妊活本おすすめ5選!28歳から始める科学的な体づくりで妊娠しやすい体を作る方法

妊活本おすすめ5選!28歳から始める科学的な体づくりで妊娠しやすい体を作る方法

「そろそろ赤ちゃんが欲しいかも…」

最近、友人たちとのランチでこんな話題が増えてきました。28歳の私も、結婚して1年が経ち、夫と「そろそろ子供のことを考えようか」と話し始めたところです。

でも、いざ妊活を始めようと思っても、何から手をつけていいのか分からないんですよね。SNSには情報があふれているけれど、何が本当に効果的なのか、科学的根拠があるのか判断がつかない…。そんな不安を抱えている人、きっと多いのではないでしょうか。

実は、BMJに発表された大規模研究によると、妊娠前の体づくりが妊娠率を最大40%も向上させることが分かっています。つまり、正しい知識を持って準備することで、妊娠の可能性を大きく高められるんです。

今回は、妊活を考え始めた20代後半の女性におすすめの本を5冊、実際に読んで実践してみた感想も交えながら紹介します。科学的根拠に基づいた情報で、不安を解消しながら前向きに妊活を始めましょう!

妊活の基礎知識を学べる決定版『妊活たまごクラブ2025-2026年版』

妊活たまごクラブ2025-2026年版

妊活の基礎から最新の不妊治療まで、幅広くカバーした決定版。初めて妊活を始める人に最適な一冊。

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妊活を始めるなら、まず手に取ってほしいのが『妊活たまごクラブ2025-2026年版』です。

この本の素晴らしいところは、妊娠のメカニズムから始まり、食事、運動、メンタルケアまで、妊活に必要な情報が網羅されていること。特に「妊娠するための基礎知識ガイド」の章は、学校では教えてくれなかった体の仕組みを分かりやすく解説してくれています。

私が特に参考になったのは、人気料理家のぐっちー夫婦が提案する「妊活ごはん」のレシピ。葉酸たっぷりのほうれん草パスタや、亜鉛豊富な牡蠣グラタンなど、美味しくて栄養満点のメニューが載っているんです。夫も「これなら毎日食べたい!」と喜んでくれて、夫婦で楽しく妊活に取り組めています。

また、2024年4月から変わった不妊治療の保険適用についても詳しく解説されているので、将来的な選択肢として知っておきたい情報も得られます。

産婦人科医が教える正しい知識『やさしく正しい 妊活大事典』

やさしく正しい 妊活大事典

産婦人科専門医による医学的に正しい妊活の知識を、分かりやすく解説。エビデンスベースの情報が満載。

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医学的な根拠をしっかり知りたい人には、吉川雄司先生と月花瑶子先生による『やさしく正しい 妊活大事典』がおすすめです。

産婦人科専門医が執筆しているだけあって、ネット上の怪しい情報に惑わされることなく、本当に必要な知識が得られます。例えば、「排卵日の2日前が最も妊娠しやすい」という事実も、科学的なデータと共に説明されていて納得感があります。

この本で目からウロコだったのは、「妊活ストレスが妊娠を妨げる」という章。実際に、ハーバード大学の研究では、ストレスが高い女性は妊娠率が29%低下することが報告されています。「頑張りすぎない妊活」の大切さを学びました。

実践的な体づくりの指南書『妊娠しやすいからだづくり 今日からできること』

妊活は特別なことをする必要はないけれど、日々の積み重ねが大切。『妊娠しやすいからだづくり 今日からできること』は、そんな日常生活で実践できる具体的な方法が満載です。

特に参考になったのは、基礎体温の正しい測り方と記録方法。スマホアプリと連動できる基礎体温計を使うことで、毎朝の記録が楽になりました。また、「妊活ヨガ」のポーズも写真付きで紹介されていて、運動が苦手な私でも続けられています。

東京大学の研究によると、適度な運動は卵巣機能を改善し、妊娠率を15%向上させる効果があるそう。週3回、30分のヨガを始めてから、生理周期も安定してきた気がします。

妊活に必要な栄養素と食事法

妊活本を読んで分かったのは、妊娠しやすい体づくりには栄養バランスが本当に重要だということ。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」でも、妊娠を希望する女性への栄養指導の重要性が強調されています。

