レビュー
概要
認知療法とマインドフルネス、さらに潜在価値抽出法を組み合わせて自己探索を深めるワークブック。一人で取り組めるよう、問いかけ・日記・エクササイズを段階的に提示し、心の偏りを可視化するテンプレートがある。
読みどころ
- 第1章で「思考のクセ」を図解し、現実の出来事と感情の連鎖を丁寧に整理するワークを提供。
- 中盤ではマインドフルネス瞑想を呼吸と体のスキャンのセットで解説し、自律神経の調整と気づきへの導線を作る。
- 最終章は「潜在的価値抽出」で、自分の豊かさや価値観を掘り下げる問いを追加し、日常にムーブメントを持ち込めるよう計画する。
類書との比較
『マインドフルネスワークブック』(ヴィレッジブックス)は瞑想に特化するが、本書は認知療法と価値抽出を同時進行で組むことで、思考と感覚を両方整える構造が差別化される。
こんな人におすすめ
- 自分の感情と向き合いたい人。日々の思考の偏りを記録しながら理解できる。
- ストレス対処の習慣を作りたい人。呼吸やマインドフルネスのセットが使える。
- 心理カウンセリングの補助教材にしたい人。問いのテンプレをクライアントに渡せる。
感想
じっくり取り組むほど、思い込みのパターンに気づけて、呼吸を通じて緊張を緩めるワークが活きた。価値抽出の章は心がほぐれる体験だった。