『小資金から堅実に伸ばした不動産投資 地方築古スタ-トでも都市部含め11年で家賃2.4億!』レビュー
著者: エーキンAK
出版社: 不明
¥500 Kindle価格
著者: エーキンAK
出版社: 不明
¥500 Kindle価格
『小資金から堅実に伸ばした不動産投資』は、地方の築古物件からスタートして拡大していく道筋を、再現性のある手順としてまとめる本です。紹介文では、購入額250万円の築古アパートから始まり、11年で年間家賃収入2億4,000万円、総保有326戸まで増やしたとされています。
派手なギャンブルより「相場より安く買い、価値を上げ、適切なタイミングで売る」という原則を、コツコツ実践するスタンスです。ここが、夢を煽る投資本と違うところです。
紹介文では、北海道の築40年以上の木造アパートを現金で購入した、と書かれています。ここが具体的で良いです。
「不動産投資」と聞くと、最初から大きい物件や都心の話を想像しがちです。でも、地方築古という入口は、資金の小ささと情報の少なさの両方に向き合う入口でもあります。本書がその入口をどう切り抜けるかを見せるなら、初心者にとって価値があります。
紹介文には、空室対策、家賃設定、家具家電の設置などを「教科書どおりに愚直に実践」して、2か月で満室と家賃アップを達成した、とあります。
これが刺さるのは、成功の派手さより「打ち手の列挙」が残るからです。不動産は、奇策よりも、地味な改善の積み重ねで結果が変わります。本書はその方向に寄っています。
紹介文では、日本政策金融公庫や信用金庫の活用が挙げられています。投資本は、融資の話がふわっとしがちです。
融資戦略は、物件選びとセットです。地方築古で勝つ条件があるなら、資金調達の形も変わります。本書はそのつながりを、初心者が追える形にしようとしています。
紹介文には、減価償却を活用した節税と資金蓄積のサイクル、そして出口戦略で資産を都市部へ組み換える方法が挙げられています。
不動産は、買って終わりではありません。運用して、守って、最後にどう抜けるかで結果が変わります。本書が入口から出口までを線で結ぶなら、「何を見落としやすいか」まで学べます。
紹介文には、初心者が最初に迷いがちな論点が、項目として並んでいます。
投資の話は、抽象的な精神論だけだと危ないです。本書は「何を決めるか」を項目で示していて、チェックリストとして使えます。
紹介文では、著者はリーマンショックで会社が債務超過に陥り、人生のどん底を経験したとされています。ここが単なる武勇伝で終わらないのは、その後の打ち手が「地味な基本戦略」として語られているからです。
地方築古の物件探しは、情報が少なく、決断が怖いです。そこで、奇策ではなく基本の反復で満室まで持っていく。2か月で満室にした、という結果より、その道筋のほうが読みどころになります。
紹介文は、11年で家賃2.4億、326戸という結果を示します。数字が大きいので、読み手はそこだけを目標にしがちです。
ただ、ここで大事なのは、結果よりも条件です。地方築古で入居が決まる条件は何か。安く買える理由は何か。管理会社の使い方はどうするか。こうした条件を拾いながら読むと、現実に持ち帰れます。
不動産投資の初心者は、最初に「利回り」へ引っ張られやすいです。数字が大きいほど魅力的に見えます。ただ、地方築古は、利回りの数字だけでは判断できません。
紹介文にある通り、本書は空室対策や家賃設定、管理会社の活用など、運用側の打ち手を重視します。だから読むときは、物件の条件だけでなく「運用で何をするか」をセットで拾うのが良いです。利回りは結果です。先に見るべきは、入居が決まる理由です。