TOEIC参考書初心者におすすめ7選!600点突破できる最短ルートを28歳が実証

「TOEICで600点取りたいけど、参考書が多すぎて何から始めればいいか分からない…」
実は私も、大学3年生のときに同じ悩みを抱えていたんですよね。初めて受けたTOEICは450点。就活を控えて焦りまくって、書店で片っ端から参考書を手に取っては、結局どれを選べばいいか分からず帰る日々でした。
でも、適切な参考書選びと学習順序が分かってからは、卒業までに650点まで上げることができたんです。その後、出版社勤務時代には英語版権の仕事も担当できるようになりました。
今回は、TOEIC初心者の方が確実に600点を突破できる参考書7冊を、実体験をもとに厳選しました。最新の2024年データによると、日本人のTOEIC平均スコアは564点。つまり、600点を取れば平均以上の英語力の証明になるんです。しかも、多くの企業で書類選考の足切りラインが600点に設定されているので、転職や就活でも大きなアドバンテージになりますよ。
なぜ600点が最初の目標として最適なのか
企業が求める最低ラインが600点という現実
実は、企業の新卒採用で要求されるTOEICスコアの平均が600点なんです。中途採用では620点とやや高めですが、まずは600点を突破すれば、履歴書に堂々と記載できるレベルになります。
私の友人も転職活動で「TOEIC600点以上」という条件の求人が思った以上に多くて驚いていました。特に最近は、グローバル展開している企業じゃなくても、海外とのやり取りが増えているので、基礎的な英語力の証明としてTOEICスコアを求められることが多いんですよね。
初心者でも現実的に達成可能な目標設定
個人的に、いきなり700点や800点を目指すのはハードルが高すぎると思います。まずは600点という現実的な目標を設定することで、モチベーションを維持しながら着実にステップアップできるんです。
私も最初は「とりあえず700点!」と意気込んでいましたが、現実とのギャップに打ちのめされて、一時期は勉強が嫌になってしまったことも。でも、600点という目標に切り替えてからは、達成感を感じながら楽しく勉強を続けられました。
TOEIC初心者が陥りがちな失敗パターン
1. いきなり難しい参考書から始めてしまう
書店でベストセラーになっている参考書を何も考えずに買ってしまうパターン、これ本当によくあります。実は私も『金のフレーズ』をいきなり買って挫折した経験が…。あの本は素晴らしいんですが、初心者には少しハードルが高いんですよね。
2. 参考書を買いすぎて消化不良になる
「これも良さそう」「あれも必要かも」と次々に参考書を買い集めて、結局どれも中途半端になってしまう。私の本棚にも、ほとんど開いていない参考書が何冊も眠っています(反省)。
3. 自分のレベルを把握せずに勉強を始める
まず自分の現在地を知ることが大切なのに、それをせずに勉強を始めてしまうと、効率が悪くなってしまいます。私も最初は「なんとなく」で勉強していましたが、模試を受けて自分の弱点を知ってからは、格段に効率が上がりました。
TOEIC参考書初心者におすすめ7選
それでは、私が実際に使って効果を実感した参考書と、友人たちの評価が高かった参考書を合わせて、厳選した7冊をご紹介します!
