レビュー
概要
メタバースとWeb3を融合視点で解説する解説書。インターネットの技術的基盤から、所有権の流れと経済モデルまで扱い、仮想空間のインフラとガバナンスを整理。章末にはDAO/スマートコントラクトの要素図を掲載し、現行法規との接続まで触れている。
読みどころ
- インターネットレイヤーとWeb3レイヤーを対比し、メタバースにおける3Dアバター・リアルタイム通信に必要なプロトコルを階層図で示す。
- 共同所有モデルの実例としてDecentraland・The Sandboxを使い、NFT土地の発行・運営収益の仕組みを分解。
- ガバナンス章ではDAOと国際法・税制の交差点をマッピング。ステークホルダー視点の権限分配図が特徴的。
類書との比較
『メタバースの教科書』が体験面に集中する一方で、本書はWeb3の所有/ガバナンス構造を重視し、理論と実装を繋ぐ点が異なる。
こんな人におすすめ
開発・政策・研究でメタバース×Web3を扱う人。
感想
制度と技術の2面を同時に扱う構成が学術的にも役立った。