シャドーイング本おすすめ5選!28歳OLが3ヶ月で実践した5パス・メソッドでTOEIC150点UP

「リスニングが全然伸びない…」
転職活動でTOEIC800点が必要になり、慌てて英語学習を再開した私。でも、600点台から全く伸びなくて焦っていました。
そんな時、英語ペラペラの先輩に相談したら「シャドーイングやってる?」と言われて。正直「シャドーイングって何?」って感じだったんですよね。でも、騙されたと思って3ヶ月続けてみたら、TOEIC750点まで一気に上がって!
今回は、私が実際に使ったシャドーイング本5冊と、挫折しかけた経験から編み出した「5パス・メソッド」を赤裸々にお話しします。
シャドーイング初日の大失敗…私の黒歴史
ネイティブ音声に撃沈した初日
最初、YouTubeで「シャドーイング やり方」で検索して、いきなりTED Talksでトライしたんです。結果は…
5秒でギブアップ。
速すぎて、何言ってるか全然わからない。口が全く追いつかない。「これ、私には無理かも…」って、初日から挫折しかけました。
でも、この失敗があったからこそ、自分のレベルに合った教材選びの大切さに気づいたんです。
私が実践した「5パス・メソッド」とは?
いろんな本やサイトを参考に、自分なりにアレンジした練習法がこの5パス・メソッドです。
1. リスニングパス(聞くだけ)
まず音声を2〜3回聞いて、内容を理解。この時点では口は動かさない!
2. スクリプトパス(文字を見ながら)
テキストを見ながら音声を聞く。「あ、こう言ってたのか!」の連続でした。
3. マンブリングパス(ぼそぼそ練習)
小声でつぶやきながら追いかける。最初は恥ずかしかったけど、これが意外と重要!
4. オーバーラッピングパス(同時読み)
音声と同時に読む練習。ここで音とリズムを身体に染み込ませます。
5. シャドーイングパス(本番)
テキストを見ずに、音声の0.5秒後を追いかける!
最初は1つの素材を5パス完了するのに40分かかってたけど、1ヶ月後には15分でできるように。通勤電車の中でマンブリングパスまでやって、家でシャドーイングパスをやる、みたいな感じで続けました。
実際に使ったシャドーイング本おすすめ5選
1. 初心者の救世主『新ゼロからスタートシャドーイング 入門編』
私の体験談 最初の2週間はこの本だけを使いました。中学レベルの簡単な文章から始まるので、「できた!」という成功体験を積めるのが良かった。
特に良かったのは、日本語訳が充実していること。内容が理解できないままシャドーイングしても意味ないって実感しました。
こんな人におすすめ
- シャドーイング完全初心者
- 英語から離れていた期間が長い人
- TOEIC500点未満の人
2. 理論もしっかり『決定版 英語シャドーイング[超入門]』
第一人者・玉井健先生の本。シャドーイングの「なぜ」がわかるから、モチベーションが続きました。
私の体験談 最初は理論パートを飛ばしてたんですけど、伸び悩んだ時に読み返したら「だからか!」って腑に落ちることがたくさん。特に「プロソディ(韻律)」の重要性を知ってから、イントネーションを意識するようになりました。
こんな人におすすめ
- なぜ効果があるのか理解したい人
- 正しいやり方を最初から身につけたい人
- 理論的に学習を進めたい人
3. 総合力アップ『みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング』
私の体験談 この本のすごいところは、同じ素材を何度も違う方法で練習すること。最初は「同じ文章飽きる〜」って思ってたけど、10回目くらいから英語が「音」じゃなくて「意味」として入ってくる感覚が!
私は1日1レッスン、1週間同じレッスンを繰り返す方法で進めました。3ヶ月で本1冊を3周できました。
こんな人におすすめ
- TOEIC600点前後で伸び悩んでいる人
- リスニングとスピーキング両方伸ばしたい人
- 継続的な学習習慣を作りたい人
4. 実践重視『英語シャドーイング100本ノック』
100個の短い素材で練習量を確保!飽きっぽい私にはぴったりでした。
私の体験談 1つの素材が1〜2分と短いので、スキマ時間にサクッとできるのが良かった。お昼休みに1本、みたいな感じで。ただ、解説が少なめなので、基礎ができてから使うのがおすすめ。
こんな人におすすめ
- 短時間で効率よく練習したい人
- いろんなトピックに触れたい人
- 基礎はできているけど練習量を増やしたい人
5. デジタル世代向け『改訂新版 英語シャドーイング超入門』
私の体験談 CDじゃなくて音声ダウンロードなのが本当に便利!スマホのアプリで速度調整もできるから、最初は0.8倍速から始めました。今は1.2倍速でも余裕です。
こんな人におすすめ
- スマホで学習したい人
- CDプレーヤーを持っていない人
- 速度調整しながら練習したい人
3ヶ月続けて実感した5つの変化
1. リスニングが「音」から「意味」になった
最初は音の塊だった英語が、2ヶ月目くらいから単語単位で聞き取れるように。3ヶ月目には、文章として理解できるようになりました。
2. 英語のリズム感が身についた
『ファスト&スロー』から読み解く人間の思考システムでも触れられている「System 1(直感的思考)」で英語を処理できるようになった感覚。考えなくても英語のリズムが体に入ってきます。
3. TOEICのPart3,4が怖くなくなった
以前は長い会話になると頭が真っ白になってたのに、シャドーイング後は「あ、聞き取れる!」って感動しました。実際、リスニングセクションだけで100点以上アップ!
