寝かしつけ本で家族全員ぐっすり!38歳2児の父が実践した睡眠環境の作り方

寝かしつけ本で家族全員ぐっすり!38歳2児の父が実践した睡眠環境の作り方

「もう寝なさい!」「やだー、まだ遊ぶ!」

38歳、2児の父として、毎晩このやり取りを繰り返していた時期がありました。5歳の娘と2歳の息子を寝かしつけるのに2時間。ようやく寝たと思ったら、深夜2時に息子が起きて泣き出す。翌朝は妻も私もゾンビ状態で出勤する日々でした。

ママと赤ちゃんのぐっすり本

日本人初の乳幼児睡眠コンサルタントによる科学的睡眠プログラム

¥1,430(記事作成時の価格です)

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厚生労働省のe-ヘルスネットによると、子供の4〜5人に1人が何らかの睡眠問題を抱えています。つまり、「うちの子だけが寝ない」わけではないのです。

しかし、私は「子供だけの問題」として捉えていたことが間違いだと気づきました。睡眠は家族全体のシステムとして考え、環境から整えていく必要があったのです。今回は、その気づきをもとに、家族全員がぐっすり眠れるようになった寝かしつけ本を5冊ご紹介します。

なぜ子供は寝ないのか

睡眠環境が整っていない

多くの家庭で見落とされがちなのが、寝室環境です。子供部屋にテレビやおもちゃがあったり、照明が明るすぎたりすると、脳が「まだ活動時間」と認識してしまいます。

我が家も以前は、寝室に娘のお気に入りのぬいぐるみコレクションがずらりと並んでいました。「寝る前に遊びたくなる」のは当然のことだったのです。

家族全体のリズムが乱れている

博報堂財団こども研究所の2025年調査によると、小学生の平均睡眠時間は8時間56分で、厚生労働省の推奨(9〜12時間)を下回っています。さらに、30年間で子供の睡眠時間は約30分も減少しているのです。

原因の一つは、親の生活リズムの夜型化です。親が遅くまで起きていると、子供も「まだ寝なくていい」と感じてしまいます。

寝かしつけの方法が合っていない

同じ方法がすべての子供に効くわけではありません。絵本で眠くなる子もいれば、静かに背中をトントンされる方が落ち着く子もいます。大切なのは、自分の子供に合った方法を見つけることです。

寝かしつけ本おすすめ5選

1. 科学的アプローチで理解したい人向け:『ママと赤ちゃんのぐっすり本』

ママと赤ちゃんのぐっすり本

日本人初の乳幼児睡眠コンサルタントによる科学的睡眠プログラム

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著者の愛波文氏は、日本人初の乳幼児睡眠コンサルタントです。『ママと赤ちゃんのぐっすり本』は、「スタンフォード式最高の睡眠」の著者・西野精治氏が監修しており、科学的エビデンスに基づいた内容が特徴です。

この本で私が最も実践したのは「睡眠の土台」という概念。睡眠環境、ねんねルーティン、体内時計の3つを整えることで、子供は自然と眠れるようになります。我が家では、寝室の温度を18〜22度に保ち、就寝1時間前からスマホやテレビを消すルールを導入しました。

2. 今すぐ効果が欲しい人向け:『おやすみ、ロジャー』

おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本

著者: カール=ヨハン・エリーン

100万部突破!行動科学者が開発した心理学的効果に基づく寝かしつけ絵本

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『おやすみ、ロジャー』は、行動科学者カール=ヨハン・エリーン氏が開発した、心理学的効果に基づく寝かしつけ絵本です。100万部を突破したベストセラーで、イギリスのアマゾンで史上初の自費出版本として総合ランキング1位を獲得しました。

読み方に細かい指示があり、「ここを強調して読む」「ここであくびをする」などの記載があります。最初は「本当に効くの?」と半信半疑でしたが、娘に読んでみると、本当に10分で寝落ちしました。今でも「ロジャー読んで」とリクエストされるお気に入りの一冊です。

3. 日本の住環境で実践したい人向け:『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』

赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド

著者: 清水悦子

20万部超のロングセラー。夜泣き専門保育士による実践的アドバイス

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著者の清水悦子氏は夜泣き専門保育士で、医学博士の神山潤氏が監修しています。『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』は20万部を超えるロングセラーで、日本の住環境に合わせた実践的なアドバイスが特徴です。

海外のネントレ本は「別室で寝かせる」など、日本の住宅事情では難しい内容も多いです。この本は「同じ部屋で添い寝しながらでも実践できる」方法を提案しており、マンション住まいの我が家でも無理なく取り入れられました。

