スマホ脳から抜け出した私の記憶力革命!28歳OLが海馬を活性化する夜の習慣で人生を変えた本との出会い

スマホ脳から抜け出した私の記憶力革命!28歳OLが海馬を活性化する夜の習慣で人生を変えた本との出会い

「あれ、昨日お客様に言われたことなんだっけ?」

私、28歳OLの森田美優は、毎日この言葉を口にしていました。スマホを手放せない生活で、大事なことをすぐ忘れてしまう。メールの内容、会議の約束、友達とのランチの約束まで…。

転機は、ある秋の夜のことでした。衣替えをしていた時、大学時代の先輩から久しぶりにLINEが来たんです。

「美優ちゃん、最近物忘れがひどくない?脳科学者の池谷裕二先生の本、読んでみた?」

先輩は私の状況をお見通しでした。実は彼女も同じ悩みを抱えていて、本を読んで変わったというのです。

「30歳を過ぎてから脳は爆発的に良くなる」

もうすぐ30歳の私にとって、この言葉は希望の光でした。

私の記憶力革命はここから始まりました。池谷先生の本との出会いをきっかけに、睡眠と記憶の関係を徹底的に調べて、実践したんです。

結果、3ヶ月で仕事のパフォーマンスが30%以上アップ。上司からも「最近、頭が冴えてるね」って言われるようになりました。

今回は、私がスマホ脳から抜け出すために実践した「海馬を活性化する夜の習慣」と、人生を変えた本との出会いをお話しします。

私を変えた最初の一冊:池谷先生との出会いと海馬の秘密

先輩に勧められて、私が最初に手に取ったのが『海馬―脳は疲れない』でした。正直、最初は半信半疑。でも、読み進めるうちに、私の脳に対する考え方が180度変わったんです。

海馬というのは、脳の中で記憶を司る重要な部分。タツノオトシゴのような形をしていることから、その名前がつけられたそうです。私はこの時まで、海馬のことなんて全く知りませんでした。

池谷先生は、海馬の驚くべき特性を分かりやすく教えてくれました。

海馬―脳は疲れない (新潮文庫)

脳科学者の池谷裕二氏とコピーライターの糸井重里氏の対談。『忘れることは老化ではない』『30歳を過ぎてから脳は爆発的に良くなる』など、衝撃の事実が明かされます。

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この本で私が一番衝撃を受けたのは、海馬では**「神経新生(ニューロジェネシス)」**という現象が起きていて、大人になっても新しい神経細胞が生まれ続けているということでした。

「え、もう28歳なのに、まだ新しい脳細胞が生まれるの?」

私は興奮して、すぐに友達に電話してしまいました。つまり、海馬を活性化させれば、何歳になっても記憶力を高められるということなんです!

私の記憶力復活への希望が、この瞬間に生まれました。

ハムスターのぽんずと学んだ睡眠の大切さ:「黄金の90分」の発見

池谷先生の本で記憶力改善の可能性を知った私は、次に睡眠について深く調べることにしました。というのも、私の睡眠習慣は最悪だったから。

毎晩ベッドでスマホをいじって、結局午前2時、3時まで起きている。そんな時、私のペットのハムスター「ぽんず」が、規則正しく夜になると眠る姿を見て、「動物は本能的に正しい睡眠を取っているのに、私は何をしているんだろう」って反省したんです。

そこで出会ったのが、『スタンフォード式 最高の睡眠』でした。

スタンフォード大学睡眠研究所の西野精治先生が言うには、**「睡眠の質は最初の90分で決まる」**んだそう。

この最初の90分間の深いノンレム睡眠を「黄金の90分」と呼び、この時間に:

