子供のお小遣い教育漫画おすすめ7選!親子で学ぶ金銭感覚を育てる名作
「パパ、100円じゃ何も買えないよ」
5歳の娘にお小遣いを渡したとき、最初に返ってきた言葉がこれでした。コンビニでお菓子を「ピッ」と買う私を見て育った娘にとって、100円玉1枚の価値はピンとこない。キャッシュレス時代の子供に、お金の価値をどう伝えればいいのか。
金融広報中央委員会の調査によると、金融教育を学校で受けた経験がある日本人はわずか7.2%。一方で、97%の親が「子供への金融教育が必要」と感じているというデータもあります。必要だとわかっているのに、どう教えていいかわからない。これが多くの親の本音ではないでしょうか。
38歳、5歳の娘と2歳の息子を持つ父親として、私も同じ悩みを抱えていました。試行錯誤の末にたどり着いたのが、漫画を使ったお小遣い教育です。今回は、実際に我が家で読んで効果を感じた7冊を、年齢別にご紹介します。
お小遣い教育はなぜ重要なのか
日本の金融教育の現状
金融広報中央委員会の国際比較調査によると、金融教育を受けた経験のある人の割合は、米国21%に対して日本はわずか7.2%。この差は、将来の資産形成や金融トラブルへの対応力に直結します。
2022年4月から高校で金融教育が必修化されましたが、それ以前の世代はほとんど学ぶ機会がなかったのが現実です。だからこそ、家庭でのお小遣い教育が重要になります。
お小遣い教育の3つの効果
研究によると、お小遣い管理を経験した子供には以下の効果が見られます。
- 「お金には限りがある」という感覚が身につく
- 欲しいものと必要なもの(ウォンツとニーズ)を区別できるようになる
- 将来の貯蓄習慣につながる
特に重要なのは2番目です。「欲しい」と「必要」の違いを理解できれば、衝動買いを防ぎ、計画的なお金の使い方ができるようになります。
子供のお小遣い教育漫画おすすめ7選
ここからは、実際に我が家で読んで効果を感じた7冊を紹介します。幼児向けから小学生向けまで、年齢別に整理していますので、お子さんに合った本を選んでみてください。
1. マンガで覚える 図解 おこづかいの基本(八木陽子監修)
お小遣い教育の決定版ともいえる1冊。キッズ・マネー・ステーション代表でファイナンシャルプランナーの八木陽子さんが監修しています。
この本の最大の特徴は、取り外して使える「おこづかい帳」が付いていること。本を読んで終わりではなく、すぐに実践に移せます。
内容は、お小遣いの目的、ニーズとウォンツの整理の仕方、おこづかい会議の開き方、おこづかい帳の書き方まで網羅。我が家では、この本をきっかけに娘との「おこづかい会議」を始めました。
こんな親子におすすめ
- お小遣い制度をこれから始めたい
- おこづかい帳の書き方を教えたい
- 実践的なツールが欲しい
2. マンガでわかる お金の本(森永康平)
経済アナリストの森永康平さんが監修した、小学生向けのお金の本です。「使い方」「貯め方」「増やし方」「守り方」の4つの知識をバランスよく学べます。
特に注目は第3章「おこづかいを増やす方法」。お小遣いは「もらう」だけでなく「増やす」こともできるという発想を教えてくれます。お手伝いで稼ぐ、欲しいものを我慢して貯める、といった具体的な方法が漫画で解説されています。
娘に「お金は工夫次第で増やせる」という考え方を教えるきっかけになりました。
小学生から知っておきたい使い方・貯め方・増やし方・守り方を網羅した決定版
¥1,430(記事作成時の価格です)
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こんな親子におすすめ
- お金の基本を体系的に学びたい
- お小遣いを「増やす」発想を教えたい
- キャッシュレス時代のお金を理解させたい
3. るるぶ マンガとクイズで楽しく学ぶ!お金のしくみ(横山光昭監修)
「佐藤ママ」こと佐藤亮子さんも推薦する、JTBパブリッシング発行の学習本です。家計再生コンサルタントの横山光昭さんが監修しています。
オールカラーで図解が満載、各章ごとにクイズも出題されるので、子供が飽きずに読み進められます。
金銭感覚の養い方、お金の使い方、おこづかい管理術など、実践的な内容が詰まっています。対象年齢は小学校中〜高学年ですが、すべての漢字にふりがながついているので、低学年でも読めます。
佐藤ママ推薦。オールカラー図解とクイズで楽しく金銭感覚が身につく
¥1,430(記事作成時の価格です)
amazon.co.jp
こんな親子におすすめ
- クイズ形式で楽しく学びたい
- オールカラーの本を探している
- 旅行ガイドで有名なるるぶの学習シリーズに興味がある
4. マンガでわかる! 小学生から知っておきたいお金のトラブル回避術(菊地幸夫監修)
テレビでもおなじみの菊地幸夫弁護士が監修した、お金の「守り方」に特化した1冊です。
友達との気軽なお金の貸し借り、ICカードの使いすぎ、ゲーム課金での高額請求——スマホを持つ子供が増え、キャッシュレス化が進む中で、子供が巻き込まれやすい金銭トラブルを漫画でわかりやすく解説しています。
闇バイト、アカウント売買、フィッシング詐欺といった犯罪につながる内容まで網羅。「18歳成人」で気をつけることも解説されており、長く使える1冊です。
