ガーデニング本おすすめ5選!38歳が家族で楽しむ週末菜園の始め方

ガーデニング本おすすめ5選!38歳が家族で楽しむ週末菜園の始め方

「パパ、トマト赤くなってるよ!」

5歳の娘がベランダのプランターを指差して叫んだ瞬間、私は家庭菜園を始めて本当によかったと実感しました。野菜嫌いだった娘が、自分で育てたミニトマトを「おいしい!」と言って食べる姿。これが私の週末の最高の報酬です。

タキイ種苗の調査(2023年)によると、日本人の**42.3%が家庭菜園の経験者であり、経験者の88.5%**が「今後も続けたい」と回答しています。さらに驚くべきは、約7割が3年以上継続しているという事実。一度始めるとやめられない魅力が、家庭菜園にはあるのです。

外資系コンサルティング会社時代、私は効率とROIばかり考えていました。しかし、子供が生まれてから「家族で共有できる時間」の価値に気づき、週末のわずか30分で始められる家庭菜園にたどり着きました。今回は、その学びを得た5冊を紹介します。

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なぜ今、家族でガーデニングを始めるべきなのか

科学的に実証されたストレス軽減効果

東京大学と英国エクセター大学の共同研究では、76の試験を分析したメタ解析により、ガーデニングが人々の健康促進と有意に関連することが明らかになりました。

具体的な効果として報告されているのは以下の通りです。

  • うつ症状・不安症状・ストレスレベルの低下
  • 人生満足度・生活の質・自尊心の向上
  • 地域社会との結びつきの向上
  • 肥満の防止

特筆すべきは、身体的健康よりも精神的健康への効果が強いという点です。忙しいビジネスパーソンにとって、ガーデニングは最高のストレス解消法かもしれません。

ガーデニングで屋外活動が増えるとはいえ、日本人はビタミンD不足になりがちです。サプリメントでの補給も検討してみてください。

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子育て中のストレス対策については、育児ストレス解消本おすすめでも詳しく解説しています。

子供の食育に絶大な効果

私の娘は野菜嫌いでした。特にトマトは「赤くて怖い」と言って絶対に食べませんでした。ところが、自分でミニトマトを育てるようになってから、状況は一変しました。毎日の水やりと観察を通じて「自分のトマト」という愛着が生まれ、収穫した瞬間にその場でパクリ。今では毎朝サラダのトマトを率先して食べています。

小学2年生の生活科では「野菜づくり・観察」が夏休みの課題になっています。小さいころから親子で野菜づくりに親しんでおけば、課題も楽しみながらクリアできます。

週末30分から始められる手軽さ

「ガーデニングは時間がかかりそう」という先入観がありました。しかし、実際にやってみると、プランター栽培なら週末の朝30分で十分です。私のルーティンは以下の通りです。

土曜日(朝30分)

  • 水やり
  • 成長の観察と写真撮影
  • 子供との会話(「今日は何センチ伸びた?」)

日曜日(夕方30分)

  • 間引きや追肥のチェック
  • 次の週の計画
  • 必要なら苗や土の購入リスト作成

平日の水やりは子供に任せることで、責任感も育まれます。これは効率を重視する私にとって、最適な「時間投資」でした。

ガーデニング本おすすめ5選:家族で楽しむ週末菜園の厳選書

1. 枯らしまくっていた私がたどり着いた! ずぼらガーデニング

みゆき氏の『ずぼらガーデニング』は、私の家庭菜園人生を変えた一冊です。著者はInstagramフォロワー7万人超の人気ガーデニングコーディネーターで、元小学校教員という経歴も信頼感があります。

『ずぼらガーデニング』の核心は、「完璧を目指さない」という考え方です。植物を枯らしまくった経験から、失敗しにくい植物の選び方、最低限の管理法、季節ごとのポイントが体系的にまとめられています。

私がこの本から学んだ最大のポイントは、「水やりは毎日じゃなくていい」ということ。土の表面が乾いてからでOK。この一言で、毎朝のプレッシャーから解放されました。

2. NHK趣味の園芸 やさいの時間 藤田 智の 新・野菜づくり大全

藤田智氏は恵泉女学園大学副学長であり、家庭菜園指導の第一人者です。「初めてでも失敗しない」栽培メソッドに定評があり、NHKの番組でもおなじみの顔です。

『新・野菜づくり大全』は、野菜ごとの詳しい育て方が網羅されています。トマト、キュウリ、ナス、ピーマンといった定番から、枝豆、オクラ、トウモロコシまで。各野菜について、種まき時期、植え付け、管理、収穫のタイミングが写真付きで解説されています。

私はこの本を「野菜の辞書」として使っています。「エダマメの葉が黄色くなってきた。何が原因だろう?」そんなときにパッと開ける信頼の一冊です。

3. NHK趣味の園芸 やさいの時間 深町貴子のプランター菜園スタートBOOK

深町貴子氏は2011年より「NHK趣味の園芸 やさいの時間」講師を務めるプランター栽培のスペシャリストです。マンション住まいの私にとって、この本は救世主でした。

『プランター菜園スタートBOOK』の最大の特徴は、限られたスペースでの栽培に特化している点です。ベランダの日当たり別おすすめ野菜、プランターのサイズ選び、培養土の基本など、アパート・マンション暮らしならではの悩みに答えてくれます。

我が家のベランダは南向きですが、エアコン室外機の影響で風通しが悪い場所がありました。この本に従って配置を変えたところ、ミニトマトの収穫量が倍増しました。データに基づく栽培、これこそ私の求めていたアプローチです。