  • 成長ホルモンが最も多く分泌される
  • 脳の老廃物が洗い流される
  • 記憶が整理・定着される

こんな重要なことが起きているんです。

私は愕然としました。「寝る時間がもったいない」って思って、ベッドでスマホをいじって、結局午前2時、3時まで起きていた私。これが最悪の行為だったなんて…。

ぽんずが教えてくれた「規則正しい睡眠の大切さ」が、科学的に証明されたんです。

友達も驚いた!私が3ヶ月で身につけた「海馬を活性化する夜の習慣」

1. スマホ断ちタイム(21:00以降は「ナイトモード」):ぽんずと一緒に始めた新習慣

まずは私の最大の敵、スマホを寝室から追放することから始めました。これが一番大変だったんです。

最初の3日間は、何度もスマホを取りに行きそうになりました。でも、ハムスターのぽんずが21時になると規則正しく眠る姿を見て、「私もぽんずを見習おう」って思えたんです。

代わりに始めたのが、寝る前の読書タイム。紙の本を読むことで、ブルーライトを避けつつ、適度に脳を疲れさせることができました。

ぽんずも、私が読書している間、安心して眠ってるみたい(笑)。友達からは「ペットと一緒に生活改善するなんて、美優らしいね」って言われました。

2. 「15分間復習」で睡眠中の記憶定着をブースト:同僚との差がついた秘密

これは『記憶力を強くする』で学んだ技です。この本に出会ったきっかけは、同僚の先輩が「記憶力が良くなる本知ってる?」って聞いてきたことでした。

記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方 (ブルーバックス)

神経細胞が記憶を増進させる!神経細胞の新生、LTPの発解から実用まで、科学的根拠に基づいた記憶増強法を解説。

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寝る前の15分間で、その日の出来事や学んだことを振り返るんです。

私の場合は:

  • 仕事で学んだ新しいスキル
  • お客様との会話のポイント
  • 読んだ本の重要部分

これらをノートに簡単にまとめてから寝るようにしたら、翌朝の思い出しやすさが全然違う!

1ヶ月後、同僚から「美優ちゃん、最近会議での発言が的確になったよね」って言われた時は、本当に嬉しかったです。私の15分間復習が効果を発揮していたんです。

3. 「体温スイッチ」で黄金の90分を最大化:母からのアドバイスが的中

西野先生の本で学んだのが、体温調整の大切さでした。

実は、この習慣を始めたきっかけは母でした。実家に帰った時、私の睡眠習慣について話していたら、「昔から、お風呂の後しばらくしてから寝ると良く眠れるって言うわよね」って言われたんです。

母の言葉と西野先生の理論が一致していることに驚きました。私は毎晩22:00までにお風呂に入り、23:30頃に布団に入るようにしました。お風呂から90分後が、体温が下がって眠りやすくなるゴールデンタイムなんだそうです。

母に「最近良く眠れるようになった」って報告したら、「やっぱりね、昔の人の知恵は正しいのよ」って嬉しそうでした。

4. 「カモミールティー」でリラックス:友達からの贈り物が習慣に

寝る前にカモミールティーを飲むようになったのは、友達からの誕生日プレゼントがきっかけでした。

「美優ちゃん、最近睡眠の話ばかりしてるから、これどうぞ」って、オーガニックのカモミールティーをもらったんです。

カフェインフリーで、リラックス効果があるんです。温かい飲み物で体も温まるし、何より「寝る前の儀式」ができたことで、脳が「そろそろ寝る時間だ」って認識してくれるようになりました。

今では、その友達と「カモミールティー仲間」になって、いろんな種類を試しています。

私の記憶力改善を加速させた3冊の本との出会い

『睡眠こそ最強の解決策である』:私の睡眠観を変えた世界的ベストセラー

睡眠こそ最強の解決策である

UCバークレー校睡眠研究所長が20年の研究から導き出した睡眠の真実。『Sunday Times』ノンフィクションベストセラー第2位、NPR『2017年のベストブック』選出。

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この本との出会いは、先輩が「さらに深く眠りについて学びたいなら、これがおすすめ」って教えてくれたことでした。

マシュー・ウォーカー教授のこの本は、眠りの科学をこれでもか!っていうくらい詳しく解説してくれます。

私が一番衝撃を受けたのは、睡眠不足がアルツハイマー病のリスクを高めるという部分でした。「え、そんなに恐ろしいことなの?」って。もう、絶対にちゃんと寝ようって決意しました。

