レビュー
概要
『7つの習慣』を家族で共有するために書かれたファミリー版。親子で読める対話形式の章立てで、信頼、協力、双方向のルールづくりを「家族7つの習慣」として再構成。家族でワークシートを埋めながら習慣を育てることを目的とする。
読みどころ
- 第1章では「主体性を育む」ために、家族全員で「自分ですべきこと」を書き出すシートがあり、子どもが選択肢を意識する時間を作る。
- 中盤では「ウィンウィンを考える」パートで、日常の役割や家族の目標を視覚化。夫婦・親子それぞれの期待を出し合い、調整するプロセスが具体的に記録できる。
- 終盤は「刃を研ぐ」習慣で、学びや健康、信仰の時間を一緒に作るアイデアを提示し、自分たちのペースで継続する仕組み。
類書との比較
『7つの習慣ティーンズ』(キングベアー出版)はティーン向けだが、家族全体を対象に日々の協働を前提にしたワークが豊富なのはこちらのみ。実践用のテンプレートが家庭にそのまま取り込める点が差別化。
こんな人におすすめ
- 家族の対話が減ってきた家庭。ワークシートを通じて自然な会話を取り戻せる。
- 家庭で価値を共有したい人。習慣の言語化が中心なので継続しやすい。
- 親子で読書習慣を作り直したい家庭。問いかけ形式が親しみやすい。
感想
読みながら家族会議の台本ができていく構成が秀逸。子どもでも「約束」を自分事にできるので、口先ではなく自ら動く習慣になる。