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『ザ・シェフ三國の究極家庭おかず』レビュー【三つ星シェフが教える自炊革命】

『ザ・シェフ三國の究極家庭おかず』レビュー【三つ星シェフが教える自炊革命】

毎日の料理でいちばん困るのは、特別な一皿より いつものおかずがなんとなく決まらない ことです。

ハンバーグ、しょうが焼き、カレー、ギョーザ。
どれも家でよく作る料理なのに、外で食べるとおいしいのに、自宅だとあと一歩足りない。そんな感覚は意外と長く残ります。

『ザ・シェフ三國の究極家庭おかず』は、そこに真正面から応えようとする本です。
主婦の友社の公式ページでは、日本を代表するフレンチシェフの三國清三が、和食・洋食・中華の家庭料理を初めてまとめたレシピ本として紹介されています。

ザ・シェフ三國の究極家庭おかず: 簡単ミクニ流和洋中80品

三國清三が家庭料理に向き合った一冊。和洋中の定番おかずを、シンプルな材料でおいしく仕上げる考え方が学べる。

『ザ・シェフ三國の究極家庭おかず』書籍情報

  • 書名: ザ・シェフ三國の究極家庭おかず
  • 著者: 三國 清三
  • 出版社: 主婦の友社
  • 価格: 1,980円
  • ISBN-13: 978-4074606702
  • Amazonで確認できた ASIN: 4074606704(Kindle版)

主婦の友社の公式紹介では、本書は 日本を代表するフレンチシェフの三國清三が初めて紹介する家庭料理のレシピ本 と位置づけられています。
高級フレンチの再現本ではなく、毎日の台所で役立つ本として出ている点がまず大きいです。

『ザ・シェフ三國の究極家庭おかず』の魅力

1. 和洋中の いつもの料理 をまとめて底上げできる

公式ページで紹介されている料理名を見るだけでも、本書の射程の広さが分かります。

  • ハンバーグ
  • カレーライス
  • しょうが焼き
  • ギョーザ
  • ステーキ
  • ドリア
  • パスタ
  • チーズケーキ
  • どら焼き

つまり本書は、特別な来客料理だけを扱う本ではありません。
日々の食卓で出番の多い料理を、和食・洋食・中華まで横断して見直せる本です。

家庭料理本で本当に役立つのは、珍しい一品 より 何度も作る一品 の精度が上がることです。
その意味で、この本はかなり実用寄りだと感じます。

2. 難しい食材ではなく、スーパーでそろう材料を前提にしている

公式紹介で特に安心できるのが、食材はスーパーで揃うものばかり と明記されている点です。

料理本は、見た瞬間においしそうでも、

  • 調味料が多い
  • 下準備が重い
  • 近所で買えない食材が必要

となると、一気に本棚化しやすいです。

その点、本書は レシピはシンプル。難しくありません。 とも書かれていて、家庭で回せることをかなり意識しているのが分かります。
プロの技をそのまま持ち込むのではなく、家庭用に翻訳し直しているところに価値があります。

3. 簡単でも味がしっかり決まる という約束が明快

主婦の友社の紹介には、一見平凡?と思わせて、作ればわかるミクニ流。簡単でも味がしっかり決まります。 とあります。

ここが本書の核だと思います。

家庭料理で難しいのは、工程の派手さではなく、ふつうの料理をきちんとおいしくすることです。
だからこそ、凝った演出よりも 味が決まる理由 を持ち帰れる本のほうが長く使えます。

しかも本書には ミクニ流極意ミクニ流家庭料理の基本 も掲載されると案内されています。
レシピを並べるだけでなく、味の決め方や考え方まで含めて学べる構成なら、応用も利きやすいです。

4. 北海道レシピまで入っていて、食卓が単調になりにくい

章立てには、定番おかず、ごちそうおかず、北海道レシピ、アペロとおつまみ、ひと皿ごはん、スイーツが並んでいます。

中でも面白いのは、北海道ゆかりの料理が独立していることです。
ジンギスカン、あんかけ焼きそば、ラーメンサラダなどが例示されていて、単に王道の家庭料理だけに閉じていません。

毎日のごはん作りは、飽きる ことが大敵です。
定番を押さえつつ、地域色のある料理やおつまみ、スイーツまで広がっていると、平日も週末も使いやすくなります。

5. 家庭料理を知らずに育ったシェフの思い が通底している

公式ページの最後には、家庭料理を知らずに育ったシェフの思いがこもった80品 とあります。

この一文は印象的です。

レシピ本の魅力は、技術だけでなく、なぜその料理を届けたいのかという視点にも出ます。
本書は高級店の料理人が上から家庭料理を教える本ではなく、家庭料理そのものに憧れや敬意を持って向き合っている本として読めそうです。

だからこそ、読者にとっても 作ってみたい が単なる挑戦ではなく、暮らしに戻ってくる一冊になりやすいと思います。

この本が向いている人

  • 定番おかずの完成度を上げたい人
  • 特別な日ではなく、普段の自炊をもっとおいしくしたい人
  • 和洋中を一冊で学び直したい人
  • 難しい材料ではなく、スーパーで買える食材で続けたい人

逆に、短時間で映える一皿だけを増やしたい人より、台所の基礎体力を上げたい人向けです。

自炊で持ち帰りたい読み方

1. まず 定番おかず を優先して読む

本書の価値は、出番の多い料理が強くなることにあります。
最初はハンバーグやしょうが焼きのような、普段よく作る料理から読むのが相性がよさそうです。

2. レシピより 極意 に注目する

料理本は一品ごとに読むだけでも役立ちますが、長く使えるのは考え方のほうです。
本書では ミクニ流極意家庭料理の基本 が入るので、そこを先に押さえる読み方が効きます。

3. 週末は北海道レシピやおつまみで幅を広げる

平日は定番、週末は北海道レシピやおつまみ、スイーツ。
この使い分けができると、一冊の活用範囲がかなり広がります。

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まとめ

『ザ・シェフ三國の究極家庭おかず』は、特別な日のための本というより、ふだんの料理を一段引き上げるための本です。

和洋中80品を広く扱いながら、材料は身近で、作り方はシンプル、それでも味は決まる。
この設計だけでも、家庭料理本としてかなり強いです。

派手なテクニックより、毎日の献立に効く一冊を探している人にとって、本書はかなり頼れる存在になりそうです。

この記事のライター

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佐々木 健太

元外資系コンサルタントから転身したライター。経済学の知識を活かしながら、健康・お金・人間関係の最適化を追求。エビデンスベースの実践的な知識発信を心がける。

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