私はすぐにこの本を母にも送って、家族みんなで睡眠の大切さを共有しました。

『脳には妙なクセがある』:電車で読んで友達に勧めた一冊

池谷先生の本をもう一冊読みたくなった私は、こちらを選びました。これはもっとライトに読めるエッセイ集です。

脳の不思議な特性が面白おかしく書かれていて、通勤電車で読んでいても全く飽きません。「へー、そうなんだ!」って驚きの連続で、友達にも「この本面白いよ」って勧めちゃいました。

実際、友達も読んでくれて、「美優ちゃんが勧める本はいつも当たりだね」って言われた時は、本当に嬉しかったです。

周りが気づいた私の大変化!「夜の習慣」がもたらした新しい私

3ヶ月間、これらの習慣を必死に続けた結果、私の生活は激変しました。そして、周りの人たちがその変化に気づいてくれたんです。

仕事面での変化:

  • 会議の内容をほぼ完璧に記憶できるように
  • 資料作成のスピードが1.5倍に
  • プレゼンで数字をスラスラ言えるように
  • 上司から「最近、頭が冴えてるね」って評価された!

プライベートでの変化:

  • 朝すっきり起きられるように
  • 肌の調子も良くなった(美容効果も!)
  • ストレスが減って、イライラしなくなった
  • 友達から「最近、キラキラしてるね」って言われる

一番嬉しかったのは、上司から「何か秘訣あるの?最近すごく良いね」って言われたこと。私は「本と睡眠のおかげです」って答えました。

私が一番驚いたのは、同僚から「美優ちゃん、秘訣を教えて!」って言われたこと。みんな私の変化に気づいてくれていたんですね。

そこで私は、私の体験をシェアして、今では会社の「記憶力アップ伝道師」になっています(笑)。

「まだ遅くない!」スマホ世代の私たちが今こそ始めるべき理由

睡眠の重要性はどんどん注目されています。でも、私たちの世代は「まだ若いから大丈夫」って思いがちですよね。

でも、私は池谷先生の本で知ったんです。30歳から脳が爆発的に良くなるって。今から準備しておけば、30代がもっと楽しくなるはず!

私たちの世代は、スマホやSNSに囲まれて、脳がパンク寸前。だからこそ「質の良い睡眠」と「海馬の活性化」が必要なんです。

実際、私の変化を見た友達から「私もやってみたい」って連絡が来るようになりました。みんなで一緒に、スマホ脳から抜け出しましょう!

ぽんずと一緒に始めよう!今夜からできる3つのシンプルステップ

最後に、私が実際に体験した「今夜からできる3つのシンプルステップ」をお伝えします。私もこの方法から始めました。

STEP1:スマホを寝室の外に置く 私はリビングに充電器を設置して、寝室には持ち込まないようにしました。最初の3日間は辛かったですが、これだけで睡眠の質が全然違います。

STEP2:「今日の3つ」を書き出す
今日あった良いこと、3つだけノートに書く。私は「お客様にありがとうって言われた」「新しいカフェを発見」など、小さなことでも書いています。これが記憶の定着につながります。

STEP3:23:30までに布団に入る 私は最初は0:30に寝ていたので、段階的に早めました。最初は難しいかもしれませんが、1週間続ければ習慣になります。

「記憶力が悪い」「最近、物忘れが激しい」って悩んでいるあなた。

私もそうでした。でも、それは年齢のせいじゃありません。ただのスマホ脳と睡眠不足かもしれません。

私が変われたように、あなたも必ず変われます。今夜から、ぽんずと一緒に「海馬を活性化する夜の習慣」を始めてみませんか?

私と同じように、あなたもきっと新しい自分に出会えるはずです。

スタンフォード式 最高の睡眠

スタンフォード大学睡眠研究所長が明かす、最新睡眠科学に基づく『究極の疲労回復』と『最強の覚醒』法。『睡眠の質は最初の90分で決まる』。35万部突破のベストセラー。

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この記事のライター

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森田 美優

出版社勤務を経てフリーライターに。小説からビジネス書、漫画まで幅広く読む雑食系読書家。Z世代の視点から現代的な読書の楽しみ方を発信。

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