句動詞マスター本おすすめ5選!イラストで覚える自然な英語表現の決定版

「put off」と「put on」の違いって、すぐに説明できますか?
私も最初は全然わからなくて…外資系企業の会議で「Let’s wrap up」って言われた時、包装紙を想像してキョトンとしてしまったんですよね(実は「終わりにしよう」という意味でした)。
でも、たった3ヶ月でネイティブの同僚から「Your English sounds so natural now!」って褒められるまでになったんです。その秘密は、イラスト付きの句動詞本にありました。
なぜ句動詞がこんなに重要なの?
外資系企業で働き始めて最初に気づいたのは、ネイティブの同僚たちが使う英語の「軽やかさ」でした。私がカチコチの文法で「Could you please postpone the meeting?」と言っている横で、彼らは「Let’s put it off」ってサラッと言うんです。
実はネイティブスピーカーは、日常会話の約40%で句動詞を使っているんです。つまり、句動詞を知らないということは、会話の半分近くを理解できていないということ…!
私の場合、TOEIC750点を取っていたのに、実際の会話では全然ついていけませんでした。特に困ったのが、カジュアルなランチタイムの会話。「figure out」「come up with」「run into」…みんな簡単な単語の組み合わせなのに、意味が全然わからなかったんです。
句動詞学習の3つの壁
1. 暗記しても忘れてしまう問題
最初は単語帳のように丸暗記しようとしたんですが、3日後には半分以上忘れていました。「take」だけでも「take off」「take on」「take up」「take over」…組み合わせが多すぎて頭がパンク状態に。
2. 似た表現の使い分けができない
「look for」と「look after」、「put up」と「put up with」…似ているようで全然違う意味。会話中に瞬時に判断するなんて、最初は絶対無理だと思っていました。
3. 実際の会話で使えない
意味を覚えても、いざ話そうとすると出てこない。結局、堅い表現に逃げてしまって、いつまでたっても「教科書英語」から抜け出せませんでした。
イラストで覚える!おすすめ句動詞本5選
そんな私を救ってくれたのが、これから紹介する5冊の本です。特にイラスト付きの参考書は、視覚的に理解できるので記憶に残りやすく、実際の使用場面もイメージしやすいんです。
1. 『イラストでわかる!ネイティブの句動詞』- 初心者の救世主
この本との出会いが、私の句動詞学習を180度変えました!
各句動詞に可愛いイラストがついていて、前置詞の「コアイメージ」から理解できるんです。例えば「up」は「完了・上昇」のイメージ。だから「eat up」は「食べ切る」、「grow up」は「成長する」って、パズルのピースがはまるように理解できました。
実際に3週間使ってみて、覚えた句動詞の定着率が従来の暗記法の2倍以上に!特に良かったのは、似た表現の違いをイラストで比較できること。「put on(着る)」と「put off(延期する)」の違いも、視覚的に一発で理解できました。
2. 『書き込み式 ネイティブが頻繁に使う120の句動詞で英語を使いこなす!』- 実践派におすすめ
実は最初、「たった120個?」って思ったんですが、これが大正解でした。厳選された120の句動詞は、本当に日常会話で頻出するものばかり。
この本の特徴は「書き込み式」であること。読むだけじゃなくて、実際に手を動かしながら学習できるので、体で覚える感覚があります。付属のシャドーイング音声も、通勤電車の中で毎日聞いていました。
1ヶ月後、オンライン会議で自然に「Let me look into it」と言えた時は、自分でも驚きました!