4. ベランダで野菜を育てる本(趣味の教科書)

エイ出版社編集部の本書は、Amazonで星4.6の高評価を獲得しています。マンションのベランダなど限られたスペースでの野菜栽培に焦点を当て、ミニトマトやハーブなど「見ても楽しめる野菜」を中心に紹介しています。

私が特に参考になったのは、コンパニオンプランツ(相性の良い植物同士を一緒に植える方法)の解説です。バジルとトマトを隣同士にすると、トマトの害虫が減り、バジルも元気に育つ。こういった組み合わせの知恵は、子供にも「植物も友達がいるんだね」と教える良い機会になりました。

5. 野菜づくり、はじめます! マンガと図解でわかる!一番やさしい家庭菜園の本

荻野千佳氏の本書は、マンガ形式で楽しく読めるのが最大の特徴です。家庭菜園が初めての人はもちろん、「本を読むのが苦手」という方にもおすすめできます。

『野菜づくり、はじめます!』では、プランター・庭・畑を借りる・農家さんと行う、の4タイプ別に解説されています。我が家はプランター派ですが、将来子供が大きくなったら市民農園も検討しています。そのときのロードマップとしても役立つ内容です。

5歳の娘と一緒にこの本を読みましたが、マンガのキャラクターに感情移入しながら「次はナス育てたい!」と言い出しました。子供と共有できる本として、これ以上の選択肢はないかもしれません。

週末30分で始める家庭菜園の実践ステップ

本書から学んだ、週末だけで管理できる家庭菜園の始め方を紹介します。

STEP1:道具を最小限に揃える(初期投資5,000円以内)

プランター栽培に必要な道具は、実はたった3つです。

  1. ジョウロ(1,000円程度)
  2. ハサミ(500円程度)
  3. スコップ(500円程度)

これに加えて、深型プランター(1,500円程度)と培養土(500円程度)を購入すれば準備完了。初期投資は合計4,000〜5,000円で十分です。

STEP2:初心者向け野菜から始める

タキイ種苗の調査によると、若年層が最も育てている野菜はミニトマトです。私も最初はミニトマトからスタートしました。

初心者におすすめの野菜ベスト4は以下の通りです。

  1. ミニトマト:失敗しにくく、子供も喜ぶ赤い実
  2. エダマメ:夏のビールのお供に最高
  3. リーフレタス:成長が早く達成感を得やすい
  4. シソ:料理の薬味として大活躍

STEP3:子供と一緒に植え付ける

苗から始めるのが初心者の鉄則です。種からだと発芽しないリスクがあり、子供が飽きてしまう可能性があります。

植え付けの際は、子供に「穴を掘る係」「苗を置く係」「土をかぶせる係」と役割分担をすると、より愛着が湧きます。我が家では、娘用のミニプランターを別に用意して「○○ちゃんのトマト」と名付けました。

STEP4:週末ルーティンを確立する

私の週末ルーティンは以下の通りです。

土曜日の朝(6:30〜7:00)

  • 子供と一緒に水やり
  • 成長の観察と写真撮影
  • 「今日は何センチ伸びた?」とクイズ

日曜日の夕方(17:00〜17:30)

  • 間引きや追肥のチェック
  • 翌週の計画
  • 必要に応じて買い物リスト作成

平日の水やりは子供に任せて、週末に親がサポートする。このバランスが、子供の責任感と親のワークライフバランスを両立させます。

子供と楽しむガーデニングの3つのコツ

1. 成長記録をつける

スマートフォンで毎週写真を撮り、成長記録をつけましょう。100均のノートに貼り付けて「野菜日記」を作るのもおすすめです。これは夏休みの自由研究にもそのまま使えます。

2. 収穫をイベント化する

「トマトが赤くなったらピザを作ろう」「エダマメが採れたらBBQしよう」と、収穫後のイベントを事前に約束しておくと、子供のモチベーションが維持されます。我が家では、収穫日を「野菜の誕生日」と呼んで、ちょっとしたお祝いをしています。

3. 失敗も学びに変える

枯れてしまったり、虫に食われたりすることは必ずあります。そのとき「なぜダメだったんだろう?」と一緒に考える時間が、子供の問題解決能力を育てます。私の娘は、ナメクジにレタスを食べられたとき、「ナメクジはレタスが好きなんだね。でも私のほうが好き!」と言って対策を考え始めました。

家族全員の健康習慣づくりについては、家族の健康管理本おすすめも参考になります。ガーデニングと組み合わせることで、より効果的な健康習慣が構築できます。

おわりに:測定できる成長、プライスレスな時間

「測定できるものは改善できる」が私のモットーですが、家庭菜園で測定できるのは野菜の成長だけではありません。子供の責任感、家族の会話時間、そして週末の充実度。これらすべてが、プランター一つから始まりました。

東京大学の研究が示すように、ガーデニングは精神的健康に大きな効果をもたらします。忙しいビジネスパーソンこそ、週末30分の「土に触れる時間」を取り入れてみてください。

まずは『ずぼらガーデニング』で心構えを学び、プランター一つとミニトマトの苗から始めてみましょう。次の週末、あなたの家族に「パパ、トマト赤くなってるよ!」という声が聞こえるかもしれません。

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この記事のライター

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佐々木 健太

元外資系コンサルタントから転身したライター。経済学の知識を活かしながら、健康・お金・人間関係の最適化を追求。エビデンスベースの実践的な知識発信を心がける。

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    京都大学大学院で認知科学を研究する博士課程学生。理系でありながら文学への造詣も深く、科学と文学の交差点で新たな知の可能性を探求。
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