『体力おばけへの道』要約|たった3つの運動で疲れにくい体を作る方法
出版社で20年以上ビジネス書の編集に携わってきた高橋です。
「最近、体力の衰えを感じる」「リモートワークで運動不足が深刻」
そんな悩みを持つ方に、今回は『体力おばけへの道 頭も体も疲れにくくなるスゴイ運動』澤木一貴著を紹介します。
本書の結論は明快です。たった3つの運動を習慣にするだけで、「体力おばけ」になれるというもの。
著者プロフィール|トレーナー歴34年の実績
著者の澤木一貴氏は、株式会社SAWAKI GYM代表取締役。トレーナー歴34年という豊富な経験を持ちます。
静岡県の整形外科病院でトレーナー科主任を歴任し、リハビリ後の方からトップアスリートまで、医学的根拠に基づいた指導を行ってきました。現在は早稲田、高田馬場、沖縄北谷でパーソナルトレーニングジムを経営しています。
監修は國本充洋氏(医学博士・循環器内科専門医・心臓リハビリテーション指導士)。医学的なエビデンスに裏付けられた内容です。
本書のポイント1|「体力」の正しい定義
本書で最も重要な概念は、体力には2種類あるという指摘です。
行動体力
身体を動かす力のこと。筋力、持久力、柔軟性など、一般的にイメージする「体力」です。
防衛体力
病気やストレスに打ち勝つ力のこと。免疫力、自律神経のバランス、メンタルの強さなどが含まれます。
多くの人が「行動体力」だけを鍛えようとしますが、本当に疲れにくい体を作るには「防衛体力」も同時に高める必要があると著者は説きます。
本書のポイント2|3つの基本運動
本書が提案する運動は、驚くほどシンプルです。
1. スタンドアップ
椅子から立ち上がる動作を繰り返す運動。下半身の筋力を効率的に鍛えられます。
リモートワークで座りっぱなしの人に最適。1時間に1回、10回程度行うだけで効果があります。
2. バックステップ
後ろに一歩下がる動作。バランス感覚と体幹を鍛えられます。
転倒予防にも効果的で、80代でも安全に実践できます。
3. リズミカルジャンプ
その場で軽くジャンプする運動。心肺機能と全身の連動性を高めます。
骨への適度な刺激が骨密度の維持にも役立ちます。
この3つの運動は、子どもから80代までが実践可能。特別な器具も広いスペースも必要ありません。
本書のポイント3|体力と仕事効率の関係
本書のユニークな点は、体力向上が仕事の成果に直結するという視点です。
集中力の向上
体力がある人は、長時間の集中力を維持できます。午後になっても頭がぼんやりしない。
ストレス耐性の強化
防衛体力が高いと、仕事のプレッシャーに負けにくくなります。精神的な疲労が軽減される。
回復力の向上
疲れても、一晩寝れば完全に回復する。これが「体力おばけ」の特徴です。
実践のポイント|今日から始める3ステップ
本書の内容を実践するためのステップを整理します。
ステップ1:現状把握
まず自分の体力レベルを把握します。本書には書き込み式の目標シートが付属しているので、それを活用しましょう。
ステップ2:小さく始める
最初から完璧を目指さない。1日5分から始めて、習慣化することが大切です。
ステップ3:継続の仕組みを作る
同じ時間、同じ場所で運動する。トリガー(きっかけ)を設定することで、習慣が定着しやすくなります。
こんな人におすすめ
- リモートワークで運動不足を感じている
- 午後になると集中力が続かない
- 年齢とともに体力の衰えを感じる
- ジムに通う時間がない
- 80代の親の健康が心配
まとめ|体力は「仕事の成果」に直結する
『体力おばけへの道』の核心は、体力向上は自己投資であるという考え方です。
体力があれば、仕事の生産性が上がる。ストレスに強くなる。病気にもなりにくい。
たった3つの運動—スタンドアップ、バックステップ、リズミカルジャンプ—を習慣にするだけで、あなたも「体力おばけ」に近づけます。
リモートワーク時代の今こそ、体力への投資を始めてみてはいかがでしょうか。