3. 『英語はもっと句動詞で話そう』- データで納得の一冊
データ好きな私にピッタリだったのがこの本。5億語のコーパス(実際の英語使用データ)から、頻度の高い句動詞を厳選しているので、「本当に使われている表現」だけを効率的に学べます。
特に感動したのは、堅い表現から句動詞への言い換え例が豊富なこと。「investigate」→「look into」、「tolerate」→「put up with」など、私のような「教科書英語」から脱却したい人にはまさに理想的でした。
4. 『句動詞のトレーニング』- 和文英訳で実力アップ
大修館書店から出ているこの本は、「普段着の英語」というコンセプトが素敵。和文英訳の練習問題が豊富で、実際に使える力が身につきます。
例えば「彼女とは偶然駅で会った」を「I ran into her at the station」と自然に訳せるようになる練習ができるんです。音声付きなので、発音も同時にマスターできました。
5. 『英語句動詞分類辞典』- 上級者への道
4314もの句動詞を収録した、まさに「句動詞の百科事典」。最初は「こんなの無理!」って思いましたが、33のテーマ別に分類されているので、関連表現をまとめて学べるんです。
今では私の「句動詞の師匠」的存在。わからない表現に出会った時、この辞典で調べると類似表現も一緒に学べるので、語彙が芋づる式に増えていきます。
3ヶ月で変わった!私の句動詞マスター法
第1ヶ月:基礎50句動詞を完璧に
まず『イラストでわかる!ネイティブの句動詞』で、最頻出の50個を徹底的にマスター。1日5個ずつ、イラストを見ながら音読。寝る前の5分間で必ず復習していました。
このペースだと無理なく続けられて、月末には50個全部が「見た瞬間に意味がわかる」レベルに!
第2ヶ月:実践的な120句動詞へ
次に『書き込み式』の本で、実践的な120句動詞を学習。通勤時間にシャドーイング、昼休みに書き込み練習、帰宅後に例文作成…という3段階学習法を実践しました。
この頃から、Netflix英語学習法で覚えた表現と句動詞がリンクし始めて、「あ、この場面でこう使うのか!」という発見が増えました。
第3ヶ月:アウトプット強化期
最後の1ヶ月は、覚えた句動詞を実際に使うことに集中。オンライン英会話で意識的に句動詞を使い、日記も句動詞を使って書くようにしました。
驚いたのは、ネイティブの反応の変化。「Your English sounds much more natural!」「You speak like a native!」という褒め言葉が増えて、自信につながりました。
句動詞学習を加速させる3つのコツ
1. 前置詞のコアイメージを掴む
「up = 完了」「off = 離れる」「on = 接触」など、前置詞の基本イメージを理解すると、初めて見る句動詞でも意味を推測できるようになります。
2. 感情と結びつけて覚える
「break up(別れる)」は失恋ソングを聴きながら、「cheer up(元気づける)」は友達を励ました思い出と一緒に…感情と結びつけると、驚くほど記憶に残ります。
3. 間違いを恐れない
最初は「turn on the light」と「turn the light on」の語順で悩んだり、「look forward」と言うべきところで「look forward to」を忘れたり…でも間違えるたびに記憶に定着していくんです。
よくある質問と解決策
Q: 句動詞とイディオムの違いは?
句動詞は「動詞+前置詞/副詞」の組み合わせで、意味が推測しやすいものが多いです。一方、イディオムは「a piece of cake(簡単)」のように、単語の意味から全体の意味が推測できない慣用表現です。
Q: どのくらいの句動詞を覚えればいい?
日常会話なら150個、ビジネス英語なら300個が目安。でも最初は50個から始めて、徐々に増やしていくのがおすすめです。私も50→150→300個と段階的に増やしました。
Q: 覚えてもすぐ忘れてしまう…
私も同じ悩みを持っていました!解決策は「7回の反復」。新しい句動詞に出会ったら、1日後、3日後、1週間後、2週間後、1ヶ月後、2ヶ月後、3ヶ月後に復習。これで長期記憶に定着します。
まとめ:句動詞は英語を「生きた言葉」にする魔法
3ヶ月前の私は、TOEIC750点なのに「使える英語」が話せない、典型的な日本人英語学習者でした。でも句動詞をマスターしたことで、英語が「勉強する科目」から「コミュニケーションツール」に変わったんです。
今では外資系企業の会議でも、「Let’s kick off the meeting」「Can we wrap this up?」「I’ll follow up on that」と自然に発言できるようになりました。同僚との雑談も怖くありません!
特におすすめなのは、イラスト付きの参考書から始めること。視覚的に理解できるので、暗記が苦手な人でも楽しく学習できます。そして何より、句動詞を使えるようになると、英語がグッと身近に感じられるようになるんです。
あなたも「教科書英語」から卒業して、ネイティブのような自然な英語を話してみませんか?まずは今日、1冊の句動詞本を手に取ることから始めてみてください。3ヶ月後には、きっと違う世界が見えているはずです!