こんな親子におすすめ
- 子供にスマホを持たせている
- ゲーム課金のトラブルが心配
- お金の「守り方」を教えたい
5. マンガ・クイズつき『桃太郎電鉄』で学ぶお金・経済のしくみ攻略
人気ゲーム『桃太郎電鉄』のキャラクターと一緒に、お金と経済を学べる学習本です。
100個のお金・経済にまつわるテーマを収録。お札、硬貨、キャッシュレス決済、銀行、物価、投資、税金など幅広くカバーしています。おこづかい帳ページも付いているのが嬉しいポイント。
ゲーム好きの子供なら食いつくこと間違いなし。うちの娘はまだ5歳で桃鉄をプレイしていませんが、小学生になったら読ませたい1冊です。
桃鉄キャラクターと学ぶ100のお金テーマ。おこづかい帳ページ付き
¥1,650(記事作成時の価格です)
amazon.co.jp
こんな親子におすすめ
- 桃太郎電鉄が好き
- ゲーム感覚で学びたい
- 幅広いお金の知識を身につけさせたい
6. おさいふのかみさま(苅田澄子)
4歳から読める、幼児向けのお金絵本です。キッズ・マネー・ステーション監修、全国学校図書館協議会選定図書。
100円をもらい、どろりん商店街に買い物にでかけたばけばけ。欲しいものを買おうとするのですが……。買う時にはよく考えて、しっかり選んでね、というメッセージがわかりやすく描かれています。
2歳の息子にはまだ早いですが、購入済み。絵がかわいらしく、読み聞かせにも最適です。
こんな親子におすすめ
- 幼児にお金の概念を教えたい
- 読み聞かせに使いたい
- かわいい絵本を探している
7. 新装版 レモンをお金にかえる法(ルイズ・アームストロング)
1979年に米国で出版され、世界中で読み継がれてきた経済学入門の絵本。京都大学教授の佐和隆光さんが翻訳しています。
レモネード屋さんを開いて、お金を稼ぐ・使う・増やすを物語で学ぶという構成。原材料費、利益、需要と供給、競争、インフレーションといった経済学の基本概念が、コミカルな絵と的確な文で描かれています。
「お金をもらう」だけでなく「お金を稼ぐ」ことから始まる点が良い。起業家精神も育めるロングセラーです。
こんな親子におすすめ
- 経済学の基本を物語で学びたい
- 「お金を稼ぐ」発想を教えたい
- ロングセラーの名作を読みたい
書籍比較表
| 書籍 | 対象年齢 | 価格 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| おこづかいの基本 | 小学生〜 | ¥1,540 | おこづかい帳付き |
| マンガでわかる お金の本 | 小学生〜 | ¥1,430 | 4つの知識を網羅 |
| るるぶ お金のしくみ | 小学中学年〜 | ¥1,430 | クイズ形式 |
| お金のトラブル回避術 | 小学生〜 | ¥1,430 | 弁護士監修 |
| 桃鉄で学ぶお金 | 小学生〜 | ¥1,650 | ゲーム連動 |
| おさいふのかみさま | 4歳〜 | ¥1,540 | 幼児向け絵本 |
| レモンをお金にかえる法 | 小学生〜 | ¥1,430 | 経済学入門 |
38歳2児の父が実践するお小遣い教育3つのコツ
コツ1:「見える化」で金銭感覚を養う
キャッシュレス時代の子供にとって、お金は「見えないもの」になりがちです。我が家では、透明な貯金箱を使って、お金が「増えていく」感覚を視覚的に体験させています。
100円玉が5枚たまったら500円に両替、500円が2枚たまったら1000円札に両替。この「見える化」が、お金の価値を実感させるのに効果的でした。
コツ2:「おこづかい会議」で自主性を育てる
『マンガで覚える 図解 おこづかいの基本』で紹介されている「おこづかい会議」を我が家でも実践しています。
毎月初めに、先月のお小遣いの使い方を振り返り、今月の使い道を計画する。親が一方的に教えるのではなく、子供自身に考えさせることで、自主性が育ちます。
コツ3:失敗も学びのチャンスに
お小遣いをすぐに使い切ってしまっても、怒らない。「今月は早くなくなっちゃったね。来月はどうしたらいいと思う?」と一緒に考える。
失敗から学ぶ経験が、将来の賢いお金の使い方につながります。100円の失敗で済む今のうちに、たくさん失敗させてあげましょう。
おわりに
金融教育を受けた日本人はわずか7%。でも、97%の親が「子供への金融教育が必要」と感じています。このギャップを埋めるのは、家庭でのお小遣い教育です。
今回紹介した7冊は、どれも親子で楽しみながらお金の使い方を学べる本ばかり。まずは1冊、お子さんの年齢に合った本を選んで読んでみてください。そして、透明な貯金箱を用意して、お小遣い制度を始めてみましょう。
100円の価値がわかる子供は、将来100万円の価値もわかるようになる。今日から始めるお小遣い教育が、子供の将来を守る力になるはずです。
子供のお金の勉強に興味がある方は、子供のお金の勉強におすすめ漫画7選!金融教育に最適な名作を年齢別に紹介もあわせてご覧ください。金融教育の全体像を学べる本を紹介しています。
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