人間関係の悩みが消える本!『嫌われる勇気』で見つけた私らしい生き方

「友達からのLINE既読スルーされた…私、嫌われてる?」
こんな風に、スマホを見るたびに不安になっていた私。実は、20代後半になってから人間関係の悩みが爆発的に増えたんです。学生時代は仲良かった友達とも価値観が合わなくなってきて、職場では先輩との関係に悩み、SNSでは「いいね」の数に一喜一憂する毎日。
そんな時に出会ったのが『嫌われる勇気』という本でした。
正直、タイトルを見た時は「えっ、嫌われたくないから悩んでるのに?」って思ったんですよね。でも読み進めていくうちに、私の人間関係の悩みの根本が見えてきたんです。
「すべての悩みは対人関係の悩み」という衝撃の事実
『嫌われる勇気』の著者である岸見一郎さんと古賀史健さんは、アドラー心理学をベースに「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言しています。
最初は「えー、そんなことないでしょ」って思ったんです。でも、よく考えてみると…
- 仕事の悩み → 上司や同僚との関係
- お金の悩み → 他人と比較してしまう
- 見た目の悩み → 他人にどう見られるか
確かに、全部「他人」が絡んでるんですよね。
アドラー心理学の入門書として200万部を突破したベストセラー。対話形式で読みやすく、人間関係の悩みを根本から解決する考え方が学べます。
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Amazonで見る課題の分離で見えてきた「私の本当の課題」
『嫌われる勇気』で一番衝撃を受けたのが「課題の分離」という考え方。簡単に言うと、「これは誰の課題なのか」を明確にすることなんです。
例えば、私がSNSに投稿した時…
私の課題
- 自分が伝えたいことを投稿する
- 誠実な内容を心がける
他人の課題
- 「いいね」を押すかどうか
- どう感じるか、どう評価するか
これを意識し始めてから、SNSを見る時の気持ちがガラッと変わりました。「いいね」が少なくても「まあ、それは相手の課題だから」って思えるようになったんです。
実践!課題の分離を日常で使ってみた結果
職場での実践例
以前の私は、先輩に提出した企画書の評価が気になって仕方なかったんです。「どう思われたかな」「ダメだったらどうしよう」って、結果が出るまでソワソワ。
でも課題の分離を意識してからは:
私の課題
- ベストな企画書を作る
- 締切を守る
- フィードバックを次に活かす
先輩の課題
- 企画を評価する
- 採用するかどうか決める
こう整理すると、私がコントロールできるのは「良い企画書を作ること」だけ。評価は先輩の課題なので、私が悩んでも仕方ないんですよね。
友人関係での実践例
最近、学生時代の友達から結婚式の招待状が届かなかったことがありました。同じグループの他の子は呼ばれていたのに…。
昔の私なら「嫌われたのかな」「何か悪いことしたかな」って悩み続けていたと思います。でも今は違います。
私の課題
- 友達の幸せを祝う気持ちを持つ
- 自分の人生を充実させる
友達の課題
- 誰を招待するか決める
- 式の規模や予算を考える
相手には相手の事情があるんですよね。それを推測して悩むより、自分の人生に集中した方が建設的だって気づきました。
承認欲求から解放されて見えてきたもの
『嫌われる勇気』では「他者からの承認を求めてはいけない」とも書かれています。これ、最初は「えっ、認められたいって思うのは普通じゃない?」って抵抗があったんです。
でも、よく考えてみると承認欲求って本当にキリがないんですよね。
- 100いいねもらっても、200いいねの人を見て落ち込む
- 褒められても「お世辞かも」と疑ってしまう
- 認められるために自分を偽ってしまう
実際、私も「いいね」がもらえそうな投稿ばかりしていた時期がありました。でも、それって本当の自分じゃないんですよね。
SNSとの新しい付き合い方
今では、SNSは「自分の記録」として使っています。
- 読んだ本の感想
- カフェで見つけた素敵な空間
- 日常の小さな発見
「いいね」の数は気にしない(正直、まだちょっと気になる時もあるけど笑)。大切なのは、自分が残したいものを残すこと。
20代後半の人間関係の悩みリアル事情
同世代の友達と話していると、みんな似たような悩みを抱えているんですよね。
- 転職や結婚で生活スタイルが変わり、会う頻度が減った
- 価値観の違いが明確になってきた
- SNSで他人の幸せそうな投稿を見て落ち込む
でも『嫌われる勇気』を読んでから、これって自然なことなんだって受け入れられるようになりました。人はそれぞれ違う道を歩むし、それでいいんです。
実は、職場の人間関係に悩む人が読むべき7つの本でも紹介されていますが、アドラー心理学は職場での人間関係改善にも効果的なんです。
人間関係の悩みに効く他の本たち
『嫌われる勇気』以外にも、人間関係の悩みに効く本はたくさんあります。
個人的に、この本もすごく参考になりました。「聞く」って受け身に見えて、実はすごく能動的なスキルなんですよね。
本から学んだことを実践して変わったこと
1. ストレスが激減した
他人の評価を気にしなくなったら、本当に楽になりました。「嫌われたらどうしよう」じゃなくて「嫌われても仕方ない、それは相手の課題」って思えるようになったんです。
2. 本当に大切な人間関係が見えてきた
全員に好かれようとするのをやめたら、本当に大切にしたい人が誰なのかがクリアになりました。表面的な付き合いが減って、深い関係性を築ける人との時間が増えました。
3. 自分らしさを大切にできるようになった
承認欲求から解放されて、「私はこれが好き」「これが大切」って素直に言えるようになりました。それで離れていく人もいるけど、それでいいんです。
まとめ:人間関係の悩みは本で解決できる
正直、『嫌われる勇気』を読んですぐに悩みが消えたわけじゃありません。でも、考え方の軸ができたことで、悩んだ時の対処法が分かるようになりました。
人間関係の悩みって、結局は「自分がどう生きたいか」につながるんですよね。他人の目を気にして生きるのか、自分の価値観を大切にして生きるのか。
もし今、人間関係で悩んでいる人がいたら、ぜひ『嫌われる勇気』を読んでみてください。きっと、新しい視点が見つかるはずです。
私も完璧にできているわけじゃないけど、少しずつ「自分らしい人間関係」を築けるようになってきました。一緒に、もっと楽に、自分らしく生きていきましょう!