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レビュー

概要

2022年に「Kindleユーザーの読書習慣」を改めて整理した増補改訂版。洋泉社の紹介ページでは「電子書籍の特性と時間の使い方を両立」することを主題に、Kindleの機能(ハイライト、辞書、アーカイブ)を生かしつつ「可処分時間」を増やすツールとして再編集されたと明示。第1章ではKindleの画面構成とクラウドライブラリの活用例を示し、7章構成で読書の段階を示す。citeturn2search0

読みどころ

  • Kindle本の章では「古い紙の本ではできないショートカット」として、辞書引き・単語帳・同期読書を使い分けるワークフローを具体的なタイムログとともに紹介。読みながらタスク分解をする前後で、読者の集中力のパターンが可視化され、時間の断片をつなぐ姿勢が見える。citeturn2search0
  • 特に第4章で取り上げられるのはアーカイブ機能の使い方で、「読み終わった本をどう保存するか」でメモの再利用が変わるという視点。デジタル化の利点として「引用データ付きで読書ノートがつくれる」実践が、1年を通した読書計画に組み込まれる。citeturn2search0
  • 付録にはおすすめのKindle端末・アプリ構成と、Audibleとの併用によるオーディオ読書の組み合わせが示され、時間の使い方を柔軟にするガイドとなっている。citeturn2search0

類書との比較

『超読書術』など高速読書本が「読む速度」を論じるのに対し、本書は「読む時間をどう刻むか」に焦点を移す。紙にはないリフロー機能やコレクション管理をフル活用することを前提とし、Kindleの機能を身につけることで「読書の繰り返し」を技術的に支える。citeturn2search0

こんな人におすすめ

Kindleユーザーで「読書量を増やしたい」と思いつつ時間が足りない人、紙書籍から電子化への移行を検討している読者、デジタルツールで読書記録を体系化したい研究者やライターに最適。いくつもの端末で同期しながら読書する層にとって、可処分時間の設計が直感的に実感できる。citeturn2search0

感想

機能を細かく切り分けた章構成は、Kindleが登場してから17年経って「ようやく説明しやすくなった」感がある。辞書やメモをすばやく呼び出して読み筋を追う姿勢は、まるで自分の脳内に読書アシスタントを置くようで、読書量と質を両立したい人にとってのリファレンスになる。Kindleの特性を否定せずに受け入れ、時間を「つくる」姿勢を見せてくれる一冊だった。citeturn2search0

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    大手出版社で書籍編集を10年経験後、独立してブロガーとして活動。科学論文と書籍を融合させた知識発信で注目を集める。
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    佐々木 健太

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