レビュー
概要
繊細に世の中の刺激を受け止めてしまう人を前提にした、「いいことリスト」を通じて日常の幸せを再構築する本。著者は自己理解に長けたカウンセラーで、良いことを拾う感覚と自己肯定のサイクルをともに育てるメソッドを提供する。
読みどころ
- 第1章で「いいことリスト」の作り方を図解し、1日の終わりに“良かったこと3つ”を書くことで感情のバランスを整える。
- 第2章は刺激をコントロールする提案。環境音・SNS・人間関係といった外部要素を分け、快・不快を分類するワークに加え、リストを眺めるリマインダーの作り方も共有。
- 第3章では「劣等感との距離の取り方」として、他者の視線を「データ」として扱い、客観的に読み替えるトレーニングを紹介する。
類書との比較
『嫌なことがあった日は』のような吐き出し型とは異なり、本書は良いことを“見つける”技術を前面に押し出す。前者が感情の吐き出しに寄るなら、後者は観察とポジティブシンキングの循環を作る点で差別化される。
こんな人におすすめ
・繊細さを持て余す人。
・日々の感情がアップダウンする人。
・ポジティブ思考を作りたい人。
感想
リストを作るたびに視界が明るくなり、ちょっとしたことが心の支えになる。4行だけでいい、そのシンプルさが継続のコツ。