『増補改訂版2022本好きのためのAmazon Kindle 読書術 電子書籍の特性を活かして可処分時間を増やそう!』レビュー
著者: 本好きのための読書会
出版社: 洋泉社
¥680 Kindle価格
著者: 本好きのための読書会
出版社: 洋泉社
¥680 Kindle価格
2022年に「Kindleユーザーの読書習慣」を改めて整理した増補改訂版。洋泉社の紹介ページでは「電子書籍の特性と時間の使い方を両立」することを主題に、Kindleの機能(ハイライト、辞書、アーカイブ)を生かしつつ「可処分時間」を増やすツールとして再編集されたと明示。第1章ではKindleの画面構成とクラウドライブラリの活用例を示し、7章構成で読書の段階を示す。citeturn2search0
『超読書術』など高速読書本が「読む速度」を論じるのに対し、本書は「読む時間をどう刻むか」に焦点を移す。紙にはないリフロー機能やコレクション管理をフル活用することを前提とし、Kindleの機能を身につけることで「読書の繰り返し」を技術的に支える。citeturn2search0
Kindleユーザーで「読書量を増やしたい」と思いつつ時間が足りない人、紙書籍から電子化への移行を検討している読者、デジタルツールで読書記録を体系化したい研究者やライターに最適。いくつもの端末で同期しながら読書する層にとって、可処分時間の設計が直感的に実感できる。citeturn2search0
機能を細かく切り分けた章構成は、Kindleが登場してから17年経って「ようやく説明しやすくなった」感がある。辞書やメモをすばやく呼び出して読み筋を追う姿勢は、まるで自分の脳内に読書アシスタントを置くようで、読書量と質を両立したい人にとってのリファレンスになる。Kindleの特性を否定せずに受け入れ、時間を「つくる」姿勢を見せてくれる一冊だった。citeturn2search0