人間関係 本 おすすめ20代!悩み別に効く5冊で職場もプライベートも劇的改善

人間関係 本 おすすめ20代!悩み別に効く5冊で職場もプライベートも劇的改善

「上司に何を言われても、いつも『はい』しか言えない私…」 「友達のSNS投稿見て、なんかモヤモヤ…」 「彼氏に本音が言えなくて、いつも我慢してる」

実は私、20代後半になってから人間関係の悩みが爆発的に増えたんですよね。職場では先輩との関係に悩み、プライベートでは友達との価値観の違いにモヤモヤ。SNSを開けば他人のキラキラした生活と自分を比べて落ち込む日々…

そんな時、本屋さんの自己啓発コーナーで人間関係の本を片っ端から読み漁った結果、悩み別に「これは効く!」という本を見つけたんです。

今回は、実際に私が読んで人間関係が劇的に改善した5冊を、悩み別に紹介していきます!

ちなみに、『嫌われる勇気』で私らしい生き方を見つけた体験談では、アドラー心理学の「課題の分離」について詳しく書いているので、そちらも参考にしてみてくださいね。

人間関係の悩み別おすすめ本5選

1. SNS疲れ・他人の評価が気になる悩みには『反応しない練習』

反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」

ブッダの教えをベースに、他人の言動に振り回されない心の持ち方を学べる一冊。SNS疲れや他人の評価が気になる人に特におすすめ。

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「また既読スルーされた…」「いいねの数が少ない…」

こんな風に、SNSで一喜一憂していた私に効いたのが草薙龍瞬さんの『反応しない練習』でした。

この本のすごいところは、「反応しない=無視する」じゃないってこと。相手の言動を「ただの現象」として受け止めて、自分の感情を切り離す方法を教えてくれるんです。

実践してみた結果

  • 既読スルーされても「相手は忙しいのかも」と思えるように
  • SNSの「いいね」数を気にしなくなった
  • 他人の成功を素直に喜べるようになった

個人的に一番響いたのは「判断しない」という考え方。例えば、友達が連絡をくれなくても「私のこと嫌いになったのかな」と判断せず、「連絡が来なかった」という事実だけを受け止めるんです。

2. 職場の人間関係には『人を動かす』

人を動かす 新装版

世界的ベストセラー。相手の立場に立って考えることの重要性を説いた、人間関係の基本書。職場での人間関係改善に最適。

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「上司が理不尽すぎて…」「同僚とうまくいかない」

職場の人間関係に悩んでいた時に読んだデール・カーネギーの『人を動かす』。正直、タイトルがちょっと怖かったんですが(笑)、読んでみたら全然違いました。

この本の核心は「相手の立場に立って考える」こと。でも、それって簡単そうで難しいんですよね。

特に役立った3つの原則

  1. 批判しない:上司のダメ出しに対して、反論せずに「ご指摘ありがとうございます」と言えるように
  2. 相手の話を聞く:同僚の愚痴を最後まで聞くことで、関係が改善
  3. 相手の重要感を満たす:後輩を褒めることで、チームの雰囲気が良くなった

実は、この本を読んでから上司との関係が劇的に改善したんです。以前は「はい」しか言えなかった私が、相手の立場を理解した上で自分の意見も言えるようになりました。

3. うまく話せない・聞けない悩みには『会話がとぎれない!話し方66のルール』

誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方66のルール

会話が苦手な人でも実践できる具体的なテクニックが満載。初対面の人とも楽しく話せるようになる実践的な一冊。

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「初対面の人と何を話せばいいか分からない」「会話が続かなくて気まずい」

こんな悩みを持っていた私に救世主となったのが、野口敏さんのこの本。66個もルールがあるって聞くと大変そうですが、実はどれも簡単に実践できるものばかりなんです。

即効性があったテクニック

  • 「5W1H」で質問する:「どこで買ったんですか?」「いつから始めたんですか?」
  • 相手の話に「へぇ〜」「なるほど」と反応:これだけで会話が弾む!
  • 自分の失敗談を話す:完璧じゃない自分を見せることで相手も話しやすくなる

最近、合コンで初対面の人と2時間も盛り上がって話せたんです。以前の私なら考えられない!

