レビュー
概要
こどもを自然な姿で撮るための基本知識とカメラ設定を詰めたマニュアル。動きの予測、光の取り扱い、シャッタースピード・連写の使い分け、構図の作り方を、実際の撮影ケースを通じて解説。
読みどころ
- 表情と背景との距離感をどう作るかを手元の高さやレンズの焦点距離で示し、「目線をもらう」「動きに追いつく」ためのフォーカス設定を紹介。
- シャッタースピードとISOの組み合わせ表や、SNS投稿向けのトリミングの手順を提供。室内・屋外の光の違いに応じたWB(ホワイトバランス)の目安も記載。
- パパ・ママが覚えておきたい「撮影のお約束」コーナーでは、安全な距離、褒める言葉、撮影後の共有方法を具体的に書き出す。
類書との比較
『キッズフォトグラフィー入門』(日経BP)は機材解説が中心だが、本書は家族の撮影に特化し、動く子どもをどう追うかのメソッドが豊富。実用的な構図とコミュニケーションの両方を提示する点で差別化。
こんな人におすすめ
- こどもの写真を毎日残したい親。自宅で手軽に試せる。
- 保育園や幼稚園の広報担当。安全配慮と映像制作にも活用。
- キッズイベントのカメラマン。動きのある場面で使えるテクニック。
感想
連写と被写体の動線を意識するだけで、ぐっと緊張感が抜けた。撮影後の声かけを本文に書いておくことで、今度は家族に見せるときに伝わりやすくなった。