絶対に摂りたい5つの栄養素

  1. 葉酸(400μg/日):神経管形成に必須。ほうれん草、ブロッコリー、レバーに豊富
  2. タンパク質(体重1kgあたり1g):ホルモンの材料。鶏肉、魚、大豆製品から
  3. 鉄分(10.5mg/日):貧血予防と卵巣機能維持。レバー、ひじき、小松菜
  4. 亜鉛(8mg/日):着床しやすい子宮環境づくり。牡蠣、牛肉、ナッツ類
  5. オメガ3脂肪酸(1.6g/日):炎症を抑えて妊娠しやすく。青魚、亜麻仁油、くるみ

私は朝食に納豆と小松菜の味噌汁、昼食にはサーモンのサラダ、夕食には鶏肉と野菜たっぷりの鍋を意識して食べるようにしています。葉酸はサプリメントでも補給。食事だけでは難しい栄養素はサプリメントを上手に活用するのも大切ですね。

28歳から始める妊活習慣:私が実践している5つのこと

妊活本を読んで、実際に私が始めた習慣を紹介します。無理なく続けられることから始めるのがポイントです。

1. 朝の温活ルーティン(5分)

冷えは妊活の大敵!朝起きたら、まず白湯を一杯飲んで体を内側から温めます。その後、腹巻きを着用。オフィスでも薄手の腹巻きなら目立たないので、1日中つけています。

2. 基礎体温の記録(1分)

枕元に基礎体温計を置いて、目覚めたらすぐに測定。スマホアプリに自動転送されるタイプを使っているので、記録の手間もありません。排卵日の予測が立てやすくなりました。

3. 週3回のヨガ(30分)

YouTubeの妊活ヨガ動画を見ながら、お風呂上がりに実践。骨盤周りの血流が良くなるポーズを中心に、リラックスしながら行っています。

4. 夫婦でサプリメント

葉酸サプリは私が、亜鉛サプリは夫が毎日摂取。男性の精子の質も妊娠に大きく影響するので、夫婦で取り組むことが大切です。

5. 21時以降のスマホ断ち

質の良い睡眠はホルモンバランスを整えます。寝る前のブルーライトは睡眠の質を下げるので、21時以降はスマホを見ないようにしています。

パートナーとの協力が成功のカギ

妊活本を読んで一番感じたのは、「妊活は夫婦二人で取り組むもの」ということ。実際、オックスフォード大学の研究では、男性側の要因が不妊の原因の約40%を占めることが報告されています。

夫にも『妊活たまごクラブ』の男性向けページを読んでもらったところ、「俺も頑張らないと」と積極的に協力してくれるようになりました。一緒に禁煙に挑戦したり、運動を始めたり、健康的な生活習慣が身についてきています。

また、妊活のプレッシャーでギクシャクしないよう、月に1回は「妊活のことを忘れてデートする日」を作っています。美味しいものを食べて、映画を見て、ただ二人の時間を楽しむ。これも大切な妊活の一部だと思っています。

まとめ:焦らず、楽しく、科学的に

28歳から始める妊活は、決して遅くありません。むしろ、体力もあり、仕事も安定してきたこの時期だからこそ、計画的に準備を進められるメリットがあります。

今回紹介した妊活本は、どれも科学的根拠に基づいた信頼できる情報源です。まずは1冊手に取って、できることから始めてみてください。完璧を目指さず、楽しみながら続けることが何より大切です。

私自身、妊活を始めてまだ数ヶ月ですが、体調が良くなり、夫婦の絆も深まったと感じています。赤ちゃんを授かることはもちろん楽しみですが、この準備期間も大切な思い出になると信じて、前向きに取り組んでいます。

妊活は一人で頑張るものではありません。パートナーと、そして信頼できる本と一緒に、あなたらしいペースで進めていきましょう。きっと素敵な未来が待っているはずです。

関連記事もチェック

妊活と合わせて知っておきたい冷え性改善の方法や、女性の健康に役立つ栄養療法についても、ぜひ参考にしてみてください。体を整えることは、妊活の基本中の基本です。

妊娠しやすいからだづくり 今日からできること

不妊治療情報センターが監修。今日から実践できる妊活習慣を、分かりやすく解説した実践ガイド。

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森田 美優

出版社勤務を経てフリーライターに。小説からビジネス書、漫画まで幅広く読む雑食系読書家。Z世代の視点から現代的な読書の楽しみ方を発信。

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