4. 言いたいことが言えない悩みには『アサーション入門』

アサーション入門―自分も相手も大切にする自己表現法

自分の気持ちを相手に伝えながら、相手も尊重するコミュニケーション方法を学べる入門書。言いたいことが言えない人の必読書。

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「断りたいのに断れない」「自分の意見が言えない」

まさに私のための本!と思ったのが平木典子さんの『アサーション入門』でした。アサーションって聞き慣れない言葉ですが、簡単に言うと「自分も相手も大切にする自己表現」のこと。

アサーションの3つのタイプ

  1. 非主張的(私の昔):自分を抑えて相手に合わせる
  2. 攻撃的:自分の意見を押し通す
  3. アサーティブ(理想):自分も相手も大切にする

この本を読んで、「NO」と言うことは相手を傷つけることじゃないって気づいたんです。むしろ、はっきり伝えることで相手も助かることがあるんですよね。

これはアドラー心理学の観点から見た『嫌われる勇気』でも触れられている「課題の分離」にも通じる考え方です。

5. 感情的になってしまう悩みには『NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法』

NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法 新版

非暴力コミュニケーションの基本を学べる一冊。感情的にならずに、相手と深い関係を築く方法が身につきます。

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「ケンカになるとつい感情的になっちゃう」「彼氏に八つ当たりしてしまう」

感情のコントロールが苦手だった私が出会ったのが、マーシャル・B・ローゼンバーグの『NVC(非暴力コミュニケーション)』。ちょっと値段は高めですが、内容の濃さは保証します!

NVCの4つのステップ

  1. 観察:「あなたはいつも遅刻する」→「今日は30分遅れてきた」
  2. 感情:「ムカつく」→「心配になった」
  3. ニーズ:「時間を大切にしたい」
  4. リクエスト:「次回は連絡してもらえる?」

この方法を使うようになってから、彼氏とのケンカが激減!感情的にならずに、お互いの気持ちを理解し合えるようになりました。

それぞれの本の使い分け方

実際に5冊読んでみて分かったのは、悩みによって効く本が違うということ。私なりの使い分け方をまとめてみました。

悩みのタイプおすすめ本こんな人に
SNS疲れ・他人の目が気になる反応しない練習すぐに落ち込む人、繊細な人
職場の人間関係人を動かす上司・部下・同僚との関係に悩む人
会話が苦手会話がとぎれない!話し方初対面が苦手、話題に困る人
自己主張できないアサーション入門いつも我慢してしまう人
感情的になるNVCケンカが多い、感情のコントロールが苦手な人

本を読んで変わった私の人間関係

これらの本を読んで実践した結果、私の人間関係は本当に変わりました。

Before

  • 上司の顔色ばかり伺っていた
  • SNSを見るたびに落ち込んでいた
  • 友達に本音が言えなかった
  • 彼氏とケンカばかり

After

  • 上司と建設的な議論ができるように
  • SNSは楽しむツールに変化
  • 友達との関係がより深くなった
  • 彼氏との関係が安定

もちろん、本を読んだだけですぐに変われるわけじゃありません。でも、少しずつ実践していくことで、確実に人間関係は改善していきます。

最後に:自分に合った一冊から始めよう

人間関係の悩みって、本当に尽きないですよね。でも、それは誰もが抱えている悩みでもあります。

今回紹介した5冊は、それぞれアプローチは違いますが、どれも「より良い人間関係を築く」という同じゴールを目指しています。

まずは、今の自分の悩みに一番近い本から読んでみてください。きっと、新しい視点や解決のヒントが見つかるはずです。

人間関係って難しいけど、だからこそ面白い。本を通じて少しずつ学んでいけば、きっともっと楽に、そして楽しく人と関われるようになりますよ!

人を動かす 新装版

世界的ベストセラー。相手の立場に立って考えることの重要性を説いた、人間関係の基本書。持ち運びやすいサイズで通勤時間にも読みやすい。

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森田 美優

出版社勤務を経てフリーライターに。小説からビジネス書、漫画まで幅広く読む雑食系読書家。Z世代の視点から現代的な読書の楽しみ方を発信。

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