4. スケジュール管理で計画的に取り組みたい人向け:『ジーナ式 快眠講座』

著者のジーナ・フォード氏は、イギリス王室をはじめ多数の著名人家庭の乳母を務めてきたカリスマ・ナニーです。『ジーナ式 カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』は、授乳・昼寝・就寝の時間を細かくスケジュール化する方法を提案しています。

データ重視の私にとって、「何時に何をする」という明確な指針があるのは非常に助かりました。ただし、すべてをスケジュール通りに進めるのはストレスになることも。我が家では「ゆるジーナ式」として、大まかな時間割だけ参考にしています。

5. 幼児〜小学生がいる家庭向け:『子どもが幸せになる「正しい睡眠」』

子どもが幸せになる「正しい睡眠」

小児科医・脳科学者による、子どもの脳発達と睡眠の科学的解説

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著者の成田奈緒子氏は小児科医で、文教大学教育学部教授も務める脳科学者です。『子どもが幸せになる「正しい睡眠」』は、乳幼児期だけでなく、幼児〜小学生の睡眠についても詳しく解説しています。

大阪大学の2024年の研究では、幼児期の規則正しい睡眠が社会性発達や脳機能と関連することが実証されています。この本を読んで、「寝かしつけ」だけでなく「生活リズム全体」を見直す重要性に気づきました。

家族全員ぐっすり眠れる環境づくり3つの鉄則

5冊の本を読んで見えてきた、家族睡眠で大切なことをまとめます。

鉄則1:「寝室環境」を家族で整える

睡眠の質は環境で決まります。以下のポイントを家族全員で守るようにしました。

  • 寝室の温度:18〜22度に設定
  • 湿度:50〜60%を維持
  • 光のコントロール:就寝1時間前からスマホ・テレビを消す
  • 遮光カーテン:朝まで暗い環境を維持

特に効果があったのは、寝室からおもちゃを完全に撤去したことです。「寝室は寝る場所」という認識が子供にも定着し、寝室に入ると自然と落ち着くようになりました。

鉄則2:「家族ルーティン」を確立する

毎日同じ流れで就寝準備をすることで、子供の体内時計が整います。我が家のルーティンは以下の通りです。

  1. 18:30 夕食
  2. 19:30 入浴
  3. 20:00 歯磨き・パジャマに着替え
  4. 20:15 絵本タイム(2〜3冊)
  5. 20:30 消灯

このルーティンを3週間続けたところ、子供たちが「もうすぐ寝る時間だね」と自分から言うようになりました。親が声をかけなくても、体が覚えているのです。

鉄則3:「親も一緒に早寝する日」を作る

子供に「早く寝なさい」と言いながら、親がリビングでテレビを見ていては説得力がありません。我が家では週1回「家族早寝デー」を設け、21時には親も一緒に寝るようにしました。

驚いたのは、親の睡眠負債も解消されたことです。「子供のため」と思って始めたことが、「家族全員のため」になりました。翌朝の目覚めが劇的に良くなり、家族の雰囲気も明るくなったのです。

まとめ:「子供が寝ない」は家族で解決できる

子供の4〜5人に1人が睡眠問題を抱えているという事実は、「うちだけではない」という安心感と、「対策が必要」という危機感の両方を与えてくれます。

今回紹介した5冊は、それぞれ異なるアプローチを持っています。まずは『ママと赤ちゃんのぐっすり本』で睡眠の基本を理解し、今すぐ効果が欲しければ『おやすみ、ロジャー』を試してみてください。

私自身、まだ完璧な睡眠環境が整ったわけではありません。それでも、「家族全員で取り組む」という姿勢を持つことで、確実に状況は改善しています。息子の「パパ、今日もロジャー読んで」という言葉が、何よりの励みです。

ママと赤ちゃんのぐっすり本

日本人初の乳幼児睡眠コンサルタントによる科学的睡眠プログラム

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寝かしつけのテクニックをもっと詳しく知りたい方は、寝かしつけ本おすすめ5選もあわせてご覧ください。黄金ルールで子供の睡眠が劇的に改善した方法を詳しく解説しています。

この記事のライター

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佐々木 健太

元外資系コンサルタントから転身したライター。経済学の知識を活かしながら、健康・お金・人間関係の最適化を追求。エビデンスベースの実践的な知識発信を心がける。

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    京都大学大学院で認知科学を研究する博士課程学生。理系でありながら文学への造詣も深く、科学と文学の交差点で新たな知の可能性を探求。
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    元外資系コンサルタントから転身したライター。経済学の知識を活かしながら、健康・お金・人間関係の最適化を追求。エビデンスベースの実践的な知識発信を心がける。

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