1. 単語帳の決定版『TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ』
まず最初に手に取ってほしいのが、この『銀のフレーズ』です。有名な『金のフレーズ』の基礎版として作られた本書は、まさに600点を目指す人のための単語帳なんです。
私が特に気に入っているポイントは、単語が「基礎の400語」「頻出の300語」「必須の200語」「発展の100語」という4つのレベルに分かれていること。自分のペースで無理なく進められるんですよね。
しかも、著者のTEX加藤さんは、TOEIC満点を120回以上取得している超人!だから、本当に出る単語だけが厳選されているんです。実際、私もこの本で覚えた単語が本番でバンバン出てきて、「やっててよかった!」と思いました。
2. 本番を知る『公式TOEIC Listening & Reading 問題集 10』
「公式問題集は高いし、初心者には難しそう…」と思うかもしれませんが、実は早い段階で1冊は絶対に手に入れてほしいんです。
なぜなら、TOEICには独特の問題形式やひっかけパターンがあって、それに慣れることが点数アップの近道だから。公式問題集なら、本番と全く同じ形式で練習できるので、試験当日の緊張も和らぎます。
個人的には、最初は時間を気にせずじっくり解いて、徐々に時間制限を設けて練習するのがおすすめ。私は最初、リスニングもリーディングも全然時間が足りなくて焦りましたが、繰り返し解くうちにペース配分が身についてきました。
3. オールインワンの『はじめて受けるTOEIC(R) L&Rテスト全パート完全攻略』
「とりあえず1冊で全体像を掴みたい」という方には、この本が最適です。著者の小石裕子さんは、TOEIC関連書籍が累計70万部を超える人気講師。その分かりやすさは本当に別格なんです。
私が特に良いと思ったのは、「600点(必須)」と「730点以上(高得点)」の2段階で攻略法が書かれていること。最初は600点向けの部分だけを集中的に勉強して、余裕が出てきたら730点向けにもチャレンジできるんです。
友人はこの本1冊だけで3ヶ月勉強して、見事600点を突破していました。「色々な参考書に手を出すより、これを完璧にした方が効率的だった」と言っていたのが印象的でしたね。
4. 文法の鬼になる『TOEIC L&Rテスト 文法問題でる1000問』
Part 5とPart 6の文法問題は、実は一番点数を上げやすいパートなんです。なぜなら、パターンが決まっているから。この本は、そのパターンを網羅的に学べる最強の問題集です。
正直、1000問って聞くと「多すぎ!」って思いますよね。私も最初はビビりました。でも、実際にやってみると、似たような問題が何度も出てくるので、自然とパターンが身についてくるんです。
個人的には、1日30問ずつコツコツ解いていくのがおすすめ。約1ヶ月で1周できる計算です。2周目、3周目と繰り返すうちに、文法問題が得点源に変わっていきますよ。
5. 文法を根本から理解『改訂版 世界一わかりやすいTOEIC(R)テストの英文法』
「文法って暗記でしょ?」と思っている方にこそ読んでほしい1冊です。関正生先生の説明は、本当に目からウロコが落ちるような分かりやすさなんです。
私も学生時代は文法が大の苦手で、「なんでこうなるの?」という疑問だらけでした。でも、この本を読んで「英語にもちゃんとした理屈があるんだ」と分かってから、文法問題が楽しくなってきたんですよね。
特に印象的だったのは、前置詞の核心的な意味を教えてくれるところ。「onは接触」「inは包まれている」という基本イメージを理解すると、熟語も自然に覚えられるようになりました。
6. 直前でも間に合う『TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術』
「試験まであと2週間しかない!」という方の救世主がこの本です。11日間の集中プログラムで、即効性のあるテクニックを身につけられます。
実は私も、2回目のTOEIC受験前にこの本にお世話になりました。「スコアが上がりやすいパートから攻略する」という独特の学習順序が新鮮で、効率的に勉強できたんです。
特に役立ったのは、「消去法のコツ」や「時間配分の戦略」といった実戦的なテクニック。これらを知っているだけで、本番でかなり余裕を持って問題に取り組めました。友人も「この本のおかげで100点アップした」と言っていましたよ。
