大の成果を出すにはどうすればいいか。この本は、そんな忙しい親のニーズに応えてくれます。
4. 今日からすぐ始めたい人向け:『井原さんちの英語で子育て』
日常の語りかけフレーズ集で、0歳から使える表現が豊富なロングセラー
¥1,760(記事作成時の価格です)
amazon.co.jp
2004年の発売以来、多くの親に愛されてきたロングセラーです。日常生活で使える英語の語りかけフレーズが豊富に収録されています。
『井原さんちの英語で子育て』の強みは「即実践できる」点です。朝起きてから夜寝るまで、様々なシーンで使えるフレーズが場面別に整理されています。「Good morning!」から始まり、「Time to wake up!」「Let’s get dressed!」など、すぐに使える表現ばかりです。
正直に言えば、私は英語が得意ではありません。でも、この本に載っている簡単なフレーズなら、私でも娘や息子に語りかけることができます。「親が完璧な英語を話せなくても大丈夫」という安心感を与えてくれる一冊です。
5. 理論と実践の両方を学びたい人向け:『子どもの未来を広げる「おやこえいご」』
著者の小田せつこ氏は、コロンビア大学で英語教育の修士号を取得し、自身も2人の子どもをバイリンガルに育てた経験を持ちます。名古屋で「おやこえいごくらぶ」を主宰し、多くの親子に英語教育を提供しています。
この本の特徴は、学術的な理論と実践的なノウハウのバランスが取れている点です。「なぜこの方法が効果的なのか」という理由が、研究に基づいて説明されています。
データを重視する私にとって、この本の学術的なアプローチは非常に心強いものでした。「なんとなく良さそう」ではなく、「こういう研究に基づいてこの方法を選んでいる」と言えるのは大きな安心材料です。
おうち英語を成功させる3つの鉄則
5冊の本を読んで、おうち英語成功の共通点が見えてきました。
鉄則1:「楽しい」を最優先にする
どの本も強調しているのは、子どもが「英語は楽しい」と感じることの重要性です。無理やりやらせると英語嫌いになり、長期的には逆効果です。歌やゲーム、絵本など、子どもが楽しめる形で英語に触れる機会を作ることが大切です。
鉄則2:毎日少しずつ継続する
QQキッズの調査によると、オンライン英会話で「英会話力が上がった」と感じている家庭は32%でした。成果を出している家庭に共通するのは「継続」です。1日30分でも、毎日英語に触れる習慣を作ることが重要です。
鉄則3:親も一緒に楽しむ
子どもは親の姿を見ています。親が楽しそうに英語を使っていれば、子どもも自然と興味を持ちます。完璧な英語を話せなくても大丈夫です。一緒に学ぶ姿勢を見せることが、何よりの教育になります。
まとめ:おうち英語は「投資」として優れている
子供向け英会話市場は約900億円規模ですが、その多くは英会話教室への支出です。しかし、おうち英語という選択肢を知ることで、より費用対効果の高い英語教育が可能になります。
今回紹介した5冊は、それぞれ異なるアプローチを持っていますが、「家庭で英語環境を作る」という共通の目標に向かっています。まずは全体像を把握したい方は『世界で活躍する子の英語力の育て方』を、すぐに実践を始めたい方は『井原さんちの英語で子育て』から手に取ってみてはいかがでしょうか。
私自身、5歳の娘と2歳の息子とともに、おうち英語を始めたばかりです。完璧を目指すのではなく、毎日少しずつ、親子で英語を楽しむことを大切にしています。この記事が、同じように子どもの英語教育を考えている方の参考になれば幸いです。
子どもの教育に興味がある方は、子供プログラミング本おすすめ5選もあわせてご覧ください。論理的思考力を育む方法について詳しく解説しています。




