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レビュー

概要

Twitterフォロワー40万人を抱える料理研究家リュウジの人気シリーズ第3弾。「料理レシピ本大賞2018 料理部門」入賞作を基に、太らないおかずに特化した100レシピを紹介する。コンセプトは「糖質オフでも味のボリュームを落とさない」「忙しくても10分でつくれる」こと。2019年以降もアップデート版がKindleで提供されており、入手後もレシピが進化している。

読みどころ

タイトル通り「クタクタでも速攻」で完成する副菜・メインを重視。枝豆の糖を排出する組み合わせや、こんにゃく麺を使った丼寄せ、調味料を最小限にする「レンジで皮パリ鶏むね」など、味の決め手を動画的に解説する。糖質を抑えながらも「がっつり味」「酒のつまみにもなる」の両立が繰り返され、調理時間と洗い物の少なさを気にする人に親切な設計だ。各レシピに「太らないポイント」「献立アドバイス」を付け、週のサイクルで調整しやすくしている。

類書との比較

従来の糖質オフ料理本は玉ねぎやにんじんをシャキシャキ切る必要があり、帰宅後にはハードルが高いことが多かったが、本書は電子レンジとフライパンの組み合わせで手早くできる。リュウジの『バズレシピ』シリーズ他巻や、白澤卓二の『糖質制限の教科書』のような理論書と比べると、理屈よりも“この食材でこの味”という即効性を重視している。低糖質の副菜を網羅した『きょうの料理』の特集とも違い、レシピの数とバリエーション、アイデアのスピード感で勝る。

こんな人におすすめ

仕事帰りにヘトヘトでも料理を諦めたくない人、糖質制限を始めたばかりで「何から作ればいいか分からない」人にぴったり。翌朝に残りをサラダにアレンジしたり、酒のツマミとして短時間で調理できるよう工夫された部分は、復職後の夜に支えになる。逆に料理にじっくり時間をかけたい人には物足りないが、忙しい生活者の救援隊として安定感がある。

感想

味付けはどれもシンプルなのに、ハーブや酢、唐辛子を少量加えることで満足感が高い。特に「枝豆とえのきの甘酢和え」「さば缶とトマトのレンジ蒸し」は、米を添えずおかず単体で十分に満足できるボリュームとコクがある。調理時間が短く、フライパンやレンジの使い分けを挟めば洗い物も減るため、週に2〜3品ストックしていてもストレスが小さい。太らない食事を考えていたところに、味のバリエーションを増やしてくれるクイックガイドとして常備したい一冊だ。

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    大手出版社で書籍編集を10年経験後、独立してブロガーとして活動。科学論文と書籍を融合させた知識発信で注目を集める。
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    佐々木 健太

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