7. 楽しく学べる『マンガで攻略!はじめてのTOEIC(R)テスト全パート対策』
「参考書を開くのがそもそも億劫…」という方におすすめなのが、このマンガ形式の参考書です。濱崎潤之輔さんは、TOEIC満点を80回以上取得している実力派講師。その知識が、マンガという親しみやすい形で学べるんです。
私の友人で「英語アレルギー」を自称していた子も、この本なら楽しく読めたと言っていました。マンガパートで概要を掴んで、解説パートで詳しく学ぶという構成が絶妙なんですよね。
個人的には、他の参考書で勉強に疲れたときの「息抜き」として使うのもアリだと思います。楽しみながら知識を定着させられるので、一石二鳥です。
効果的な学習ルートの提案
STEP1: 基礎固め期(1ヶ月目)
まずは『銀のフレーズ』で単語の基礎を固めながら、『マンガで攻略!』または『はじめて受けるTOEIC』で全体像を掴みます。この段階では、とにかく「TOEICってこういうテストなんだ」という理解を深めることが大切です。
私は最初の1ヶ月は、毎日30分の単語学習と、週末にまとまった時間を取って参考書を読むというペースで進めました。通勤時間にアプリで単語の復習をするのも効果的でしたよ。
STEP2: 実力養成期(2ヶ月目)
基礎ができたら、『文法問題でる1000問』で文法力を鍛えつつ、『公式問題集』で実戦練習を始めます。この時期は、自分の弱点がはっきり見えてくるので、それに応じて重点的に勉強する分野を決めていきます。
個人的には、この時期が一番大変でした。でも、少しずつ点数が上がっていくのが実感できて、モチベーションも保ちやすかったです。
STEP3: 仕上げ期(3ヶ月目)
最後の1ヶ月は、『直前の技術』でテクニックを身につけながら、公式問題集を繰り返し解きます。時間を計って本番さながらの練習をすることが重要です。
私は試験2週間前から、毎週末に模擬試験を実施していました。最初は時間が全然足りませんでしたが、回数を重ねるごとにペース配分が身についてきました。
実際に3ヶ月で600点を達成した友人の学習法
私の友人のA子(仮名)は、転職を機にTOEICの勉強を始めて、見事3ヶ月で600点を突破しました。彼女の学習法を紹介しますね。
朝活30分の習慣化
A子は朝が苦手だったんですが、「朝の30分だけ」と決めて単語学習を習慣化しました。カフェに寄ってコーヒーを飲みながら『銀のフレーズ』を開くのが日課になったそうです。
週末の「TOEIC勉強会」開催
一人だと続かないと思った彼女は、同じくTOEICを勉強している友達と週末に勉強会を開催。お互いに問題を出し合ったり、分からないところを教え合ったりして、楽しく勉強を続けられたそうです。
実は私も何回か参加させてもらったんですが、みんなで勉強すると不思議とやる気が出るんですよね。「来週までにここまで終わらせる」という約束も、良いプレッシャーになりました。
スキマ時間の徹底活用
通勤時間、昼休み、寝る前の15分など、スキマ時間を徹底的に活用していました。特に、スマホアプリで単語の復習ができるようにしておくと、いつでもどこでも勉強できて便利だったそうです。
実は、朝の時間帯は脳が最も学習に適した状態だという認知科学的な研究結果もあるんです。友人も朝活を取り入れてから、記憶の定着率が格段に上がったと言っていました。
TOEICは転職・キャリアアップの強力な武器になる
私自身、TOEICで600点を取ってから、仕事の幅が広がったのを実感しています。出版社時代には、海外版権の交渉にも関われるようになり、キャリアの選択肢が格段に増えました。
最近では、TOEICのスコアだけでなく実践的なビジネス英語力も求められる時代になっています。でも、まずはTOEICで基礎力を証明することが、その第一歩になるんです。
まとめ:まずは1冊から始めてみよう
TOEIC600点は、決して手の届かない目標ではありません。適切な参考書選びと、コツコツとした努力があれば、3ヶ月で達成可能です。
今回紹介した7冊の中から、まずは自分に合いそうな1冊を選んで始めてみてください。個人的には、初心者の方には『銀のフレーズ』と『はじめて受けるTOEIC全パート完全攻略』の2冊から始めることをおすすめします。
最後に、私が勉強中によく自分に言い聞かせていた言葉を。「TOEICは才能じゃなくて、努力の積み重ね」。これは本当にそうなんです。毎日コツコツ続けていれば、必ず結果はついてきます。
あなたも600点突破を目指して、今日から第一歩を踏み出してみませんか?応援しています!