レビュー
概要
50代以降の豊かな暮らしを支えるマネー戦略を、幸福寿命という視点でまとめた実践書。年金・資産・生活費・健康に配慮しながら、資産の取り崩し・収益の再投資・相続の手続きまでを 5 章で含め、家族・社会とのつながりも意識した「人生後半の資産設計」を提示。
読みどころ
- 第1章では幸福寿命の定義とその延ばし方を数値的に示し、収入のタイプ(年金・投資収益・労働所得)を組み合わせたキャッシュフローを図示。
- 第3章では保険・医療費・介護費を踏まえた支出管理を紹介し、サステナブルな取り壊し計画をロジックツリーで整理。
- 第5章では家族の幸福の共有(旅行・思い出づくり)を投資とみなし、そのコストと効果を表にまとめる。
類書との比較
『老後資金の教科書』が単なる数字に寄るのに対し、本書は幸福・健康を含めた全体像としてマネーを位置づける。『シニアの資産形成』よりも感情的側面を意識し、再現性のある行動を促すステップがある。
こんな人におすすめ
50代以降の資産形成を再評価したい人。健康と家族との時間を大切にしたい人にも。
感想
幸福寿命という視座が、資産の取り崩しにストーリーを持たせた。