4. 発音が良くなった(と言われた)
オンライン英会話の先生に「発音良くなったね!」って褒められました。自分では意識してなかったけど、シャドーイングで自然に身についていたみたい。
5. 英語学習が習慣になった
毎日15分のシャドーイングが、歯磨きレベルの習慣に。今では、やらないと気持ち悪いくらいです(笑)
失敗から学んだ!効果的なシャドーイング5つのコツ
1. レベルは「ちょい下」から始める
プライドを捨てて、自分のレベルより1段階下から始めるのが成功の秘訣。私も最初は中学英語からやり直しました。
2. 同じ素材を最低10回は繰り返す
新しい素材に手を出したくなる気持ち、めっちゃわかります!でも、同じ素材を繰り返すことで、英語の型が身体に染み込みます。
3. 録音して自分の声を聞く(恥ずかしいけど効果抜群)
最初は自分の発音にショックを受けました…。でも、録音することで客観的に改善点がわかるように。スマホのボイスメモで十分です!
4. 完璧を求めない(70%できればOK)
最初から100%完璧にシャドーイングしようとすると挫折します。私は「7割追いつければOK」というゆるいルールでやってました。
5. 毎日15分でいいから続ける
週末に2時間やるより、毎日15分の方が効果的でした。通勤時間や昼休みを活用して、とにかく毎日触れることが大切。
よくある疑問Q&A(私も悩んだこと)
Q1. シャドーイングとオーバーラッピングの違いは?
オーバーラッピング:音声と同時に読む(テキスト見ながらOK) シャドーイング:音声の少し後を追いかける(テキスト見ない)
私は最初、この違いがわからなくて混乱しました。でも、5パス・メソッドなら自然に両方練習できます!
Q2. 1日どれくらいやればいい?
私の場合、最初は15分、慣れてきたら30分でした。大切なのは時間より継続。無理のない範囲で毎日続けることが一番です。
Q3. いつ効果が出る?
個人差はあると思いますが、私は1ヶ月目で「あれ?聞き取りやすくなった?」、2ヶ月目で「確実に変わった!」、3ヶ月目で「TOEICの点数に反映された!」という感じでした。
Q4. 通勤電車でもできる?
マンブリングパス(小声でつぶやく)までなら全然できます!マスクしてれば周りにもバレません(笑)。本格的なシャドーイングは家でやりましょう。
アプリも併用すると効果倍増!
本だけじゃなくて、アプリも使うとさらに効果的です。私が使ってるのは:
- シャドテン:プロの添削付きで、発音の改善点がわかる(有料だけど価値あり)
- スタディサプリENGLISH:スマホで手軽にシャドーイング練習
- Cake:無料で短い動画でシャドーイング
本で基礎を固めて、アプリで実践量を増やす、という使い分けがおすすめです。
まとめ:シャドーイングは最強の英語トレーニング法だった
正直、最初は「シャドーイングって意味あるの?」って半信半疑でした。でも、3ヶ月続けた今は断言できます。
シャドーイングは、リスニング力アップの最短ルート!
特に、私みたいに「読めるけど聞き取れない」タイプの人には効果抜群です。TOEICのスコアが上がったのはもちろん、海外ドラマも字幕なしで楽しめるようになってきました(まだ完璧じゃないけど)。
失敗を恐れずに、まずは簡単な教材から始めてみてください。3ヶ月後、きっと違う世界が見えているはずです。
最後に、私が一番伝えたいこと。それは…
「できない」と思ってた自分が、「できる」自分に変わる瞬間は、本当に最高です!
みなさんも、ぜひシャドーイングで英語力アップを実感してください。一緒に頑張りましょう!
シャドーイング初心者の第一歩に最適!私の英語人生を変えてくれた一冊。まずはこの本から始めることを心からおすすめします。
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